葦をさがすクマ -読む,観る,会う-
専門学校に通っているときに、三つのインプット方法があると教えられた。
それが「読む,観る,会う」だ。
文字列通りの事なのだが、当然ながら何も考えずにインプットしていたら意味が無い。
自分の生活を省みたときに”観る”以外がかなりおざなりになっていると感じた。
”読む”は、これまで漫画に突出していた。
”観る”は、映像業界に関わる者として積極的に取り組んでいる。
”会う”は、休日になると途端に家から出たくなくなる性分だ。
これでは、圧倒的にインプットが少ない。
実質三分の一程度しかないわけだ。
アラサー前半戦に突入し「時間が無い」と勝手に焦っている私は、できる範囲でインプットを増やそうと考えた。
以下の具合でどうであろうかと…。
”読む”は、活字だけの本を取り入れる。
”観る”は、他人のオススメ作品を優先。
”会う”は、友人を飲みに誘う。
実際ここ数日でできることをできる範囲で始めて見た。
もちろんすぐに効果が出るものではないので、進研ゼミのような感動はまだないのだが、人生が楽しくなった実感はある。
”読む”は、まずかなり新鮮に感じる。
画が無い分、読み手の想像力によって表現の幅が広がるというのは、漫画に無い面白さであるし腕の見せ所なのだろうと感じている。
”観る”は、まだあまり実践できていない。
ただ、他人のオススメ作品を聞くようにはしていて、その人の趣味だったり、流行りの傾向が読み取れるのが非常に面白い。
”会う”は、つい先日少しスケジュール的に無理をして友人と飲みに行った。
次の日少しだけ辛かったが、飲みに行くまで,飲んでいる間,飲んでから帰るまで、色んな人を見かけることができた。
なんだろう…少しだけこれまでの自分より色んなことを知れたような気がしている。
頑張って続けてみよう。