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リアルタイムストラテジー(RTS)の考え方は対戦ゲーム以外にも使えます。
複数のユニットにリアルタイムに指示をだすというメカニクスは、RTSのような対戦ゲーム以外にも使えます。
たとえば1991年にリリースされたアクションパズルゲーム『レミングス』は、複数のユニットに指示をだし、そのユニットたちをゴールに導くアクションパズルゲームです。
ゲームに登場する子ネズミ「レミング」たちは、自分で危険を判断することができず、トラップがあろうと崖や海があろうと、ただひたすらに前進します。プレイヤーができることは、穴ほり・立ち止まり(壁になる)・壁のぼり・落下傘で飛び降りる・自爆などのコマンドで指示をだすことだけです。入り口から次から次へと「レミング」たちが飛び降りてくるので素早い状況判断が必要です。自由度が高く戦略性があるパズルゲームとして世界中で大ヒットしました。
このメカニクスには、まだまだ可能性がありそうです。新規軸のゲームを考えてみませんか?