オフロと私とオフロ的生き方
※完全にゲームの話なので、関心のない方は申し訳ないのですが、ドーナツとか豆大福とかおいしいものでも食べながらごゆるりと他の記事をお読みください。
最近、スプラトゥーン3というゲームにはまっている。
『スプラトゥーン3』は、任天堂より2022年9月9日に発売されたNintendo Switch用アクションシューティングゲームである。
私は幼少の頃から良きゲーム仲間に恵まれていたので、友達や妹たちと日々ゲーム三昧の毎日を送ってきた。
そんな私は、アクションゲーム、シューティングゲームは、実は大の苦手である。
例をあげると、マリオとかも苦手である。何とかそこそこはプレイできるが、プレイスタイルに思い切りの良さがないので、ここぞという時にミラクルなプレイをたたきだしたことがない。
私の妹がアクションゲームは得意だったので、彼女がプレイする様子を眺めている方が私は好きだった。
シューティングゲームはグラディウスぐらいしかやらなかったが、反射神経や動体視力が悪く、瞬時に敵の位置を捉えられないので、またたくまにやられてしまう。そんなに好き好んでシューティングゲームをやった試しがない。
ゲームものんびり戦略的にやるもののほうが、好きだし得意なのはわかってはいた。パズルゲームとかRPGゲームの方が好きなのである。
そんな私がなぜ苦手要素満載のゲームに取り組んでいるのか。
一番は娘の存在があること。
もともとは彼女がスプラトゥーン2から楽しんでプレイしているのは知っていた。
彼女はゲームのアクション要素に加え、ゲームのキャラデザや物語にも非常に魅力を感じていた。
今回ゲームを始めるにあたり、娘は私に対してかなり協力的であり、なおかつ嬉しそうな雰囲気も醸し出している様子が見てとれた。
「これができてない」「もっとこうした方がいい」というアドバイスから「ここはよかった」「がんばっている」というお褒めのことばや「この設定がなぜこうなっているかというと....」「このキャラクターとこのキャラクターは実は....」などの雑学的なものまで、詳しく私に話してくれる姿が嬉しい。
それがかなり原動力にはなっている。
あとはnoteのお友達の方がお誘い頂いて、共にゲームを楽しんでくれていること。それも私にとっては苦手なゲームを続ける大きな理由にはなっている。皆さんやさしすぎるほどやさしいし、それぞれがそれぞれにいろいろな場面で助けられる場面も多いのだ。
スプラトゥーンというゲームでは「ブキ」というものを使用して、相手のチームと勝敗を決めることになる。私の使うブキは「オーバーフロッシャー」という通称「オバフロ」または「オフロ」と呼ばれるものだ。
まあ、オフロだ。
ちゃんと手すりもついてるのだ。(リハ視点で見ても浴槽から立ち上がりやすく非常に親切なオフロである)
私はエイム(照準)を合わせるのが苦手だ。
練習しろよ!って話なのだが練習しても下手くそぶりは相変わらずである。
このオフロさんは中距離射程で、泡がコロンコロンと残るのが楽しいのである。この泡やアメフラシという技で思わぬ相手を倒していることもしばしばある。ぶっちゃけラッキーキルがけっこうある。
2からずっと使っていて思うのは
「こいつはキル(相手をやっつけること)を積極的に取りに行けるブキではない」
ということ。
youtubeとかで上手なオフロ使いの方が動画をあげていたりするが、割と後衛の方にいる時間が多い。
ヤグラとかは積極的に乗れ!とか言ってる人もいらっしゃるが、どちらかというと他のメンバーのサポート(足場を作る、攻撃に合わせて後ろから援護する)にまわる方が良いらしい。
とはいっても生き延びなければサポートも何もへったくれもない。
弱いのは相手が迫ってきて、キルの速度が速いブキと対面した時だ。
「もう無理もう無理!」とぶつぶつ言いながら距離を取ろうとしてデス(やられる)してることが圧倒的に多い。
ひどいと1人も倒せないまま、試合が終わることもある。そうなると、仲間に対しての罪悪感たるや、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。その場で洞窟に閉じこもって冬眠したくもなる。
やっぱりこういうの苦手だよな〜と心から感じるのだ。
しかし、天の岩戸のように、娘やお友達は「ドンマイ」とやさしくまた岩の向こうから光をかざしてくれるのだ。
おずおずと出てきてまたゲームをする。この繰り返しになる。
オフロじゃないブキを練習すればいいじゃないか!という考えもある。
他のブキをたまに持つこともあるが、なんだかオフロみたいに楽しいまでいかないのだ。
そして、私はもともとオフロみたいな生き方が好きでここまで生きてきた。
メインははらない。サポート人生。誰かの後ろでいろいろ動いている方が好きなんだ。
私に足りないのは生き延びる丹力。
土壇場の技術力。
まわりを見渡す余裕。
いざという時のやってやるという積極性。
あとは戦略や知識。
あまり勝負にこだわらず楽しければいいやという性格も災いしていると思う。
でもこれは直らないかもしれない。でもせっかくやるなら上達はしたいよねと思う。そしてやっぱり足を引っ張り続けたくない。
また、娘と友達のアドバイスを受けながら、鍛錬していきたいと思う。
押忍!
気分は戦闘隊員である。
特にクマサンのサーモンランはそのような気分で挑んでいる。
以上、今日は最近のゲーム話でした。ここまでお付き合い頂いた物珍しい方はありがとうございました。
ゲームも人間性が出るんだなぁとあらためて思っています。
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