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くま読書

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本を読んで思ったことを、うんうんうなりながらつたないことばでアウトプットしているもの。考えすぎて鼻からシャケが出たり、耳からはちみつが出そう。(※あくまでもイメージです)
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2021年3月の記事一覧

くま読書 ほんのちょっと当事者

先日「当事者」について少しこの記事で触れました。 私はそこで当事者の階層性や分断についてほんの少し書き記したのですが、その時に脳裏をかすめたのが、以前読んだこの本のことでした。 ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、 看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を 「自分事」として考えてみた。 「ここまで曝すか! 」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ (Amazon紹介文より) 1.誰しもが「ほんのちょっと当事者」この本の作者青山ゆみこさんは題名の通り「ほん

アッチョンブリケを身にまとう

GUでブラックジャックとのコラボTシャツが発売されたのは昨年の6月。 私は私の子ども(第1子)にTシャツを購入した。 こんなやつ。 「アッチョンブリケ!」とは登場人物のピノコがよく言うセリフだ。 何か思わぬことが起きると、ピノコはアッチョンブリケを連発して、訪れてしまった困難たちを、愛する先生と共に乗り越えていく。 子どもはこのTシャツを気に入ったようで、夏休み中はアッチョンブリケTシャツを着ている姿をよく見かけた。 私たち親子の間には共通して読んでいるマンガがい