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〜フィンランド留学あれこれ〜ローカルな伝統に触れた日


先日、地元の民俗舞踊団体の60周年記念コンサートがあり、ローカルファミリーと観に行きました。

ローカルファミリーって何?と思われると思うので簡単に説明すると、海外から来た学生(私みたいな)と地元の家族、カップルまたはシングルの人とが文化交流できるプログラムのことです。留学先の大学がこのプログラムを提供してくれていて、趣味や好みに合わせてペアを決めてくれます。ペアが成立したら、あとはお互いで連絡を取り合って、いつ何をするか、どこに遊びに行くかなどを決めます。

私の場合は、お子さんとペットがいるご家族でした。まだ2、3回しか会ってないですが、とても素敵な方です!

そして、この日のコンサートもローカルファミリーのお母さんと息子さんと一緒に観に行ってきました。


写真をぱーっと載せていきますね。

昔メンバーだったシニアの方々。
この年齢になっても舞台に立って踊っていることに感動


この人たちも多分、ご高齢。コーラス・演奏も良かった。


威勢のいい踊りも。
ちなみにこのグループのダンスには即興のようなものも。


モダンな踊りも一つだけ。
途中に20分間の休憩があり、デザートで小腹を満たしました。



再開。フォーマルな民族衣装?



フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』の一場面から。
好きだった相手が他の人と恋に落ちてしまい、怒り狂って暴れている?シーン



最後、全員集合して、華やかに終わりました!


アンコールあるのかなっと思ったけど、意外とさらっと終わる。
でもとても刺激的で楽しい時間でした。


フィンランドの民俗舞踊は初めて見ましたが、なかなか楽しい!(楽しそうな踊り)
細かいステップを踏んだり、跳ねたり、手を繋いで円を作って踊ったり、何というか、外で踊りたくなるような踊りです。

この団体は元々は東フィンランドに由来しているらしく、音楽もフィンランドの東の地域:カレリア地方、あとはロシア、ハンガリーなど周辺諸国の影響も受けているのだそう。メンバーも当初はその地域の人で構成されていたらしいですが、今はフィンランド全土から来ているみたいです。

でも音楽はどこかケルト(ポルカ?)っぽくて、割とアップテンポなところ、ステップが細かいところとか、アコーディオンが使われていることなど。でもリズミカルな曲だけでなく、スローな雰囲気の良い曲もありました。


衣装も可愛くて、同じ白のシャツに見えても実は一人一人微妙に違っていて、その統一されていないところがいいなと。聞いた所、ほとんど手作りで、それもあって一個一個が異なるんだと。


お客さんは年配の方が多い印象でしたが、家族で来ていたり、小さい子、赤ちゃんもちらほら。それと、とってもいいなと思ったのが、写真・動画が自由に撮れること。日本だと撮影禁止、と結構うるさく言われるような気がしますが、フィンランドはその辺はとても寛容です。美術館(アテネウムでさえも)も基本的に写真取り放題!

「人の自由を制限しない」ということがフィンランドではよく考えられていると思います。


ともかく、感想としては、伝統的なフォークダンスだけど、アドリブがあったり、お客さんも一緒にリズムに乗って手拍子したり、みんなで音楽を楽しもう!という雰囲気があってとても良かったです。

今度は屋外で踊っているのも見てみたいな〜と思います。(夏かな〜


それでは、また!

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