ライ麦を炊いて食べる

ライ麦が土壌改良にいいというので、去年、適当に庭に種を撒いておいた。

7月中旬、実を成らせ頭を垂れていたので収穫。でも獲れたのはほんの少しだけ。

とれた穂の一部

少量なので、手作業で脱穀した。穂を指でつまんで玄米のような粒を押し出す。つるっと出てくる。

ひとつひとつの袋から種を押し出した

全部の種を集めたら鍋で炊けそうな量になった。
ライ麦100%で食べる機会もあまりないので、米のように炊いて食べてみる。
発芽させると栄養価がUPするそうなので一日浸水。

浸水して1.5倍くらいに膨らんだ

土鍋で玄米と同じように炊く。
沸騰させてから弱火40分、火を止めて蒸らし10分で、炊き上がり。

炊けたライ麦(試食用に少量とったもの)

ふっくら炊けた。
香りはとても香ばしい。

食べてみると、プチッと弾け、味は素朴。
麦ご飯で食べるふつうの麦と大差はなさそうだ。
ライ麦パンのイメージからライ麦は酸っぱいと思ってたけど、全く酸味はなかった。
ふつうに食べられるおいしさである。

ライ麦ご飯にするのもいい。
でも石臼があったらやっぱり粉にしてパンにしたい。
『森の生活』のソローは、ライ麦粉とトウモロコシ粉を合わせて素朴なパンを焼いていたような。
いつか絶対やるのだ。

ただライ麦を食べるだけの記事なので以上。
ライ麦は土壌改良しながら食糧にもなる有能な作物です。ぜひ育ててみてくれよな。

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