田舎ならではのコミュニティ

東北の片隅でママライターをしている、とまとまとです。

私が住んでいるところは、超田舎。
よく言えば、自然豊かで人との関わりが深い。
悪く言えば、近くに娯楽施設は少なく、近所付き合いがうざい。

今日は、「女性会」の役員会がある。

「女性会」とは、嫁たちが地域のいろんなことをする集まりのこと。
あえて「嫁たち」といったのは、未婚の人は入らないという暗黙のルールがあるから。
最近の「嫁たち」は、「女性会に入らなきゃいけないなら、家から出る(同居解消)。」と言うらしい。

正直、うらやましすぎる!!
私は、嫁に来て子ども産んで。地域の右も左もよくわかっていないのに、義母との代替わりで入った。有無を言わさず、ミカン箱を持って挨拶に行ったのだ。
そして、順番が回ってきて今年度役員になった。

もちろん、コミュニティとしては素晴らしいものだと思う。
地域の人と知り合うきっかけになるし、女が数人集まれば話はいつだって盛り上がる。

でも今は、自分の時間を犠牲にして地域のために貢献しようと思う人は少ない。働き方も、スポ少も、部活も、孫育ても、昔とは違う。
役員になれば、月1回の総会に出なければいけないし、会費の集金やら文化祭やら廃品回収やら、なにやらかにやら。

はい、めんどくせー----------

私はママである。2歳と小学2年生の母親だ。
夫が単身赴任の時期は、平日だろうが何だろうが役員会や行事に連れていく。
だって、「私たちもそうしてたから~」と言われるから。

はい、めんどくせー-----------

時代は令和だ。昭和でも平成でもない。
田舎の「昔からこうしてた」も、そろそろ卒業していいんじゃないかと思う。

そんなことを考えながら、(若い人は発言権がないから)今日の役員会の議事録をとってくる。
がんばる。

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