11月22日は、いい夫婦の日。 結婚記念日の方も多いだろう。 この日、夫が仕事から帰ってくると、手にはケーキ屋さんの袋。 夫は普段から取引先にいろいろといただくことが多いので、今回もそうだろうと思っていたら違った。 「帰りに〇〇に寄って、買って帰ったんだよ。いい夫婦の日なんでね。」と、夫。 えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!今までそんなことあったっけ!? おい、なんかやましいことでもあるのか?と言いかけてやめた。 せっかくの気持ちを台無しにしては失礼だ。 「えぇっ!う
前回の記事の中で、息子が初めてシャーペンを使って、筆圧の強さからうまくいかず苦労していたと書いた。 息子は、不器用で力の加減が難しいので、軽く薄く書くことができない。 鉛筆だろうが、ペンだろうが、筆だろうが構わず特濃な力強い文字を書く。 シャーペン相手でも力強く書こうとするので、芯がポキポキと折れてしまったり、紙に穴が開いたりして、イライラに繋がっていく。 中学校に進学後も別に鉛筆でもいいんだけど、マス目が細かくなったり、書く分量が増えたり、書くスピードも求められるだ
あと半年すれば息子も中学生。 公立中学校進学に向けて支援級を希望する場合は、そろそろ小学校経由で教育委員会に届け出を提出する時期だ。 息子は、小学校6年間ずっと情緒支援級在籍していて、中学校でも引き続き、情緒支援級で過ごすことを希望している。 この希望が誰の意見なのかというと、私と夫、歴代の支援級担任の先生方、そして主治医が、それが一番だろうと意見が一致していて、なにより本人がそれを強く望んでいる。 そんなわけで、学区の公立中学校支援級を先日見学させていただいたので、
季節の変わり目で、毎日着るものに悩むこの時期。 暑がりの私は、まだまだ半袖メインで朝晩の少し冷える時間に出かける時だけ、薄いカーディガンを羽織る。 長袖、特に秋服は、ファッションセンスを試されている気がして苦手だ。 春も同じく難しいけど、薄着に向かっていくので秋よりは気持ちがいくらか軽い。 だから私は毎年、冷え込みに耐えられるギリギリまで半袖+羽織もので粘って、これ以上は風邪を引いてしまうなと思うと、ある日突然冬服になる。 ファッションが夏から冬へ一気にワープするの
10月から全国各地で最低賃金が上がって、私の住む県でも最低賃金の時給が50円ほど上がる。 今回は、パートとして働く私の悲しき時給事情を書きたいと思う。 パート先に入社した5年前、私の最初の時給は県の最低賃金より67円高く、仕事内容からしても、まぁ納得の金額だった。 そこから私の時給は4年で20円だけ上がったが、その間に世の最低賃金がじわじわと上がり、私の時給と最低賃金の差はどんどんと縮まっていった。 そしてついに昨年、私の時給は最低賃金に追い越されてしまった。 もち
息子の夏休みが終わってしばらく経ち、ようやく平常モードになった。 今回は少し長くなると思うが、我が家の夏休みの宿題事情を書き出してみようと思う。 夏の終わりで今さら感は否めないけど、夏休み真っ只中のときには書こうという心の余裕がなかったので。 今回、小学6年生の息子に出されたのは下記の宿題10こ。 ただ、息子は情緒支援級在籍なので、学校からの配慮で免除されたものもある。 1.夏休み用のドリル 国・算・理・社・英の5教科が1冊にまとまっているメインのドリルと、国・算
息子には、学校で休み時間を一緒に過ごしたり、放課後に集まってゲームしたり、休みの日に公園で遊ぶような関係の子がひとりもいない。 それでも本人はそれを気にしている様子はなく、むしろその方が不安なく落ち着いて過ごせるようで、誘われると逃げ出してしまうこともある。 親としては「ひとりくらいお友達がいたらな」とは思うものの、こればっかりは親が無理矢理どうにかできることではない。 先日、こんなことがあった。 家族でショッピングモールへ行き、昼食にしようと混雑したフードコートでな
私は人との食事の「交換」が嫌いだ。 衛生的に無理!ということではない。 居酒屋や中華のコースのように、最初からみんなでシェアするつもりで注文するものは、全然嫌ではないし、それはそれで好きだ。 お互いに自分の食べたいメニューを注文した上での「交換」が嫌いなのだ。 「ひと口ちょうだい!」なんて、相手を睨んでしまうほど嫌いだ。 子供の頃、こんなことがあった。 お弁当屋さんで家族のそれぞれ好きなお弁当を買って、家で食べることになり、私はすごくトンカツな気分だったのでトンカ
先日、夫が職場から賞状をもらって帰ってきた。 それには「感謝状」とあり、勤続20年を労い、讃えてくれている内容が書かれていた。 20年前は就職氷河期。 夫が入社したその年は、新卒が各部合わせて10人いたが、現在は夫を含めた2人だけが生き残っている。結構な離職率だ。 実は、退職した8人の中に私も入っている。 ちなみに私の退社理由は、寿退社ではなく、単純に不満爆発によるものだ。 ただ夫は会社に残るのだから、妻が変な辞め方をするわけにはいかなかったので、おとなしく「生活
息子が12才の誕生日を迎えた。 大きな病気や怪我もなく、トラブルに巻き込まれるようなこともなく、ただ健やかにここまで育ってくれたこと、当たり前じゃないんだよなと感謝している。 月並みだけど、こどもの成長は何より嬉しい。 彼は最近、制服に付ける名札を自分で付けられるようになった。 手先がとても不器用で、今までは安全ピンをうまく扱うことができず、何度練習しても付けられずにイライラと癇癪を起こしていた。 それが今年の半袖シーズンに入ってから、なぜだか急にスッとできるように
雨の日に息子と車で出かけている時、突然こんな質問をされた。 「おかあさん、今まで地球に降った雨粒の数と、宇宙全体の星の数、どっちが多い?」 夏休みこども電話相談室に訊くような質問!すごくいい質問だ! 答えてあげたいがまったくわからない。さて困った。 私:「む、難しい質問だねぇ。おかあさんはそんなの考えたこともなかったなぁ。すごいこと考えてるんだねぇ。」 息子:「で、どっち?」 私:「うーん、全然わからないけど、たぶん『雨粒』じゃない?今、車に当たってる雨粒だけでもす
学生時代からお気に入りの地元ラーメンチェーン店があるのだが、残念ながら市内の店舗はもう何年も前になくなってしまった。 食べようと思ったら隣の市に残っている店舗まで車で40分ほどかけて行く必要があり、食べる機会がすっかりなくなっていた。 しかし!そのラーメン屋さんの持ち帰り用ラーメンが、地元のスーパーに売っていたのだ! 大興奮でカゴに入れ、帰宅後、さっそくすぐに作って食べることにした。 麺を茹でる湯を沸かしているあいだ、ラーメンのパッケージを開けると、中には麺と豚骨スー
普段は、自分の部屋でひとりで寝ている息子。 時々「今日は家族みんなで寝たい。」と言ってくるので、そんな時は理由を尋ねているんだけど、その理由が毎回かわいい。 「学校で体力テストを全力でやったから。」 「苦手な家庭科を2時間もがんばったから。」 「習字と図工が大変だったから。」 「もう今日は、マ・ジ・で・疲れたから。」 頑張った日や疲れた日に家族3人で寝ることを、ごほうびや充電方法だと思ってくれていて、かわいい。 夫は基本的に平日休みが多く、家族3人で休日を過ごす
梅雨にも入っていないらしいのに、暑い日が続いている。 これだけ暑いとさすがにエアコンを入れたいんだけど、来週、エアコンクリーニングをお願いしているので、キレイになるまでは、と我慢している。 とにかく今は、扇風機に頑張ってもらうしかない。 ただ、扇風機に不満がある。 夫と私の両方に風が届くように首振りにしているんだけど、首振りって「あぁ~行きすぎ行きすぎ。そんなに広範囲じゃなくていいのよ。そこは誰もいないから。もっと範囲を絞ってテンポよく行ったり来たりしてくれればいいの
あばらを痛めた。痛い、痛すぎる。 4月上旬に息子が咳だけ長引く風邪を引き、私はいつも通りまんまとそれがうつった。 私も2週間ほど咳が続いて、GWのある日、急に胸が痛くなった。 胸というか肋骨、あばらだと思う。 左胸の少し下、ブラのワイヤーが当たるあたりに激痛が走る。 身体を動かしても痛いし、少し深めの呼吸をしても痛い。 咳をしたなら地獄、くしゃみは絶叫してしまうほど痛い。 「絶対、あばら折れてるな。あぁ、なんだか情けないな。」 そう思って、GWでもやっている病
息子は生まれつき運動機能に問題がある。 おそらくその原因は、妊娠7ヶ月の時に超低体重の600g弱で生まれたからだ。 当時あらゆる困難を経たのち、生後数ヶ月で理学療法士さんと作業療法士さんにお世話になり始め、小学2年生までは定期的に病院のリハビリに通っていた。 首がすわるのも寝返りもつかまり立ちも全部遅かったし、歩いたり走ったりは3才から5才にかけて、のんびりなんとかできるようになった。 今もなお、手先の動きや全身運動がかなりぎこちない。 そんな息子の小学校最後の運動