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俳句賞入選とテレビと身の丈問題ふたたび

また、回遊魚です。

ぐるぐるとマグロが頭の中で旋回しています。

何の話だ!と思う方はもしお時間がありましたらこちらの記事をどうぞ。

春ごろに息子がいじめにあった時の記事を書かせて頂いたことがありまして、その記事がnote編集部の「育児の記事まとめ、公式マガジン」と「今日の注目記事」に選ばれました。

私はその事を自分なりにおもしろおかしく書くことで、自分の身の上に起こったことについて何とか平常心を保とうとしていました。

でも、これを再読すると保てていなかったような気もします。
でもそんな事はどうでもいいのです。
この記事で私は、とても尊敬している素敵なnoterさんと出会うことになりました。

この「身の丈に合わない」の記事を読むと、その方の事を思い出してしまいます。私にはもうnoteにいらっしゃらないnoterさんや名前はあるけど、記事が更新されない方も含めて大切な方が3名います。...ちょっと話がそれてしまいましたね。
(この3人がわかる方は私とかなり長いお付き合いか相当なくまさんマニアだと思います。2人目と3人目はアイアンマンが意外と共通事項だったことに今気づきました。最近1人目の方の事を不意に思い出します。アカウントは残っているので届かなくていいお手紙を記事として書こうかなとなんとなく思っています。)

さて、話を戻しまして

身の丈問題の一つは俳句です。

先日「白杯みんなの俳句大会」に参加させて頂きました。懇意にさせてもらっているすみかさんの記事を読んで何の気無しに参加したのです。

その結果、なんと!つる賞を頂きました!

つるさん!選出して頂き、大変恐縮しております。拝見した時は思わず己の目や頭を疑いました。でも、何回読んでも書いてある...。しかも素敵な講評まで....。ちょっと講評を転記させてもらいます。

私の選ぶ句の中では、
もっとも俳句然と
思われる作品でした。

みんなの俳句大賞、
決勝ラウンドまで進まれました。

気持ちは語られず、
ただ景だけを詠み留めたことで、
園児への想いが
まざまざと感じられ得る、
すてきな一句です。


コスモス(茎など)は揺れやすい。
そよと吹く風までも
想像したくなります。

園児とコスモスの丈の
違いをも想わせます。

実際に見たままを、
そのまま詠まれたとも
取れますし、
どこか懐かしい、
セピア色の
スローモーションの
映像シーンでも
見ているかのような、
視覚的で想像力のあふれる
俳句の基本に忠実な
優れた一句と、
採らせていただきました。

外せない俳句でした。
おめでとうございます!

本当に嬉しいです。一語一語を大切に読ませてもらいました。
そして、この句は私の力ではなくて、園児たち、利用者さん、全ての繋がりから生まれています。なので、賞を頂いた時は私の亡き師匠に献杯したいと思い、お酒を久しぶりに飲ませて頂きました。

つるさん。あらためましてありがとうございました。そして、大会を運営されていた方、参加されていた方、投票して下さった方、全ての方に感謝をお伝えします。

余談ですが決勝戦当日は、スキを頂いた数に驚いていました。

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決勝戦締め切りの時間にスクショさせてもらったのですが

私2位じゃん!!!


と、内心思ってました。うふふ。たまには褒めよう。よくやったぜ。自分。


身の丈問題の2番目にうつります。

先日、うちの会社に某日本放送協会(←せいいっぱいのわかりにくいぼやかし方)の撮影の方が来ました。

こちらの記事の方がいらっしゃったからです。

私たちの会社で関わらせて頂いている方たちの中に同じ病を抱えている人たちがいらっしゃいます。

関わらせている中で、制度上のことで、市役所などの行政の方たちとやり取りをさせてもらっているのですが、なかなか思うような介護の支給時間を頂けなかったり、スムーズにすすまない場面が多かったのです。

この記事に登場されている太田守武先生は医師の免許や経験がありながら、数年前に難病と診断を受けて、同じ病を抱える方などの相談や講演会などで積極的に活動をされています。

家族や友人、医療・福祉従事者の仲間の励ましもあり、2017年には、NPO法人「Smile and Hope」を設立。無料医療相談や、看護師・介護士らと訪問介護事業に取り組んでいる。(記事より引用)

その太田先生が今回は私たちの悩みに付き合って下さり、交流の機会を持ってくださるということで、遠方からはるばると私たちの会社がある事業所に訪れて下さいました。

私は当日自分の訪問業務もあり、訪れた時には立ち会えずに外出していましたが、会社に帰社するとすでに先生がいらっしゃいました。
入室した私をやさしい眼差しで見つめてくださり、今回同行されていた看護師さんに名刺をお渡ししながらご挨拶をさせて頂きました。(コミュニケーションは太田先生が考案したWアイクロストークという手法を取り入れていらっしゃいます。映画の「潜水服は蝶の夢をみる」と似ているなぁと見ていてちょっと感動しました)
「くまもん」のかわいいマスクをされていたので、私は思わず、熊本で同じ業種の会社を経営されている仲の良いnoterさんの事を話しました。その話も見つめながら聞いて下さいました。

その後交流会が開かれ、パラリンピックの聖火リレーに参加した時のトーチを見せてくださったり「僕が来たからもう大丈夫」「なんでも相談にのるよ」というあたたかいことばをかけて下さいました。本当に嬉しい想いでした。

その様子を某日本放送協会の方が撮影されていったという訳です。

今回太田先生が訪れて下さったことで、私たちはかなり安心しましたし、また新しい交流の輪が広がる機会になりました。まだまだここがスタートであると思いますので、地域の方たちがあるがままで住みやすく過ごせるよう伴走していきたいと思います。

また、当事者の目線から「こまめにリハビリテーションを行うことの大切さ」を話して下さったので、私も自分の業種の勉強ももう少ししていければいいなぁと改めて痛感した一日でした。

身の丈にあっていない事が続き、私の頭にまた回遊魚がぐるぐると回っていましたが、今回は前回よりもなにかに導かれているような気持ちが強くありました。

訪れたチャンスを逃さないように、また楽しめるように、日頃から「いつでも動ける」姿勢や状態を作っておくことが大切なのかなと近年は感じています。

そのために、またコツコツと積み上げていきたいですし、それを許してくれる環境や仲間に感謝しながら過ごしたいと思っています。

もちろんその仲間にはここにいるnoteで交流して下さる方たちも含まれておりますので、これからもよろしくお願いいたします。


サポートは読んでくれただけで充分です。あなたの資源はぜひ他のことにお使い下さい。それでもいただけるのであれば、私も他の方に渡していきたいです。