老人介護の仕事について②
老人介護には三原則というものがあります。
①生活の継続性
できる限り在宅で、それまでと変わらない暮らしができるよう配慮する。
②自己決定の原則
高齢者自身が生き方・暮らし方を自分で決定し、周囲はその選択を尊重する。
③残存能力の活用
本人ができることまで手助けするのは能力低下を招くから、やってはいけない。
その上で、老人介護の仕事についてみていきます。
老人介護の仕事には大きく分けて2つあります。
・身体介護
入浴介助や食事介助、排泄介助などの、要介護者の身体に直接触れる介助。
・生活援助
掃除、洗濯、買い物、ベッドメイキングなどの身体に触れない生活サポート。
その他にも、
・レクリェーションの企画・実施
・リハビリや健康管理
・見守り
・入居者の家族への連絡や対応
・医療機関を受診する際の送迎や付き添い
などがあります。
老人福祉施設にもいろいろありますので、私が勤めている特別養護老人ホーム(特養)
での仕事内容を中心に書いていきたいと思います。
今回は、老人介護の内容としてまず浮かぶ、身体介護についてです。
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