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13の月の暦アプリ「KIN3D」の閏日処理法

13の月の暦』での誕生キンや出来事のキンを調べるのに便利なツールとして、以前「KIN3D」というアプリを紹介した。数年単位の話なら、時空のサーファークラス【T1】でお伝えしている手法を用いれば、ほぼ暗算でサッと出せるようになるが、それ以外の場合は、今も私はこのアプリを重宝している。

昨日(KIN44)、時のからだ塾MLで閏日(G2/29)生まれの人物が話題となった事がきっかけとなって、今まで知らなかったアプリの特性に気付いたので、この機会に整理しておこうと思う。また、参考として、パン・ジャパン・ライブラリーにリンクしている計算ソフトのケースも紹介したいと思う。

その前に、『13の月の暦』ではグレゴリオ暦の閏日2/29をどう考えるのかの確認をしておきたい。【「0.0フナブ・クの日」とマヤ暦の関係】にまとめてある通り、グレゴリオ暦からの全面的なシフトを意図して提案された『13の月の暦』では、2つの暦の関係性を維持するために、暫定的に「0.0フナブ・クの日」とし、365日暦も260日暦もこの日をカウントしないという考え方を取る

しかし、実際にはこの日に生まれた人の誕生日や誕生キンの問題が出てくるので、当初は「前日2/28の延長として数える」という方針が取られていた。後に、正午前後で2/28か3/1に振り分けるという12:60的な説明が出て来たりもしたが、上記記事にも書いた通り、真夜中生まれの人のケースと同じで「自分が選ぶ」というのが本来の『13の月の暦』の精神に則った考え方であると言えよう。

では、アプリやソフトはその辺りをどう処理しているのだろうか?

直近の閏日である2020年2月29日で試すと、自動的に「2020年2月28日、KIN231」が答えとして示される。当初の方針通り「2月28日の延長として数える」が反映されている訳だ。

KIN3D閏日1

しかし、ここでもう一度「2020年2月29日」に設定して(つまり1日だけ進めて)調べると、今度は「2020年3月1日、KIN232」が答えとして示される事が判明。おや?と思ってもう一度「2020年2月29日」を入力すると、再び「2020年2月28日、KIN231」が表示される。

KIN3D閏日2

いずれにしても、2月29日として表示されるキンは無く、まさに「0.0フナブ・ク」として扱われている事が分かるが、何度か試行して明らかになったのは、「2020年2月28日」を調べてから、そのまま続けて「2020年2月29日」を調べようとすると、答えが「2020年3月1日、KIN232」となるという事だった。更に色々試すと、以下が一般的な法則だと分かった。

◆閏日のある年の場合
・2020年2月29日を最初に入力すると「2020年2月28日、KIN231」が答えとして導かれる
・2020年2月28日以前の日付(それ以前の全ての日付)を調べた後で2020年2月29日を入力すると「2020年3月1日、KIN232」が答えとして導かれる
・2020年2月29日より後の日付(3月1日以降の全ての日付)を調べた後で2020年2月29日を入力すると「2020年2月28日、KIN231」が答えとして導かれる

◆閏日のない年の場合
・2021年2月29日を最初に入力すると「2021年3月1日、KIN77」が答えとして導かれる
・他のどの日付を調べた後で2021年2月29日を入力しても「2021年3月1日、KIN77」が答えとして導かれる

上記はイメージし易くするために直近の年を選んで具体的に書いてみたが、他のどの年でも「閏日のある年の場合」「閏日の無い年の場合」で結果は同じになる。つまり、アプリの結果を見ても「閏日の人は2/28か3/1のどちらか好きな方を誕生日と見なす」という形になっているのが分かる。

では、パン・ジャパン・ライブラリーのトップページにリンクしている計算ソフトはどうだろうか?

◆閏日のある年の場合
・2020年2月29日を入力すると「2020年2月29日、KIN231」が答えとして導かれる
◆閏日のない年の場合
・2021年2月29日を入力すると答えは表示されず「前のページに戻れ」のメッセージが出る

つまり、こちらのソフトも「前日2/28の延長として数える」を反映した結果が導かれるのである。いずれも英語圏のアプリとソフトで、使い勝手が良く、必要にして十分な情報が得られるという理由で紹介しているものだが、閏日処理の方法も『ドリームスペル(13の月の暦)』に馴染んで来た私にはしっくり来るものであった。

おそらくアプリの製作者達も、私たちと同じ頃からの情報に触れている人たちでは無いだろうか。そうでないとしたら、情報の出所をよく調べる人たちであろう。

今回の発見は、時のからだ塾生Mさん(KIN98)&Aさん(KIN1)による興味深いシェアがきっかけとなって得られたものである。お二人に感謝しつつ、できれば近日中にその出来事についてもブログ化したいと思う。(D)

電気の月26日 6・蛇(KIN45)

追記:今日からサイ時間はKIN218で、パカル王墓室の発見1952.6.15(KIN218)と繋がる日。トップ画像は偶然にも2011.6.15(KIN173)、つまり墓室発見から59年後のものだった。少なくとも10年以上はKIN3Dにお世話になっているという事。そして、218-173=45は何と今日KIN45(6・蛇)。単に古い画像を流用しただけだったが、どうやらパカル王のお告げが聴けていたようだ。

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