たけやん
老人介護の仕事は、よく知られていないことも多いと思います。 実際に働いているものとして、その様子などをご紹介します。 日誌とありますが、毎日の出来事を週2回程度書いていきたいと思います。 気軽にお立ち寄りください。
ネガティブなことが多い時代に、希望を見いだせる言葉や物事、情報,などをまとめていきます。 週1本程度、更新する予定です。
140字以内の小説を集めました。毎週更新していきます。
60代からやってくるいろんな問題としての健康やお金あるいは終活等、生活に関わること、読書や映画などの趣味、イベント事など、自分なりに書き綴っていきたいと思います。
ショートショートやエッセイ、詩等の創作をまとめています。 自分なりの言葉を大事に綴っています。 どうぞお立ち寄りください。
あれっ?
人間は自分が考えた通りの人間になります。 お金がほしいなら、ほしいと思うこと。 まずは、自分の専門分野の学びを始め、 最終的には人間理解のための勉強をして人間性を高めるのが大事です。 豊かな人生よりは豊かな人間になりなさい。 なぜなら、豊かな人間こそが豊かな人生を築きあげるからです。 天職は誰かに与えられるものではなく、 自分で天職に育てていくものです。 そして、人生を楽しんでいる人に失敗者はいません。 そのためにも、「学び」が大事です。 学びは、リターンが
老人介護には三原則というものがあります。 ①生活の継続性 できる限り在宅で、それまでと変わらない暮らしができるよう配慮する。 ②自己決定の原則 高齢者自身が生き方・暮らし方を自分で決定し、周囲はその選択を尊重する。 ③残存能力の活用 本人ができることまで手助けするのは能力低下を招くから、やってはいけない。 その上で、老人介護の仕事についてみていきます。 老人介護の仕事には大きく分けて2つあります。 ・身体介護 入浴介助や食事介助、排泄介助などの、要介護者の身体
雨上がりの水たまりで息子がはしゃぐ。 ぱしゃ。やめなさい、水がかかるだろ。 ぱしゃ。だからやめなさい。 息子は笑いながらはしゃぐ。 私はだんだん真顔になる。 ぱしゃ。こらやめないか。 息子もだんだん真顔になる。 ぱしゃ。やめろ。 ぱしゃ。いいかげんにしろ。 両方肩で息をする。 誰か止めてくれないか。
あなたはコーヒー派ですか?紅茶派ですか? 私は、どちらかというとコーヒーを飲むことが多いです。 たまには、と思って紅茶を飲んでも、すぐにコーヒーを飲んでしまいます。 飲みたくなるんですよね、すぐに。 どうしてかなと思って、調べてみました。 1.コーヒーの起源 コーヒーの起源は、9世紀のエチオピアだと言われています。 飼っているヤギが興奮して飛び跳ねることに気づき、 山腹の木に実る赤い実を食べたためだとわかりました。 そして眠気覚ましに利用されるようになりまし
いつも父の背中を見ていた。 その大きな背中はとても広くて、 見ているだけで安心できた。 ボクは成長するにつれて、 その背中を追いかけるようになった。 そして追いつき追い越したくなった。 しかし、永遠に追い越すことはできなくなった。 背中しか見ていなかったボクは、 遺影以外の父の顔を知らない。
秋の夜長は、虫たちの音色を聞くためにある。 まるで交響曲のような、厳かな合奏。 時折挟むインターバルの後の、一気の大合奏。 これは、やがて訪れる静かな冬に向けての、 壮大なクライマックスである。 小さな虫たちの渾身の音楽。 中でも‥‥ 妻の声。 「何でもいいから早くご飯食べて。片付かないでしょ」
最近「お金に感謝する」という言葉をよく聞きませんか。 キャッシュレス化が進む中で、お金は画面上の数字としての意味合いを強めています。 お金は、私たちの生活にはなくてはならないものです。 食費や生活必需品、また電気やガスなどの公共料金、生きていくためには必ず必要になるものです。 また、お金があることにより、趣味や旅行など生活を豊かにすることができます。 精神的にもゆったりと毎日を過ごすことができます。 では、私たちはお金に感謝したことはあるでしょうか。 労働の対価
2024年10月17日、俳優西田敏行さんの急逝が報じられました。 自宅のベッドで冷たくなっているのが発見されたそうです。 病死とみられるとのことです。 本当に急なことで驚きました。9日には、映画「劇場版ドクターX 」の完成報告会見で元気な姿を見せていたとのことです。 本当に残念です。76歳はまだ若いですよね。 名俳優と称される西田さんですが、苦労人でもあります。 1947年、福島県郡山市の今井家で生まれた西田敏行は、 幼い頃に父を亡くし、のちに母が再婚したため、
彼は常にアップデートしている。 第一印象が大事だからと、毎日外見を変えてくる。 「今日は髪の毛金髪にしたよ」 「今日はまぶたを二重にした」 何でこうなったんだろ。育て方間違えたかな。 私はゲームのリセットボタンを押した。 暗くなった画面に、今日変えたばかりの金髪で二重まぶたの私が映った。
9月30日、山藤章二さんが亡くなった。87歳、老衰だった。 山藤章二さんといえば、「ブラックアングル」だろう。 1976年から45年近く続いた、週刊朝日の名物連載だ。 政治家や芸能人の風刺似顔絵である。 それは一番最後のページに載っており、 「週刊朝日を後ろから読ませる男」とも言われた。 1937年、東京目黒で生まれた章二は、4人兄弟の末っ子で、 父は章二がうまれてすぐに亡くなったため、母が働いて一家を支えた。 小中学校時代は特技もなく、絵とは無縁だったが、
ネット配信で「ロストケア」という映画を見た。 デイサービスで働く若い男性が、実は40人以上の老人を殺していた話である。 非常に優秀な介護士の主人公は、新人からも尊敬される存在だった。 ある日一人の老人が亡くなった。 そしてその事業所の代表が変死し、警察が捜査に入る。 その結果、その事業所のサービスする老人が40人以上亡くなっており、 そのほとんどに主人公の関与が疑われた。 検事の取り調べが進むが、そこで明かされる主人公の過去と、 そこから生まれた考え方に、驚愕
私は令和2年2月にこの職に就いた。 介護の経験も資格もない私が、どうしてこの職を選んだか。 前職で小売業に従事していた私は、数字(売上)を追いかけることに疲れ、 職を離れた。 50代半ばでの職探しは難しく、結局介護の仕事になった。 それは、人と向き合う仕事がしたかったのと、人手不足の業界であるため、 雇ってもらえるのではないかという不純な動機だった。 もちろん、不安がなかったわけではない。 何よりも、他人の下の世話ができるだろうかと思っていた。 私は、最初派
朝晩涼しくなってくると、秋の気配が漂ってくる。 おいしいものも増えてくる。 子供たちが言う。 「私は焼き芋がいい」 「僕は栗がいいなあ」 俺は当然サンマだ。晩酌にいい。 妻が言う。 「食欲の秋よね。これから食べ物がおいしくなって太っちゃう」 息子が言う。 「じゃあママんとこには、もう秋が来てるね」
父はよくリモコンで机をトントンする。 「あの番組を録っといてくれ」 えー。 父の頼みを嫌々する。 「ボタン押しても反応しないじゃん」 「そんなことないだろ」 父が押しても当然ダメ。 父はまた机にトントンする、強めに。 すると押したら反応した。 「直ったじゃないか」 そして父の大事な映像は全て消えた。
累計100万部突破の、汐美夏衛のベストセラー小説です。 学校や家庭に不満ばかりの百合は、 母親と喧嘩して近所の防空壕に逃げ込みます。 翌朝目覚めると、そこは1945年の戦時中の日本でした。 偶然通りかかった彰に助けられた百合は、 町の人々や彰の仲間たちと出会い、 徐々に彼の誠実さに心を魅かれていきます。 しかし、彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命でした。 今では当たり前のことが、許されなかった時代に出会った2人。 人を愛すること、大切に思うこと、共