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Valuable Words #2 心理的安全性

僕が副業でやってる企業研修講師
講義/研修してきたポイントを簡潔に書きます
今回は心理的安全性 /Psychological Safety

心理的安全性の定義

心理的安全性は、Google社のWebsiteでは、以下のように定義されている

"心理的安全性: 心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。"
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness#identify-dynamics-of-effective-teams

個人の認知なので、安心して何でも言える環境、それに対する認知というコト
強いチームには欠かせない要素ですね

心理的安全性の利点

メンバーが自由闊達にコミュニケーションを図るので、当然強いチームになる
ヌケモレ無く、すべての選択肢を公平に議論でき、アウトプットもより良くなる

年齢も役職も社歴も発言の自由度を制限する要素にはならない
みんなが正しいと思えば、発言できる
人によっては耳障りの悪いコトもある
仕事の結果やチームのアウトプットがより良くなるコトを目的とした発言なら歓迎される


心理的安全性の高いチームに必要な要素

心理的安全性の高いチームを作るには、以下の要素が必要と心理的安全性の提唱者のHarverd Business Schoolのエイミーエドモンドソン教授は説明している

Frame the work as a learning problem, NOT an executional Problem (課題を学びの機会と捉える)

強いチームは、「その同じ課題を将来起こさない為に、他の誰かが同じ課題を繰り返さない為に」という視点で議論する
誰かを責める、責任論を議論するコトを優先しない

Acknowledge your own fallability (失敗は起こる前提で仕事に取り組む)

人間は間違いは起きるモノ、ミスは起きるモノ
そう最初から捉えておけば
○問題が起きないようにする
○起こったら、その影響を最小限にする
○今後起こらぬようにする    
と学びの機会に変えられる
なので、「仕事はちゃんとやって当たり前」ではないというコト

Model curiosity (些細な変化に興味を持つ)

たまに感じる仕事上の違和感に課題は潜む
なので、小さな違和感、小さな変化にも興味を持つことも大切というコト

僕の感じるもう一つの要素 Autonomy 自律性

エイミーエドモンドソン教授の要素に一つだけ足すとしたら、Autonomy 自律性が必要と思う
チームとそのリーダーに現場管理を完全に権限委譲されていて始めて心理的安全性の高いチームを作れると感じる
リーダーの上司がたまに介入してくると、それは任せられていないという認識が出る
結果、自主性は削がれ、心理的安全性にはつながらない

最後に

僕はこんな感じで研修で話してくる
評価と人事権が上にある以上、なかなか自由に何でも言い合うのは難しい
でも、そんな組織で働けると楽しいだろうなと思う

僕のいたこれまでの組織は、自由はあるが結果に厳しい
短期的で、容赦のない人事を受けた経験は、どうしてもトラウマ的に抜けないこともある

でも、もう一度信じて、楽しくポジティブに働いて見たいなー🍀と感じる近頃の僕


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