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人生を変えるゴール設定には落とし穴がある!?気をつけたい“無意識の罠”|#032

『目標達成の駆け込み寺』主宰 佐々木 邦治 です。

前回、#031では、佐々木の初めてのオンラインビジネス奮闘記として、『オンライン決済サービスの導入』についてお伝えしました。

インターネット上に様々な『オンライン決済トラブル』について語られており、どのサービスを選択するのか、本当に迷いました。
佐々木の経験が、これからオンラインビジネスに挑戦する方のお役に立てれば嬉しく思います。

今回から、
【マインドセット】×【成功の技術】×【メンタルブロックの解除】
本来のテーマに戻します。

今回は少し刺激的なテーマ
「無意識の罠は自分で仕掛けている!本当に怖いゴール設定の落とし穴」
について、掘り下げてみたいと思います。


1. ゴール設定の落とし穴となってしまう「無意識の罠」とは?

日々私たちの人生を形作るために必要不可欠な「ゴール設定」。

その重要性について、これまでも何度もお伝えしました。

ゴールを持ち、しっかりと設定することができれば、
目の前の現実が変わり始め、
気が付けば人生そのものが劇的に変わっていきます。

しかしながら、
この素晴らしいゴール設定には、思わぬ“罠”も潜んでいます。
それは、
自分の内面を見つめずにゴールを掲げてしまうこと。

つまり、
自分の「信念体系(ブリーフシステム)」を無視したまま
目標に向かって進もうとすることです。

2. 自ら仕掛けてしまう「無意識が引き起こすゴール設定の罠」とは?

例えば、
「誰かの役に立つビジネスをしたい」という目標を掲げたとします。

それ自体は素晴らしいことです。

しかし、
もし、そのゴールの根底に「他人に認められたい」という思いがあると
どうなってしまうのでしょうか?

これがゴールに影響を及ぼして、
純粋な動機からずれ始めていってしまいます。

ビジネスの本質を見失い、
「他人に認められたい」という気持ちが何よりも優先されてしまい、

  • こんな売上じゃ意味がない!と売上ばかりに固執したり

  • フォロワー数や「いいね!」、PV数を追いかけるコンテンツ配信をしてしまったり

  • やたらと自分のやり方を推し通してしまったり

  • 利益ばかりに執着してしまったり

・・・

最悪の場合、
「稼げない自分には価値がない」と思い込み、
心がすり減ってビジネスを続ける気持ちが萎えてしまったりすることさえ普通に起こってしまいます。

そして、
そもそもそのビジネスが自分の本心から湧き出たものではない場合、

表面的にはやりたいと思っているようで、
実際は「他人に認められたい」という信念が根底にあるため、

言動が一致せず

そんな自分に嫌悪感を抱いてしまってどんどんしんどくなり、
続ければ続けるほど、息苦しい状況に陥ってしまいます。

自分の言動が一致しない時、
そのことを一番分かっているのは自分自身なんです。

気付かなくても、心の奥底にある自分の本当の気持ちに私達は気づいています。

こんな時、本当に辛くなります。

冗談抜きで本当に辛いです。

佐々木の場合、
自分のビジネスを持つことに拘ったけど、行動を起こすことができないまま20年以上の歳月を費やしてしまいました。

自分のビジネスを持ちたいと思ったのは、
会社の中での人間関係や方針に惑わされることなく、
本当にやりたいことで世の中の人達に貢献し、
自由に、自分の望む生活スタイルで生きたいと考えたからです。

しかし、それがいつの間にか、

  • このビジネスモデルを見たら、かつての同僚は佐々木のことをどう思うだろう?

  • 会社を辞めて独立するんだから、これくらいの売上がなければかつての同僚と顔を合わせられない・・・

  • 新規事業やビジネスコンサルで関わった人達は、佐々木のことを見下すかもしれない・・・

いつのまにか、自分でビジネスを持つことを、
自分自身で無意識的に「佐々木を認めさせる」手段にすり替えてしまい、
20年以上も不本意なサラリーマンを続けることになってしまった訳です。

こんな風に心がモヤモヤしていたら、言動不一致で成果を出すことができないのは当たり前のことですよね。

しかし、佐々木は気づくことはできませんでした。
20年以上、目標設定は「自分のビジネスを立ち上げる」と、
お正月に、一番最初に紙に書き出していました。

このように、何年も同じ目標を設定してしまう人は、
目標の奥底にある自分の本当の気持ち、価値観、専門用語を使うと「ブリーフシステム」に気づいていません。

2年以上、目標が変わらずに自己成長を感じることができない時は、
自己の「ブリーフシステム」を確認する作業をすることをお勧めします。

佐々木のように、20年以上行動が起こせない・・・ということだけは避けてくださいね。
本当に自己評価が下がってしまい、自分の感情をコントロールできなくなってしまいます。

3. 改めて、正しいゴール設定のやり方

このように、
しっかりとした内面の土台が整っていないままゴールを設定してしまうと、
かえって自分を不幸にしてしまうことがあります。

ゴール設定が本来の人生を充実させるためのものであるはずが、
逆に “縛り” のように感じる瞬間。

これを抱えている方は意外と多く、
ゴール設定に挑んでもなかなか現状が変わらなかったり、
むしろ状況が悪化していくケースも珍しくありません。
そこで立ち止まって振り返る必要が出てきます。

では、どうすれば正しいゴール設定ができるのでしょうか?

一つには、自分のブリーフシステムを「徹底的に」吟味し、
必要があれば書き換えていくことが鍵となります。

ここでのポイントは、「徹底的に」という部分です。

人は自分を変えることに無意識で抵抗します。
そのため、無意識に隠している信念を丁寧に意識にあげて、
今のゴールが真の望みに基づいているかどうかを確認していくことが重要です。

そのプロセスで役に立つのが「セルフトーク」の見直し。

私たちの信念は普段使っている言葉から作られることが多いので、
日常的に自分が発している言葉を見直すことで、
無意識に隠れている信念が明らかになることがあります。

こうして自分と向き合い続けることが、
ブリーフシステムを見直し、
人生を新しい方向へと導く第一歩となるのです。

4. 自己のブリーフシステムを見直す時にも落とし穴がある!

ただ、ここでつまづきやすいのが、

「本当にこれで変わるのか?」という疑問です。

実際にはシンプルで簡単なプロセスなのですが、
社会の中で「マインドの使い方」を習うことがないため、
自分自身を信じ切れず、困難に感じてしまいがちです。

例えるなら、
テニスを全く経験したことのない人が、コーチなしでラリーを続けるようなものでしょう。

ボールを打ち返すことさえできず、試合には到底なりません。
もちろん、他のスポーツ経験がある人はそのスキルを応用できるかもしれませんが、
マインドとなるとまた違います。

だからこそ、コーチの視点を借りて、
自分では気づかないブリーフをあぶり出すことが非常に有効です。
自分以外の目線で観察してもらうことで、
客観的に「変えるべき部分」が見えてくるのです。
特に、マインドの使い方を熟知しているコーチは、
自分では気づきにくい信念を発見することに長けています。
人生を変えるスピードを上げたい方には、
コーチをつけることをお勧めします。

5. 最後に・・・自分に優しくなりましょう!

話を戻しますが、
ゴール設定はシンプルで簡単で、
マインドを上手に使うことで本来であれば誰にでもできるものです。

正しくゴールを設定すれば、
驚くほどスムーズに人生が変わっていくでしょう。

しかし、そのためには自己内省を怠らず、
自分が抱える執着や隠れた信念を徹底的に見直すことが必要です。

何かに囚われたままのゴール設定ほど悲しいものはありません。

せっかく
自己成長を学び実践しているのですから、
心の底から望むことに人生を使っていきましょう。
それこそが、本当の幸せと充実した人生をもたらしてくれるのです!

そして、これを本当に最後にしますが、
「自分に優しくなりましょう!」

自己成長意欲の高い人は、常に自分を高めるために
「もっと!もっと!」
と日々自分にムチを打ち続けています。

もちろん、これは悪い事ではありません。
しかし、本当の自分に気づいてあげないと、私達は逃げ場がなくなり
最後は自分で自分のことを攻撃することを始めてしまいます。

必要なのは、
自己内省であり、
セルフリフレクト(振り返り)であり、
反省ではありません。

疑問に思われたら、辞書で単語の意味を確認してみるのもいいかもしれません。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。

次回も【マインドセット】×【成功の技術】×【メンタルブロックの解除】プログラムテーマを予定しています。

楽しみにお待ちいただければ幸いです。

最後に、リリースした

アラフィフからの目標達成~Self-Coaching~

「成功の技術」を使ったセルフコーチングは、あなたの望み以上の未来を現実化する
【マインドセット】×【成功の技術】×【メンタルブロックの解除】 プログラムのご案内

プログラム案内ページはこちらから

見てくださるとうれしく思います。


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