なんとなくのメイクは卒業!メイクの基礎を固めレベルアップして、憧れの自分になる
はじめまして、最近メイクの沼にハマった水月です。
久しぶりに会う同級生たちとお泊りをして、朝のメイクをしていたとき話題にあがったのが「メイクってよくわかんないよね」ということ。
普段からメイクをしていますが、習ったわけではなく自己流で色を顔に乗せています。そのためいつも自信がないメイクです。
そのせいなのか、私が普通にメイクしてもすっぴんとほぼ変わらないし、頑張りすぎてしまうと違和感であふれてしまい「メイクはこんなもの。私の顔が悪い」と、メイクを一生懸命することを諦めていました。
メイクが不安なのは知識がないから
何かを始めようとするときに趣味の範囲だとしても基礎を勉強するのに、なぜかメイクだと私たちは知識があいまいなままスタートしてしまうんです。
アラサーの私がメイクを始めた10代後半のときは、現在ほど美容の情報は多くなく、断片的に得た知識を引きずってよくわからないまま10年間過ごしてきてしまいました。
ところがメイクの基礎を知ってから、自分もメイクのスキルがアップしたと感じたので、「メイクをもう少し上手くなりたい」と感じている方のために、『メイクがなんとなく変なので友だちの美容部員にコツを全部聞いてみた』をおすすめします。
メイクがなんとなく変なので友だちの美容部員にコツを全部聞いてみた
この本は、メイクに悩むマンガ家の吉川景都さんがBAパンダさんにメイクを教わる形で、メイクについての知識を教えてくれます。吉川さんの悩みが私の思っていることとまったく同じで、すべてのページで「なるほどー!」とつぶやいていました。
メイクのコツをマンガで紹介しているため、とても分かりやすく紹介されています。写真の場合では「モデルさんの顔がこうでも私は違うから」と心にブロックがかかってしまうのですが、イラストなので自分ならこういう感じかなとイメージできました。
メイクが好きで美容系のYouTubeをたくさん見ている人には、もう知っている内容ばかりかもしれませんが、私のように「メイクが上手くできないな」と思っている方に手に取っていただきたい1冊です。
メイクの基礎を知ったら好きな自分になれる
メイクをなんとなくしていたときの私は、「女性だから最低限のマナーのメイク」しかしていませんでした。BBクリームでファンデーションと下地をまとめて、ブラウンのアイシャドウを申し訳程度に塗り、リップは色付きのリップクリーム。どうせメイクをしてもすっぴんと変わりません。凝ったメイクをしても変になるだけなので、いつも同じようなメイクばかりしていました。
本当はしっかりメイクしてかわいい自分になりたかったけれど、「顔が悪いからしかたない」と考えないようにしたのです。
しかし今考えると、この状態は「デザインの知識がなくてバナーを作ってもダサいとき」と同じでした。タイトルの場所を考えるようにまゆ毛の形を考え、あしらいを付けるようにアイシャドウを塗り、色を選ぶようにリップを付けると確実にメイクが変わります。基礎ができることで、メイクは確実に楽しくなるんです。
メイクの基礎がわかると、憧れのメイクもどうしたらいいのか分かるようになります。基本ができると可愛いやかっこいいイメージが考えられるようになり、できるメイクの幅がどんどん広がるので私は憧れの地雷メイクができるようになりました。
ほんの少しのコツが大きな差を生む
たとえば、アイブロウのメイクはどうしていますか?
私は綺麗に形を作れないので、自分の眉毛にパウダーで少し足すだけでした。どこに足したらいいかもあまり分かっていなかったので、なんとなく眉全体が均一になるようにパウダーを足して顔の中でも眉が一番目立ってしまい、それを何とかごまかすために重めの前髪を作っていました。
BAパンダさんは「顔の印象は眉毛が左右する」と言います。メイクの雰囲気を変えたいときも、眉毛の書き方を変えるだけで変化が生まれてくるそうです。
実際に私もこの本を読んでから眉の書き方を変えてみました。もともと眉山がはっきりした眉でしたが、思い切って並行眉にすると一気に柔らかい印象になり、たれ目に引いたアイラインや普段のナチュラルな服装とまとまりのあるメイクになりました。周りの人に眉を変えてから「垢抜けたね」と、言ってもらう機会が一段と増えた気がします。
濃淡をつけて「きれいに生えているように見せる」
眉毛は濃淡を付けて描くのがポイント。眉頭は薄めに、眉尻にかけて濃いめに描きます。アイブロウペンシルでもテンションを変えることで濃淡が生まれます。パウダーは色が複数入っているものは、場所によって色を使い分けるといいそうです。
眉毛を描く目的は、「きれいに生えているように見せる」ことです。「毛の集まりを意識する」と言うBAパンダさんの言葉は、私のアイブロウに対する固定概念を取り去ってくれました。
ほかにも眉毛の描き方やちゃんと色が乗らない場合のチップスがさまざまあり、メイク初心者の私たちのレベルを底上げしてくれる情報が盛りだくさんです。さらにBAパンダさんは、「シーンによってまゆ毛を描き描き変えると面白い」と言います。
会議やプレゼンがある日はキリッとした眉、友だちと遊びに行くときはふわっとした眉、飲みに行くときはトレンドの眉にするなど、柔軟に眉の形を変化させると同じメイクに固執せず、その時代に合ったトレンドのメイクを取り入れやすくなるそうです。
一度「こう描くんだ」と思ったら、それ以外の描き方があるとは考えなくなってしまいますよね。そうなるとまた10年後には古いメイクになっているかもしれないので、トレンドの取り入れ方まで教えてくれるのはありがたいです。
メイクは知識でスキルアップできる
今回は「メイクがなんとなく変なので友だちの美容部員にコツを全部聞いてみた」で紹介されているアイブロウの描き方を例に出しましたが、この本ではアイメイクのほかにもベースメイク、チーク、スキンケア、そして肌悩みの隠し方など「これでいいのかな?」と思っている悩みを解決してくれます。
本の中でもBAパンダさんは「そのアイテムを使う理由」と「ちょっとしたコツ」を知れば、なんとなく変と思うメイクの悩みを解決できると話しています。
このことは、クリエイティブな勉強している方なら共感できるのではないでしょうか?勉強し始めたころは「なんとなくダサい」と感じていたものが、ほんの少しの基本を知ることでレベルアップした経験はありませんか?
それと同じようにメイクも基礎の知識を知ることで、格段にレベルアップできるようになります。少し知識があると、インスタで見かけたメイクやYouTubeで紹介されていたメイクの再現が自分でもでき、メイクがどんどん楽しくなります。
今までは「自分の顔がきれいじゃないから、こんなメイクは似合わない」と、思っていたようなメイクにも挑戦してみたくなりますよ。
コツを知ったら、夜に練習してみよう
知識と一緒に練習もメイクには大切です。アイブロウを描くのも、ファンデーションを塗るのも実際にやってみて付ける量や手の動かし方に慣れていく必要があります。最初のころの私は、家に帰ってパウダーでテカリを抑えてからポイントメイクの練習をして、洗顔をするようにしていました。夜なので人に会うこともないので思いっきり失敗しても大丈夫です。
今まで「自分はメイクが似合わないから」「よくわからないから」と、メイクから距離をおいていた方が、この本をきっかけにメイクの第一歩を踏み出してもらえると嬉しいです。
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