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忌部氏の天太玉命神社で盃状穴を発見!

「青い律動の嵐の年」が始まってすぐに神戸と大阪でワークショップを行った後、私は奈良での探索を計画していた。その背景は【タケミカヅチの導き】でも少し触れいるが、他にもいくつかの理由があった。

その一つは「青い律動の嵐の年」元旦(G7/26)に目にした「宗像教授世界篇」という漫画にあった。『ビッグコミック』に掲載されているこの漫画は、斬新な切り口で歴史を読み解く民俗学教授を主人公にしながら、約1万年前の遺跡ギョベクリ・テペ、シベリアと日本を繋ぐ白鳥伝説、一つ目の遊鐵民の話など、ペトログリフの武内先生とも部分的に重なる説が展開されていて、大変興味深いのだ。

既に奈良行きを決めていた私は、当初、古墳を中心に巡る心づもりでいたのだが、元旦に目にした話の中に、石上神宮や物部氏、忌部氏が登場したことで、探索先のいくつかを急遽変更することにした。タイミングも内容もあまりにタイムリーで「新年のお告げ」のように思えたからだ。

連日の高湿度熱帯夜で睡眠不足が重なっていた上、2日連続の濃いワークで流石にちょっと疲れて、7/28の夜は少しグッタリしていたのだが、翌朝5:00に起きられれば、JR桜井線(万葉まほろば線)と国道166号の間にある天太玉命神社(橿原市忌部町153)への参拝から1日を始めようと目論んでいた。

果たして、疲れよりも遠足気分が勝ったようで、予定は無事決行された。JR金橋駅からの道のりは、だだっ広い国道を使うしかなく、歩くのにはあまり向いていないが、それでも今上陛下の誕生キン(KIN166)とシンクロする国道166号を、朝陽を浴びながら東に向かって歩くという行為には心躍るものがあった。

20分余りで目指す天太玉命神社に到着。素朴で清らかな境内は、鎮守の森にもなっていて心地よい。参拝後、誰もいない境内で「天真五相」を奉納すると、「ア」で天を仰いだ時に、樹々の間から白っぽくなった三日月が見えてハッとした。その後、境内を散策すると、灯籠の礎石に盃状穴のようなものが並んでいるのに気づく。

武内先生のご著書や動画から、おそらく盃状穴であろうと思えたので、それらしいものを撮影してから、来た時と同じ道を金橋駅に向けて戻ることにした。まだ気温が上がりきっていない早朝ということもあって、割と快適に歩けたが、夏の日中にここを徒歩で移動するのは避けた方が良いかもしれない。

国道166号と国道24号がクロスする大きな交差点で白い515ナンバーの車に出会ったことで、私はこの日最初のミッションが無事完了したと理解した。

というのも、「13の月の暦」で磁気の月4日、KIN22(白い太陽の風)に当たっていたこの日は、提唱者の一人ロイディーンの誕生キン(KIN22)。そこにロイディーンのG暦誕生日5/15と同じナンバーの車が現れたのだから、数字でサインを読み取る私としては、そう思わずにはいられなかったのだ。

しかも、166+24=190は、1989年にマヤ遺跡パレンケで行われた儀式で、ホゼ・アグエイアス(KIN11)に「13の月の暦」の到来をテレパシー的に告げたパカル王の誕生キン(KIN190)。橿原の地でこれだけ情報が揃えば、ミッションコンプリートのサインと受け止めるのは、むしろ自然なように思える。

振り返ってみれば、「13の月の暦」でぴったり260キン前のKIN22(9・太陽)は2023年11月11日で、「世界水まつりin阿蘇」当日にに当たっていた。武内一忠先生と初めてお目にかかったのは、まさにその日であり、そこから盃状穴にも注目することになったのだ。

この日は、その後も様々なミッションが続いて、帰りの新幹線ではかなりヘトヘトになっていたのだが、どうしても確認しておきたくて、武内先生に天太玉命神社で撮影した写真を送ってみたところ、すぐに「間違いなく盃状穴です!」とお墨付きをいただけた。先生に出会ってぴったり260日後に盃状穴を発見したという事実は、色々な意味で興味深いことだと思うのである。

11日後、再び阿蘇の水まつりで武内先生と再会することも含め、全ては完璧なタイミングで巡っている。水まつりに参加し、阿蘇の会場で共に祭りを創り上げる方々も皆、この宇宙的なリズムに共鳴しているに違いないのだ。

月の月19日 13・蛇(KIN65) 

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クリカ(時間芸術学校)
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