はじめての北海道コミティア
くくりです。前回のnoteの続きです。
さて、陸路ではるばる札幌までやってきたのは、北海道コミティアに参加するためでした。
ご存じのない方にご説明いたしますと、コミティアとは東京を起点とする一次創作誌の即売会で、現在全国6か所でコミティアを冠とする地方イベントが開催されています。
わたしは飛行機に乗るのが苦手なので、北海道コミティアはずっと委託スペースでの参加だったのですが、会社でチャージ休暇をもらえることになったので、「じゃあ北海道コミティアに合わせて使おう」と決めたのでした。
理由はオーソドックスに、友達に会いに行く、といって出てきました。余計な詮索はしないでくれたまえー。
会場は、札幌から電車で20分くらい移動した先の、東札幌駅を最寄りとする「札幌コンベンションセンター」。いままで行った中では、宮城の夢メッセの雰囲気に似ているなと思いました。高い建物がなく、広々としていて、きもちいい。
駅からはとろとろ歩いて15分くらい。道中もショッピングモールとかあったりして、散策するのも楽しそうです。
同日開催で、ひきこもりのお子さまを持つ親御さんの会があったようで、(お、おぅ…好きなものみつけて表に出てくれたらいいよな…)と思いながら、好きなものの中に飛び込んでいく気持ちでありました。
みんな幸せであって欲しいよね。
などと良からぬことを楽しく考えつつ、売り手になったり買い手になったり。
北海道コミティアの特徴の一つにブロックノートというものがあります。
回覧板のようにブロック内で展開して、参加サークルさんが落書きをしていくというノートです。噂では知っていましたが、わぁ本物だ。
うちはスペースD11だったのだけど、スキップスキップで最初に巡ってきました。ギャー! ほかのサークルさんの見本が見たかった!!
でも、トップバッターは嫌いじゃないので、喜びを書いておきました。
Twitter(X)のお友だちが北海道住みということで、会えたらいいな…と思っていましたら、スペースに遊びにきてくださいました! ずっと文字だけでやり取りしていた方とお会いするのは、初めてのようで、旧知の知り合いのようで、不思議な感覚になります。嬉しいなぁ。
ほかにも、九州コミティアでお会いしたことのある作家さんと再会できたり、いつも委託でご対応していただいているスタッフさんとご挨拶ができたり、創作仲間ってすばらしい…と思いながら、直接参加の喜びをかみしめておりました。
他のイベントでもそうなんだけど、みなさんすごく親切なんですよね。すぐまたイベントに行きたくなる。
会場では、本家コミティアの中村会長が編集をされていたという「ぱふ」の表紙の作家さん、みずき健さんの原画も展示されておりました。北海道で拝見できるとは思わなかった。
みずき健さんはコバルト文庫の挿絵で初めて知りまして、この透明感のあるキャラクターの瞳や、彩色はすごい…と子供ながらに魅了されました。これは人が描ける線なの…。線がきれいな刺繍糸みたいです。原画のパワーはすごいな。
あっという間に15時で閉会時間。楽しい時間でございました。
帰り発となる苫小牧のタイムリミットは19時なので余裕と思いきや、移動に1時間半、18時集合ということで、まったく余裕はなかった。地元めしはもう食えない…!
小走りに駅の間を移動し、東札幌~新札幌~特急で苫小牧へと向かいます。
ん? と思ったのは、乗り口がアルファベット表記になってます。2号車はどこから乗るんだ!?
車両の長さによって、号車が止まる場所が違うのでアルファベットになってるんだそうです。情報を逃すと、目視でしか確認ができないので、ちょっと厄介でした。
Konbuじゃないのかよ。と心の中でツッコミ。
アルファベットとアイテムがセットになってて可愛いです。
(参考:新函館北斗駅在来線ホームの乗車位置表示がアルファベット!? | 鉄道旅のガイド)
ちょうどハロウィンの時期でしたので、飾り付けが素敵です。
いよいよ、ここから苫小牧港に行って、旅の移動で楽しみにしていた、宿泊できる客船にのりますよ!