『薬指の思い出』

お久しぶりです。

何か
意味深なタイトルですね💦

予めお断りしておきますが
どちらかと言うと
「ぎゃあ！」的な思い出です。
私にとっては、かなりの「ぎゃあ！」ですが
上手く書ければ
皆さんも「ぎゃあ！」と感じていただけるのではないかと思います。
上手く書けたらね。。。笑

それは
夏のバイトを前に
少々緊張しているような
期待感もあるような
思い返せば
ちょっとふわふわした気分でいた梅雨のある日。

部屋干しの洗濯物に向けて
乾燥機代わりの扇風機を当てていたリビングで
起こった。。。

フルタイム勤務になれば
なかなか手をつけられなくなる家事を済ませておこうと、
その近辺を私はバタバタと動き回っていた、、、んですよ。
頑張ってたんです、、、よ。

何かを両手で抱えて
足元が見えてなかったんでしょうね。
リビングを普通に歩いていた、
と思っていたその時、

足が何かに引っかかった。

そうです。その通り！

扇風機のコードに。。。

あ！

と思った瞬間
両手に抱えた物を離せばいいものを
咄嗟のことでむしろギュッと抱え込んでしまい、

（こういう時に運動神経が物を言うんでしょうけど、あいにく私はそれを持ち合わせていない上に、老化も始まっておりまして。）

近くのテーブルに捕まることもできず、
おっとっとっとっと、と
コードに足が引っかかったまま床に倒れ込む。

あーやっちゃった。
程度のつもりでいたら
左足の指あたりがめっちゃ痛い。

恐る恐る足を見ると、
運悪く
コードが指の間に絡まった状態で
転んだ模様。
いったいどうしたら、こんな風に複雑に指は絡まるかな、と謎に思うくらいの絡まり様。

それに加えて
夏の裸足がアダとなる💦

あ〜あ、運が悪いわあ。

とため息をついて、気づいた。

あれ？なんか変。

左足の薬指が妙な具合だ。

恐る恐る触ってみると、、、

何と！

第一関節の先があらぬ方向を向いている。。。

折れた⁉️

イメージとしては
一本のしめじの（キノコのね）
傘の部分が左にポキッと折れている感じ。

😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫😵‍💫

骨折⁉️

人生初の骨折が

こんな地味なものになろうとは。

動転している割に
そんなことも考えていたのだけれど、

でもとにかく、

とにかく何とかしたかったんでしょうね。
気がついたら
私はその「傘」の部分を
元に戻そうとしていた。

軽く押してみる。

それじゃあ駄目。

それならば
もっと強めに、
真っ直ぐになるように。

ぐっと押し込む。。。

すると
気のせいかもしれないけど
元に戻ったような気がする。

でも痛い。

さて、どうしよう。

病院に行くべき、、、だよね。やっぱり。

このまま行けるかな？

いや行くんだ。

頭をよぎったのは
もうすぐ始まる夏のお仕事。

座ってばかりはいられない仕事だし
重い物を運んだりもする。
放置して悪化するより
きちんと治療した方がいい。

意を決して
歩いたり運転できるよう
中指を支えにして
2本まとめてぐりぐりとテープで巻いてみた。

歩いてみる。

何とか行けそう。

本当は動かさない方がいいに決まってる。

でも自分で何とかするしかない。

幸い左足だから運転には影響ないよね。

そうして必死の形相で

整形外科へと向かったのです。

診察室に入って簡単に説明すると
ぐるぐる巻きのテープを
静かに剥がしてくださるお医者様。

その間、かくかくしかじかと状況説明をする私。

剥がし終えた時、
第一関節の先の「ポキッ」に先生が食いつくと思いきや、

「痛そうですね」とすぐに治療したのは
コードでついた傷の方。
消毒をして絆創膏を貼る。

「ポキッ」に気を取られていたので
擦り傷があるなんて気づかなかった。

まずはレントゲンを撮ってみることになり
撮影室にて
足を各方向に向けて何枚か撮影し、

すぐに結果が出て
お医者様の言うことには。

「うーん。レントゲン写真を見ると
どの方向も骨の異常は見当たらないんだよね。
折れてもいないし。」

へ？

じゃあ、あの、しめじの「ポキッ」は？
（もちろん、こんな聞き方はしませんよ💦）

先生の見解は、

コードに引っかかって第一関節から先が脱臼したんだけど、自分で戻したら上手く戻っちゃった、ってことなんじゃないかな。

、、、とのこと。

あ、、、
脱臼ね。

よく考えたら
その感じは確かに脱臼だわ。

動転して、骨折したとばかり思い込んでた。

でもそれなら治療は？
と尋ねると、

ちゃんと戻ってるから脱臼の治療は必要ないけど、打撲のような状態でもあるので湿布はした方が良いとのこと。

あぁ、しっぷ、、、。

それだけ。

肩すかし。笑

そっかぁ。
自力で治したかぁ。
応急処置が良かったのかな？
やるじゃん私。

でも痛いけど。
でも状況の割には痛みもそれほどでもないと言えるけど。

てなわけでして、

しばらく腫れと痛みはありましたが
足の薬指は感覚が鈍いのか
何とか仕事にも影響なく
段々に治っていき
事なきを得たのでした。

でも、やっぱり
勝手に触らず、
歩かずに病院に行った方が良いんじゃないかと思うんだけどね。
私の場合たまたま上手くいっただけだと思います。

そもそも
コードに足が引っかかるのも
足の筋肉が衰えてるからであり

今後の人生を鑑みても
足の筋トレはマストだと
心に刻んだ出来事でした。

全く。このブログ、こんな話ばっかり。

とほほのほ💦