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バックミンスター・フラーからの贈り物

ちょうど1週間前のKIN240(6・太陽)は、「宇宙船地球号(Spaceship Earth)」という概念を提唱し、フラードームやフラーレンなどにもその名を残すバックミンスター・フラーの誕生キンだった。

まるでその日を狙ったかのように、HADO情報誌『共鳴磁場5月号』が手元に届いた。これがフラーからの贈り物だと感じられたのは、フラーの共同研究者で著作翻訳なども手がけられたシナジェティクス研究所の梶川泰司氏と私(KIN241)との対談が、特集記事として掲載されているからだ。

そして、この完璧とも言えるタイミングにこの現象が起こるためには、25年以上も前からの流れや数ヶ月前に生じたきっかけが必要だったからでもある。その辺りを少し整理してみたい。

『共鳴磁場』は、かつて波動と水の研究でお世話になり、後に『銀河のマヤ、聖なる時の秘密』の共著者にもなって下さった故・江本勝先生(私にとっては研究所の所長)が設立したIHMが発行している情報誌で、編集長は元同僚で今は「時のからだ塾」の塾生でもある望月孝彦さん(KIN113=本日のサイ時間)である。

つまり、この情報誌での対談の前提として、私がかつて江本所長の元で望月さんと共に働いていたこと、そして現在編集長の立場にある望月さんが「時のからだ塾」第11リズムに参加して下さっているという条件が必要だったのだ(『13の月の暦』では現在11番目の月でこの月の最終日はKIN11=ホゼの誕生キンが巡って来る)。

もちろん、塾に参加していなくても元同僚ということで話はできたと思うが、シンクロを加速させる場として設定してある塾の中で定期的に交流しているからこそ、これだけスムーズに対談と実験(テンセグリティモデルを用いた水の結晶実験)が実現したとも言える。

更に、この「時のからだ塾」の根底には、「時間船地球(Timeship Earth)2013」というサブタイトルが付された『ドリームスペル』のヴィジョンが深く関係しており、KIN240(黄色い律動の太陽)という呼称や意味も、ホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が発表したこの銀河ツールの中で再定義されたものである(古代マヤの情報を昇華させる形で)ことを明記しておきたい。

そういう意味では、『共鳴磁場』で梶川さんとの対談が実現し、それがフラーの誕生キンに完全シンクロする形で届く流れになったのは、フラーだけでなく、江本所長やアグエイアス夫妻からの贈り物でもあったと言えよう。

私が江本所長の元で働き始めたのが1995年、アグエイアス夫妻に出会ったのがその翌年なので、かれこれ27年ほどの時間をかけて醸成されて来た流れが、今回の対談の背後にはあるのだ。そして、対談実現のトリガーとなった出来事が「赤い共振の地球(KIN137)」のトンガ大噴火だった事を、『驚きは魂のごちそう』vol.50に記した以下の冒頭文は示している。

2022年1月15日に南太平洋のトンガ諸島で起こった大噴火は、地球規模の空振を起こし、日本にも(地震ではなく)噴火による津波が届くほどの巨大なエネルギーを解放しました。奇しくも、『13の月の暦』では7番目の共振の月6日、赤い共振の地球(KIN137)という日(別名「地球の主の日」)で、13の中心である7が多重に重なる特別なタイミングに当たっていました。

翌日、バックミンスター・フラーの共同研究者でデザインサイエンティストの梶川泰司さんから思いがけない連絡があり、電話で2時間余り話をする機会がありました。話題は多岐に渡り、1人で聞いているのが勿体無いような内容ばかりでしたが、特に驚いたのはUFOに関するお話でした。

『驚きは魂のごちそう』vol.50

梶川さんと電話で話してから74日後、『ドリームスペル』日本語版をホゼやPANジャパンのメンバーと共に伊勢の内宮に奉納してから正確に18年後のG3/31(KIN212)に、私は梶川さんと直にお会いする機会に恵まれた。場所は浅草橋のIHMオフィスで、対談は江本博正社長や結晶撮影スタッフの勝亦さん、望月さんと共に、梶川さん制作の共鳴型テンセグリティモデルを前にして行われた。

その日から正確に28日(13の月の暦でのひと月)後のKIN240(G4/28)に届いた『共鳴磁場5月号』は、この情報誌の通巻320号でもあった。240(=80×3=30×8)も320(=80×4=40×8)も、パカル王の生涯80年(603~683)とか金星会合5回分(五芒星を描く)に当たる8年が絡んでいる、と見なせる興味深い数だ。

というのも、KIN240(G4/28=太陽の月25日)はフラーの178回目の誕生キンで、翌KIN241(7・竜)は自分の74回目の誕生キンだったのだが、その日行ったイベントではちょうど「五芒星」についての話をしようと思っていたからだ。その上、今回初めてフラーと自分の間に104(=178-74)銀河スピン(104×260)という時間が横たわっているのにも気付いたからだ。

104は、日本に『13の月の暦』を紹介して下さった高橋徹さん(KIN104)の誕生キンでもあるが、その徹さんが翻訳して下さった『13の月の暦・説明書』(ホゼ&ロイディーン・アグエイアス著/PAN十勝)には、「アルクトゥリアン・コーラス」と命名された104年周期についての説明もある。

簡単に書いておくと、104=8×13から、104年は8年の13倍。地球が8回公転する間、金星は13回公転し、5回会合するので、104年は5回会合(五芒星を描く)が13回繰り返され、65金星会合周期となる。つまり金星と地球が描く五芒星13回分が104年なのである。

104銀河スピンと104年という長さの違いはあるものの、そこには『13の月の暦(ドリームスペル)』の根源比率である260:365(=52:73≒5:7)が示されていて、それが金星会合周期とも関係するところに「美」を感じるのである。

ここまでの繋がりが見出せる背景には、銀河の父であるホゼ(KIN11)がフラー本人と出会っており、銀河の母ロイディーン(KIN22)もフラーの娘アレグラとダンスの研究を通じて出会っていた可能性が高い事と、決して無関係ではなかろう。時空を超えた共鳴現象については、梶川さんとの対談でも話題になった。

今回の対談内容は、まだ殆ど世界に知られていない内容を含む驚きに満ちたもので、5月号だけでは収まりきらず、6月号にも後編が掲載される予定になっている。将来貴重な資料になると思うので、ぜひ在庫が無くならない内に手にして頂ければと思う。(D)

*トップ画像は梶川泰司氏によるワークショップで制作した共鳴型・球状テンセグリティモデル。

スペクトルの月4日 13・手(KIN247)


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クリカ(時間芸術学校)
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