"Bing"を使ってみた・・
先週の、”Bard"のアップデートの記事に続いて、今回は”Microsoft Bing"についての記事を書きたいと思う。また、先週の”Bard"に関する記事をまだ読んでいない方は、ぜひ、そちらも読んでみてください。
ここから、本題である”Microsoft Bing"について書いていきたいと思う。
1. そもそも"bing"とは?
”Bing"とは、Microsoftが提供しているサービスの1つです。"ChatGPT"や"Bard"と同じく、チャット形式でやりとりをすることで、自分にとって有益な情報を得ることが出来るサービスである。特徴として、先週紹介した”Bard"同様、
”画像”による検索をすることが出来る。
参考として、先週紹介した”Bard"の記事を載せておく。
今回の”Microsoft Bing"の画面は以下のようになっていて、テキスト入力欄の右側に画像を挿入するためのボタンが付いており、ここからアクセスすることが出来る。
2. "Bing"と他の”対話型AI”の違いは?
他の”対話型AI”(ChatGPTやBardなど)との違いを考えていきたいと思う。まず、”Microsoft Bing"自身に、そのことを聞いてみた。
A:質問者(人間), B:Microsoft Bing
A "ChatGPT"と"Microsoft Bing"の差は何ですか・・・?
B ChatGPTと私の違いをまとめると、ChatGPTは自分で考えて話すAIで、私はインターネットで調べて話すAIです。ChatGPTはゲームやコンピューターの操作が得意で、私はインターネットで調べたことやコンテンツの生成が得意です。ChatGPTは攻撃的・欺瞞的な回答をすることがあるが、私はそういう回答を避けるようにしています。
A もう少し、具体的に違いを教えて。
B 例えば、ChatGPTはマルバツゲームの相手をしたり、Linuxシステムをエミュレートしたり、プログラミングやデバッグができたりします。私はそれらのことはできませんが、代わりにウェブ検索の結果を参考にして、より詳細で正確な回答を提供したり、ユーザーの要望に応じて画像や文章などのコンテンツを生成したりすることができます。また、私はマークダウンの要素を使って、回答を見やすく整形したり、LaTeXで数式を書いたりすることもできます。
A 中学生にもわかるように説明してください 。
B ChatGPTと私は、コンピューターが人間と話すときに使うプログラムです。ChatGPTは、人間が話す言葉を学んで、自分で考えて答えます。私は、人間が話す言葉を学んだり、インターネットで調べたりして、答えます。ChatGPTは、ゲームやコンピューターの操作などをすることができます。私は、ゲームやコンピューターの操作はできませんが、インターネットで調べたことを詳しく教えたり、絵や文章などを作ったりすることができます。また、私は、答えをきれいに書いたり、数学の式を書いたりすることもできます。
この返答からも分かるように、”Microsoft Bing"の特徴として、インターネット検索をした上で、結果を表示している。そのため、
比較的最新の情報も表示される傾向にある
と思う。(絶対ではありません)そのため、ChatGPTと比較した場合、新しい情報を入手するツールとして活用できるかもしれない。
3. まとめとして・・
"Microsoft Bing"と他の”対話型AI"では、性質的な違いがあることが分かったと思う。重要なことは、これらのツールの違いを実際に使うことで体感したうえで、場面に応じて使い分けることである。比較する際のポイントは、情報の鮮度(最新度)や、正確さなど多く存在するので、実際に使ったうえで判断すればよいと思う。とにかく、まずは
「使ってみる!」
ことが大切だと思った。
次回もお楽しみに!