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パドマサンバヴァの共鳴力『7777』

共振の月13日(1/22)に『お坊さまと鉄砲』を観た後、新宿三丁目から都営新宿線でひと駅の曙橋にあるチベットレストラン「タシデレ」でランチを頂き、心もお腹も幸せに満たされて二子玉に戻って来た。Lが図書館に申込んでいた『チベットに生まれて』という本が、早速、貸し出し窓口に届いたということで、それを受け取りつつ帰宅。

実は、この本を借りるきっかけになったのは、2024年末に出たばかりの『虹の身体』(永沢哲著)という本にある。まさに「レインボー・i」の公式化と響き合うタイミングで出版された本書との出会いについては、もう少し時間を置いてから書きたい理由があるので、ここでは「虹の身体」の実例がチベット語以外の書物にはじめて記されたのが『チベットに生まれて』だった、ということだけ記しておこう。

『チベットに生まれて』は、「13の月の暦」提唱者ホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻の師チョギャム・トゥルンパによる自伝で、邦訳は1989年1月25日(KIN62)初版印刷のものが人文書院から武内紹人訳で出ている(その前日ペトログリフ研究家の武内一忠先生から久しぶりのメッセージがあったというシンクロもメモしておこう)。

カルマ・カギュ派の第11代転生活仏であったトゥルンパの生涯が、波乱に富んだものであったことは、ホゼの自伝などにも記されているが、私が何より驚かされたのは「訳者解説」が始まるP329に登場した人物名であった。実際に文を引用しつつ、私たちとの関係を記してみたい。

”アコン・トュルクと共に一九六三年英国オックスフォード大学に留学。”

私たちがチベットサポート活動で毎年訪れるカトマンズで、ここ10年ほど定宿にしているロクパ・ゲストハウスは、このアコン・リンポチェの支援者が運営している関係で、私たちは遺影を通じて毎年アコン・リンポチェにお目にかかっているという経緯がある。

"一九六八年王家の招きをうけブータンを訪れ、シグメ・ワンチュク王子(現国王)の個人教師をつとめた"

本書を手にしたのと同じ日に観た映画『お坊さまと鉄砲』に登場されたのが、まさにこのシグメ・ワンチュク前国王だったのだから、驚かずにはいられない。

"おりしも王家のアドヴァイザーとして滞在中のディンゴ・チェンツェ活仏と再会した。”

ディルゴ・ケンツェ・リンポチェは、2002年オーストリア・グラーツで行われたカーラチャクラ灌頂の折、ウィーンの書店で魔法のようなプロセスを経て知ることになったニンマ派の著名な高僧で、その経緯は『シンクロニック・ジャーニー』に詳しく記してある。加えて、ディルゴ・ケンツェ・リンポチェのお寺シェチェン寺はロクパ・ゲストハウスのすぐ隣で、毎年、必ず参拝する場所の一つだ。

”バトマサンパパゆかりの地タクツァンで瞑想したトゥルンパは”

パドマサンバヴァもまた、『シンクロニック・ジャーニー』に登場する大成就者で、「レインボー・i」のページに掲載しているタンカ(仏画)は、まさにそのパドマサンバヴァの「虹の身体」なのだ!そして、ゆかりの聖地タクツァンは「青い律動の嵐の年」の元旦にKindle版として初出版した『「13の月の暦」が導くシンクロの旅〜雷龍の国ブータン編〜』の中で詳しく触れている。

"西洋の科学物質文明のなかに仏数を真に根づかせるには、自らのなかの精神の物質主義を断ち切ることが必要だと悟る。"

そして、『自分で感じ、自分で決める13の月の暦』のP31で紹介している「精神の物質主義」をトゥルンパが悟った場所が、まさにブータンの聖地タクツァンだったのだ。そして、まさに「精神の物質主義」を断ち切るために生み出されたのが「13の月の暦」なのである。

人名表記は訳者や時代によって異なるので、それぞれそのまま記したが、『チベットに生まれて』のたった1ページ(P329)の中にこれだけ印象深い人名や地名が出て来た上、ブータン映画を見た直度だったこともあって、私は強烈なインパクトを受けた。だが、これがパドマサンバヴァ直々のお告げであると悟るまで、サインはまだまだ続くのであった。

夕食時はチャンネル登録しているyoutubeを観ることが多いのだが、この日は見たい動画も無かったので、偶々出てきた動画の中から、パドマサンバヴァのドキュメンタリーを見ることにした。多分、数日前にザンスカールの映像を見て、その前後にチベット系の情報を調べたことからAIが提示して来たのだろう。

ただ、よく見ているチャンネルが更新されていない等いくつかの条件が重ならないと、やはりこの動画を見る機会は無かったと思う。1時間ちょっとの動画を飛ばし飛ばしみていると、ツォペマ(インド)、タクツァン(ブータン)、ボダナート(ネパール)と、私たちが訪れたことのあるパドマサンバヴァゆかりの聖地が次々に出てくる。中でも特に驚かされたのがシェチェン・リンポチェが登場したことだった。

上記、ディルゴ・ケンツェ・リンポチェの孫にして現在シェチェン寺の僧院長で著名な転生活仏でもあるシェチェン・ラプジャム・リンポチェとの出会いもまたグラーツであったが、何年か前にボダナートのお寺の中でも再会できて、『シンクロニック・ジャーニー』を直接手渡したりしている

映画からの興奮が冷めやらぬまま翌、共振の月14日(1/23)を迎え、共振の月8日(KIN194)〜14日(KIN200)が、『テレクトノン』における「失われた7つの世代」、そして『7:7::7:7』(パドマサンバヴァの7つの自己宣言と直結)における「最後の7ヶ月」に対応していると気づいた私は、起き抜けに『7:7::7:7』マニュアルを開いてパドマサンバヴァについて記されているところ(P31)を読み直してみた。

”ほとんどは、彼のチベット到着が、AD810年(長期計算法で、9.19.0.0.0)であり、そこに55年半滞在し、それから AD864年(64=8✕8あるいは8の二乗)に虹の体を得たということに同意している。”

この一文の中には、私を更に驚かせるに十分な情報が詰まっていた。「磁気の月」生まれの私は現在ちょうど55歳半で、最近誕生日を迎えたばかりのLは64になったばかり。そして、私と誕生年が同じでLと誕生日が同じ(つまり最近誕生日だった)チベ友のTさんはKIN31(5・猿)なのだ!

しかも、この文を『7:7::7:7』マニュアルP31の中で目にしたのは13ヶ月の中心7番目の「共振の月」の更にど真ん中。そして、一連のシンクロのきっかけとなった『お坊さまと鉄砲』の情報を伝えて下さったのも、そのTさんなのである!この文脈、このタイミングで目にすることの驚き!

そして今日、共振の月15日(サイ時間KIN131)は「時間をはずした日」まで含めると一年の真のど真ん中で、この暦の提唱者の一人ホゼの誕生日だ。KIN131(1・猿)生まれの『自分で感じ、自分で決める13の月の暦』は、サイ時間を通じて常にこの日と繋がっていて、KIN201(6・竜)は『7:7::7:7』で「時間をはずした月」と対応する特別なキンだ。

『チベットに生まれて』のP329と、『7:7::7:7:』および『自分で感じ、自分で決める13の月の暦』のP31というごく限られたページに極めて密度の濃い情報が詰まっているところに、パドマサンバヴァのお告げがあると見た私は、それを合計してみることにした。「329+31=360」...何と!マヤ長期暦の3桁目の数だ。

2024年末からパドマサンバヴァ(蓮華生)がずっと来てるのは、伝説の地ツォぺマ(蓮華湖)を訪れた2004年から20年、ほぼ1カトゥンが経過したことと関係があるのかもしれない。チベットの身体技法トゥンコルは「秘密の輪」を意味し、トゥンにはまた「一座の修行」、コルには「巡り」の意もある。

一方、マヤ暦では長期暦の1年360キンをトゥンと言う。こちらのトゥンは「石」という意味があるらしいが、チベット語とマヤ語を合わせて「銀河の七方向の祈り」を生んだホゼに倣うと、「トゥンコル」は「1年を巡らす」という意味にも取れる。「青い律動の嵐の年」という1年のど真ん中でここに導かれたのには、とても深い意味があるのを私は悟った。

その証拠に、私は昨日、1/22(KIN198)〜1/24(KIN201)の3日間、私の中では「レインボー・i」に関する驚くべき発見と体験が続いている。これは、まさににパドマサンバヴァからの贈り物なのだ。

そこにはチョギャム・トゥルンパ・リンポチェ、アコン・リンポチェ、ディルゴ・ケンツェ・リンポチェ、シェチェン・ラプジャム・リンポチェ、ゾンサル・ケンツェ・リンポチェ、ナムカイ・ノルブ・リンポチェ(トップ画像の方)、ラマ・ケツン・サンポほか多くの高僧たちの導きがあり、早い段階でそうした情報を日本に伝えて下さった中沢新一氏、永沢哲氏らの冒険的探究があった。深く感謝する次第である。

今日は、ホゼ・アグエイアス(KIN11=11・猿)生誕86周年だが、そのホゼが『マヤン・ファクター』を捧げたのが第11代トゥルンパ・リンポチェ(KIN37=11・地球)で、パレンケ王朝第11代の王がパカル王である。13の中心は7で、7の中心は4。中心の合計は11(=7+4)となる。何とか中心の中心の日の内に、この一連の出来事を記せたことにホッとしている。(D)


追記:岩手の高校球児だった父(KIN88)が他界した2001年11月4日の前日に岩手の陸前高田で生まれた佐々木(KIN44)のドジャースでの背番号が、このタイミングに11番と決まった。

共振の月15日 6・太陽(KIN201)

🌟1/25(土)14:00~13の月の暦入門ZOOM
🌟2月2日(日)渋谷「レインボー・i 」ワークショップ
🌟時のからだ塾次期リズム先行受付開始

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クリカ(時間芸術学校)
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