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鈴木瞳美(≠ME)のこと
(タイトル写真は2019年9月12日中野サンプラザで撮影。イコールラブ2周年コンサートのオープニングアクト。)
鈴木瞳美は、指原莉乃X代々木アニメーション学院プロデュースのイコールラブに続く2組目の声優アイドルグループ「ノットイコールミー(≠ME)」(通称:ノイミー)の人気メンバー。
いつも丁寧なインタビュー記事を載せてくれるHUSTLE PRESSさんに鈴木瞳美の記事が出ていたので読んでみたら、…
――性格が女の子っぽくないというのは?
「私、けっこうサバサバしてるんですよね。メンバーにも『キャピキャピしてると思ってたけど、全然そんなことないね』って言われます。思ったことはズバッと言っちゃうタイプなんですよ」。
――キャピキャピできない?
「できないです……。SHOWROOMとかで『投げキッスやって!』って言われて『やりませーん!』って返したり、『そのツインテール引っ張ってもいい?』って言われて『ダメです!』って返したり」。
(HUSTLE PRESS 2020年 4月 08日 ≠ME(ノットイコールミー)短期集中連載 私服でポン! 8人目 鈴木瞳美)
ちょっと印象が変わったというか、私が勝手なイメージを思い込んでいたのかな。
上記リンクのドキュメンタリー動画では、自信がなさそうな鈴木さんに、レッスン鬼軍曹の牧野アンナ先生からの叱責は、いつも以上に厳しい。
「ただニコッとしてるだけで何にも感情がない。ここで止まってるよ。届けたいと思ってない。この先にお客さん見えてますか?」「ね、私笑ってるから勝手に見てねだよ、あなたのパフォーマンスは。」「届かない。何にも響かない。」
ただ、次の瞬間、牧野先生から意外な発言が飛び出す。「また同じこと繰り返す?」「勝負賭けてここまで来たなら、やり切りなさいって!」
そして、レッスン終了後退出しようとする牧野先生を待ち受ける鈴木の姿があり、思うようにできなくて情けないと涙を流す鈴木に、微笑みながら「アイドルがやれる環境に来たじゃない。よかったね。」と優しく声をかける牧野先生。
「でもここからだからね。がんばって!」と声をかけて立ち去る牧野先生の背中を目で追う鈴木。
以前に所属していた「ふわふわ」はメディアへの露出もそれなりにあったようだが、鈴木瞳美は最後列でMVにもほとんど映らなかったとか。
でも、牧野先生の激励が力になったのか、鈴木さんはデビュー曲「≠ME」のMVでも映るのはもちろん、ウインクするなど重要なポジションに位置づけられている。
そして、「君の音だったんだ」では、マドンナ役に抜擢された。
「君と僕の歌」でも彼女は輝いている。
「なかなか芽が出ずに君を泣かせた あの日の後悔を 忘れずに 強くなる」という歌詞は、鈴木の昔からのファンへの謝罪と牧野先生への宣言だと勝手に思い込むこともできる。
牧野先生も鈴木さんの活躍を見ていると思うが、安室奈美恵以来いろんなタレント、アイドルを見てきた彼女の目にはどう映っているのか。