九州スポーツビジネスサミット 1周年記念イベント開催
昨年、参加して大変な刺激を受けまくった「九州スポーツビジネスサミット」あれからあっという間に1年が経ち、10月14日に1周年記念イベントが開催されました。今回は運営補助およびカメラマンとして、お手伝いさせていただきました。
時代は、既存メディアからネットメディアへ
オープニングトークは堀江貴文さん。
ラグビーワールドカップをhulu(やってることを知らなかった)で観戦。これまでの放映とは違い、好きなカメラをいつでも選んで見れるという体験をして、4Gでこれができるのであれば、5Gはもっと自由なアングルで試合が見れるようになると。
そして、テレビからネットへシフト。最近、Youtubeやネット放送に本物が増えてきたのもその兆候ですね。
九州×スポーツビジネス
ここから電通スポーツアジアの森村さんも交えて、九州でスポーツビジネスするにはというお話。ちなみに森村さんは、あのふくや川原社長と中学時代同級生という小話も。笑
まず、サッカークラブはそんなに儲からないということ。Jリーグだと数十億。福岡ソフトバンクホークスは300億円で、これはASローマよりちょい下、ACミランよりちょい上の売上規模。
しかし、スポーツクラブは投資対象にならないかというと、そうではないと、堀江さん。
バスケなどはこれからもりあがる可能性が十分にある。アリーナは活用方法が多いこと。運営予算はサッカーなどの比べても少ないこと。そして、2019中国、2023フィリピン・インドネシア・日本で行われることで、アジアマネーが動くことがその要因だと。たしかにー!
ちなみに、Jリーグが駄目ということはなく、投資対象にはなっていると。
ただし、既存チームへの投資は町田のようなリスクがあるので、空白の東京23区に新規でチーム立ち上げを検討しているとか。
垂直統合型の運営と地域密着、そしてスタジアム(アリーナ)の取得が成功の鍵という話に、V・ファーレン長崎の未来は明るいなーと感じました。
行政とのスポーツビジネス
スポーツ庁悴田さん、FDC石丸さんがご登壇。
ここから、ツイートする余裕が出てきたので、ツイート中心で。
スポーツビジネスは、ビジネスである以上、価値を作り提供しないといけない。ただ、それはスタジアムの中、クラブの中、好きな人の中だけでは、なし得るものではないので、「関わる人すべてが、外に向けて行動していかないといけない」いうことなんだということなんですね。
最後に、スポーツビジネス界で働きたい学生に向けての言葉がありました。
まだまだ即戦力が求められる現場なので、お金を産める人材になることが大事。これは、栃木SCのえとみほさんなども言ってますね。
アジアに眠る可能性<グローバル×スポーツビジネス>
まずは、モルテンの民秋社長。
多くのユーザーと取り込むためのキーワードは無言語化。
iPhoneにはマニュアルがない。扱える子供がすごいのではなく、子供でも使いこなせるiPhoneの設計がすごい。
説明が必要になると、世界中の言葉でマニュアルを用意しなければならない。これが馬鹿にならないコストになる。たしかに。
そして、グローバル企業は東京じゃなくてもできる。それをモルテンが証明してくれてる。
電通スポーツアジアの森村さん
スポーツのエンターテイメント化についての話。
そして、Jリーグアジア戦略についてのお話
ベトナムでは、サッカーは国民的スポーツに。
次のワールドカップでは、出場国枠が大幅に増えるので、ASEANから初めてワールドカップに出場できるチャンスになっている。なので、各国がサッカーに投資している。ワールドカップ予選を見ててもそれは感じますよね。
アジアへの投資も加熱。札幌がチャナティップ獲得後、タイ人の訪問者が4割増えるなど先進的なモデルを築いているけれど、アジアに近い九州のポテンシャルは絶大。特に福岡!
中国出身で九大卒のXuさん。中国と日本の架け橋を作っています。
福岡は、韓国人、中国人の観光客多いように見えるけど、中国からの観光者全体から見ると殆ど来ていない!!
上海から2時間で直行便もある福岡はもっと観光客がきても良いはず。その一つのコンテンツがスポーツになるんだと思います。
とういことで、あっという間の4時間でした。少しはかいまみれましたか?
次回開催の際は、ぜひ会場でこの熱気を浴びてください。
懇親会は、川原社長の乾杯から。
これまた、ここでは書けない話がたくさん!!