元修養科生のさえない日記6(イヤホンとフン)
イヤホン。
ワイヤレスのイヤホンをしてYouTube聞きながら寝ている。修養科の頃もそうだった。それで、起きるといつもイヤホンが枕元のどこかにあって、それを毎朝拾うのが日常になっている。
ある日、いつものようにイヤホンを拾うと耳に当たる部分の柔らかい丸いのがなくなっていた。たまにイヤホンの上に乗って寝返りをうってしまってなのか、取れることがあったのでイヤホンの近くを探した。ない。どれだけ探してもない。少し冷静になると、耳に違和感があることに気がついた。耳の中に柔らかい丸いのが入ってしまったようだ。指を使ったり自分で耳かきを使って取ろうとしてもダメ。親にお願いして耳を見てもらうと案の定入っていた。親にお願いし、耳かきを使って取ってもらうことに。
そういえば子どもの頃も耳にエアガンの弾を入れてしまって取れなくなったことがあったなあ。その時は綿棒の先端に瞬間接着剤つけて取ってもらったっけ。
フン。
ある日、車で出かけることになった。車に乗り込むとすぐに違和感がある。早朝の新宿駅周辺みたいな感じで、なんか気持ち悪い。急ぎでもないしすぐに車を出さず、いろいろ原因を考え、靴の裏を恐る恐る見てみる。付いていた。フン。すぐさま車から出て靴と車のゴムのシートを水洗い。どうして踏んでしまったのか、後始末を済まして車に乗るまでの道をくまなく見ていたら、車のドアのすぐ目の前、冬で色が薄くなった芝生の上にこれまた薄い色のフンがコロンと。
そういえば子どもの頃もフンを踏んでしまってそのまま車にのったことがあったなあ。
さえない日常をおくっている。けど、実家に住まわせてもらって2週間ちょっと、なんだかんだいろんなことが起こる。しかも、子どもの頃と同じような事を大の大人がしてしまっている。笑える。