ビジネス本を読んだ記録
お疲れ様です。
たぶん、あふれちゃうので本と論文の読書記録を2つに分けてみました。
くまきちの興味分野は、プロジェクトマネジメント、教育、経営なのでそのあたりの本を読んだら記録することにします。
詳細は、読書メーターを読んでねー。
https://bookmeter.com/users/36631
【001】プロジェクト組織における感情マネジメント(藤田晶久、星雲社)
2021年8月8日
リスペクトしている方の推薦図書にあったので読んでみましたが...。
こりゃなかなか難しいですね。コンピテンシ、というより、これはプロジェクトマネジメントにおける「感情」の影響そのものを捉えてます。が、どうでしょう、ちょっと腹落ちできない感じです。ウーム。
【002】グラウンデッド・セオリー論(木下康仁、弘文堂)
2021年8月10日
質的研究では必ずと言っていいほど使われるGTAについての本。
6つほどの流派について、お家騒動?も含めて解説されている。
で、当然それぞれの流派の内容についても説明されていますが、これがなかなか複雑。そもそも比較を目的にしていないようなのできれいにまとまってない(まとめられない?)。
といいつつ、読み進めていくとなんとなくわかった気になるからアラ不思議。
現在使われているのはM-GTAだと思いますが、この本を軽く読んで、次に専門書、というのがいい気がします。
【003】品質重視のアジャイル開発(誉田直美、日科技連)
2021年8月11日
「品質重視」とある通り、アジャイル開発を品質保証(QA)の観点からアプローチしています。
アジャイル開発は「自己管理型」の開発手法なので、なかなか第三者検証を取り込む文化にないと思います。そこを企業として、組織としてどのように担保するか、という目線で書かれていて、とても参考になりました。
Doneに目をつけるのは、ちょっといい感じです。
【004】実践!アジャイルプロジェクト管理(長瀬嘉秀、技術評論社)
2021年8月12日
アジャイル開発における課題について様々な視点から整理されています。
体制のところ、管理者が、指揮命令者と支援者の二律背反に悩む、というのは、サーバントリーダーシップ、という考えを持ってくればうまく収まるのかも。
一方で、自分の課題であるプロジェクトマネジメントの推進役、については、実質的にメンバーからマネジメントを求められているのであれば、やらざるを得ないのかもなあ。
アジャイルに関するプロジェクト管理については、いくつかの例を挙げているだけで、あまり体系化されていないです。
後半はツールの使い方になっていて、ちょっと残念な感じでした。