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FanGrowth3期目を迎えて、各メンバーは何を感じているのか 〜FanGrowth Advent Calendar 2024〜
エキサイト株式会社でウェビナー支援のソリューション"FanGrowth(ファングロース)”の事業責任者をしている大熊です。
今回は初の試みとしてFanGrowthチームでアドベントカレンダーを開催することになり、トップバッターとして「なぜアドベントカレンダー?」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
FanGrowth3期目を迎えて
FanGrowthはお陰様で今年7月に3年目を迎えることができ、登録企業数も1300社を突破しました(※無料コミュニティ登録企業数)。
2022年にエキサイトの新規事業として起案した際には3名しかいなかった組織人数も今では20名を超える規模に成長しています。営業 兼 コンサル 兼 事業責任者 兼 マーケで事業を立ち上げた時が懐かしい。この辺りは今後のnoteでも書いていく予定です。
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事業フェーズとしては、【ターゲットの抱えている課題を解決できるソリューション】にはなり始めている状態で、顧客状況に関わらず一定の成果はご提供できるようになっている、いわゆるPSFは迎えられたと感じています。
今期からはPMFを目指し、
・今まで人的に提供していたバリューをプロダクトに落とし込む
(改めてのMVPを構築しPDCAを回す段階)
・CSMを正式に立ち上げ、上記のプロセスを高速で回転させる
・第一想起を取るべく、ブランディングを向上させる
この3点に注力し始めている、そんなシリーズAのような事業だと思って頂けるとわかりやすいかと思います。
なぜAdvent Calendar?
そんなタイミングで今回弊事業ではAdvent Calendarを開催してみることにしました。なぜAdvent Calendarをやろうと思ったのか、を少しご紹介できればと思っています。
公的なプロダクトとしての顧客課題をどう捉えるのか?
事業として紆余曲折はあるもののじりじりと成長はしていたFanGrowthでしたが、上記した通りここからPMFを迎えJカーブを描いていくために最重要と捉えているのが「スケールさせる上での顧客解像度をより向上させること」でした。
まだ顧客が30社程度であれば、全ての顧客の状況は事業責任者が1to1でも把握することが可能です。また、初期の30社はイノベーターや既に価値共感してくれている顧客が多く、基本的に「応援してくれる」「コミュニケーションが取りやすい」属性の方々でした。
私はよくこれを「私的なプロダクトの状態」と呼んでいます。
いわゆるビジョンと熱量だけで突っ走っても一定成り立つフェーズですね。
しかし事業が成長し、関わる企業が100社を超えてくると、圧倒的にコミュニケーションのメッシュリンクが増えていきます。今まではご発注頂けなかった規模の企業や、想定していなかった業界からの発注、さらには嬉しいことに問い合わせなどが増えていく。つまり、「私的な」状態から「公的な」状態にプロダクトやソリューションが進化している。
非常に良い状況なのですが、ここで大きな壁にぶち当たることが多いと思っています。
それは、
・脱属人化を進めていかないと事業責任者リソースがボトルネックになる
・我々の本質的な提供価値を一度マーケットインで言語化する必要がある
今まではほぼプロダクトアウト型で進めていた事業設計を、対社会のプロダクトとしてマーケットインで一度足を止めて見直さなければいけない。 そのため、組織としても「個の集団」から「チーム」に成長させなければいけなくなります。
まさに弊事業はこのフェーズの課題にぶち当たりつつ、どう乗り越えていくべきかワクワクしながら奮闘している状態でした。
1人1人のセルフブランディングのためのアウトプット
この課題を解決する方法として重要だと思っていることが、
・全てのメンバー1人1人の事業への当事者意識の高さ
・顧客から信頼され本音で向き合える関係性の構築
つまり「チーム全体がプロフェッショナル人材」への成長することです。
そこで、今回社内スラックで「まずは全員の発信を増やしてみない?」という呼びかけを始めました。
自身の考えをアウトプットすることで、"どういう人材が弊事業部にはいるのか"、"どのような考えでそれぞれ日々を過ごしているのか"を関わる方々に少しでも理解してもらえると良いなと思っています。
FanGrowth Advent Calendar 2024
そして賛同してくれたメンバーがこちら!
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早速この後今日からスタートになります。これを機会に、今までFanGrowthを知っていた方はもちろん、初めましての皆様もぜひご笑覧いただけますと幸いです。
⚫︎テーマ例
・オフライン回帰トレンド、いつまで続く?
・カンファレンスのメルマガTips
・2025年ウェビナーはどうなるの?
・配信周りの技術について
・コンテンツSEOやWebサイト周りの数字
・オフラインイベントのノベルティデザインについて
私も中盤で「FanGrowth2周年を迎えて」というテーマで、改めて事業のここまでを振り返っていきたいと思います。
最後に
改めてになり恐縮ですが、FanGrowthでは採用も絶賛強化中です!!!
仕事に少し興味がある、そんな方がいらっしゃったらぜひお気軽にお声掛けください。
そして、これからもぜひFanGrowthにご注目いただけますと幸いです。