コーラドクトリン文書序文
この文書に辿り着いたあなたはきっと、コーラ及びコーラ・ドクトリンに並々ならぬ、愛と関心のある人物であることであろう。まずは仮入隊を言祝ぎ、コーラ斉唱。
コーラ!コーラ!コーラ!
コーラに酔いコーラに溺れコーラに死す
我が人生に万本のコーラあり
地位、名声、富
コーラの前では霞む
コーラでそれらは容易く手に入るから
コーラがあれば傾国の美女を射止めるのも造作ない
だがどんな美女もコーラの前には色褪せる
神界へ届く逆噴射
神の飲み物コーラ
いや違う!
コーラが我らを神たらしめる
コーラ!コーラ!コーラ!
さて、学究気質のあなたは、エビデンスを示せと謂うのであろう。まずは歴史修正主義者によって改竄され、葬られたコーラの真実のさわりを紹介しよう。
始めにコーラ【言葉】ありき(旧約聖書)
汝のコーラ【隣人】を愛せ(新約聖書)
すべての道はコーラ【ローマ】に通ず(フォンテーヌ)
いざコーラ【鎌倉】(鉢木)
余の辞書にはコーラしかない【敗北の文字はない】(ナポレオン)
ゆくコーラ【河】の流れは絶えずしてしかしもとのコーラ【河】にあらず(鴨長明)
敵にコーラ【塩】を送る(上杉謙信)
秘すればコーラ【花】(世阿弥)
コーラ【パン】がなけれジュース【ケーキ】を飲めば【食べれ】ばいいじゃない!(マリーアントワネット)
神はコーラ【細部】に宿る(ローエ)
すべて国民は、コーラ【法】の下に平等であって(日本国憲法十四条第一項)
あなたは世界の真実の一端を垣間見て、動揺しているかもしれない。とりあえずコーラを飲んで元気になってから、続きを読むといい。