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風俗でモテる客とは?

こんにちは、元風俗店従業員の九条です。
今回の記事では、風俗にお客様として通う男性のみなさんが、最も気になるトピックについて話していきます。
ズバリ・・・

風俗でモテる客とは?

結論、「普通に紳士」というだけで風俗嬢にはそれなりに好意を持っていただけます。


8割がキモ客という現実


風俗嬢というのは男性の欲望を解放させるお仕事ですから、日々色んなお客様のあさましい駆け引き、身勝手な要求に晒され、心身ともにストレスを溜めています。
メンエスで言えば抜き、デリヘルで言えば本番の交渉、加えて営業用にLINEを交換してみたら、お店には来ないのに、気持ちの悪い長文日記や脅しの様な店外要求を送られる日々。

そんな「#クソ客」がお客様の8割というのが実態なので、ふとした時に来店される「気遣いができて、紳士的で、余裕のある男性」というは、相対的にただそれだけで神様のような存在に見えてくるわけです。

つまり、普通に「礼節をわきまえる」という、人として当然の振る舞いをするだけで風俗嬢からの好意が得られます。

なので、男性の皆さまは良客のハードルを下げてくれる「#クソ客」に感謝しましょう。


年収、容姿、年齢はどのくらい関係してくるのか


・年収について

10年程風俗の業界にいましたが、収入が多くて好きになったという事例は一度もありませんでした。好きなったお客様が稼ぎもそれなりにあったということはありますが・・・。

理由として、まず現実的に年間2000万を超える高収入の男性は、キャバクラやラウンジの女性に目をつけがちなので、風俗の女の子にはあまりアプローチしないというのがあるかな、と。

もう一つ、年収を鼻にかけて口説く男性は容姿や性格などその他の要素が非常に残念な場合が多い、というのも大きな理由だと思います。
そもそも、生涯年収という長期的な展望を無視すれば、瞬間的にはキャストも年収1000万近い月収は稼いでいますので、半端な収入では響かないのが実情です。

他にさしたる長所のない男性が年収をアピールする姿は、風俗嬢からすれば鴨が自分の持つネギの美味しさについて語っている状態と同じです。当然、どんな鴨鍋にしようか(いかに金を使わせようか)、としか思いません。


・容姿について

容姿はそれなりに重要です。しかし、特段造形に優れている必要はありません。大事なのは清潔感です。風俗をご利用されるお客様は、やはりご自身の容姿に気を遣えない方が多い(失礼)です。

年齢相応に肌を綺麗にして、余分な脂肪を蓄えず、ムダ毛はきちんと処理し、体臭や口臭をしっかりとケアしておく。これで十分です。
ただし、体臭や口臭のケアで、似合わない香水をつけたり、ミント系のタブレットを服用するのは控えてください。

若いイケメン以外は逆効果になります。衣服にはファブリーズなどの消臭剤、口臭は飲むタイプのブレスケアなどを服用し、無臭を意識しましょう。


・年齢について

実際のところ風俗嬢も人間ですので、「恋人として許容できる年齢幅」というのは人それぞれです。ただ私が知る限り、仕事で二回りも歳の離れたお客様を相手することもある都合上、昼職オンリーの女の子よりは許容できる年齢幅は広い印象です。

具体的には一般の20代前半女性でしたら、精々29までのところを、風俗嬢は35までなら許容できたり、など。

ただこの年齢というのはあくまで実年齢というよりも、見た目年齢の話になってきますので、若々しく保っているお客様が有利です。稀に爺専のキャストもいらっしゃいますが、そちらは許容というより性癖ですね。

また、20歳のキャストの子が43歳のお客様に惚れた事例を経験したことがありますが、こちらは本当に中身がずば抜けて素晴らしい人格者のお客様でしたので、「年齢が離れててもチャンスはある!」という発想は危ういです。

逆にただ若いだけで、容姿も性格も優れていないにも関わらず、図に乗るお客様もいらっしゃいます。若いだけの男性には何の価値もないので、勘違しているとものすごく嫌われてしまいます。注意しましょう。

相当の人格者でない限り、10以上歳が離れているのは難しいと考えてください。


キャストではなく女の子扱いしてくれるお客様


当然、「お金を払ってるんだから良いよね?」というスタンスのお客様に対しては、風俗嬢もプロに徹してしまうので「これはビジネス」という感覚が抜けません。
しかし、本当に恋人を抱くような愛情を以ってプレイしてくれるお客様に対しては、やはり女の子も人間なので、恋愛感情の錯覚を抱くこともあります。

聞き上手で、話し上手で、一緒にいてリラックスできる環境を提供することは重要です。それも相談のない「甘いもの好きだろう」「お酒一緒に飲んだら楽しいだろう」などの押し付けではなく、ちゃんと女の子と相談した上で「何をするか」決めてくれるお客様は好印象です。


結局のところ気遣いできるかが全て


風俗嬢も普通の女の子なので、昼の世界で女性にモテるような男性は、当然夜の世界でもモテます。しかし昼の世界ほど学歴、社会的地位、収入は重要視されないと思います。気遣いができることが一番

・困らせることは言わない
・サービス外の要求をしない
・自分だけでなく相手も楽しませてあげる意識がある
・笑顔できちんとコミュニケーションが取れる
・清潔感があって相手を不快にさせない

社会で生きていくには人として当然の行いですが、これができないお客様がほとんどなので、基本をこなすだけでかなり好印象です。

「え、お金払ってるのになんでそんなことしなきゃいけないの?」という思考の方は当然モテません。

もちろん、消費者としてそういうスタンスであることに私は反対しません。ただ、「身勝手な功利主義者が人に好かれるわけない」という当たり前の真実が、昼の世界でも夜の世界でも、変わらず厳然とそこにあるだけです。


以上、風俗でモテる男性の特徴について書いてみました。
ザッと思いつくままに書いたので、暇な時にまた加筆修正はすると思いますが、参考になりましたら幸いです。


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