ノゾクダイス「ルール説明」
ダイスの側面を気にしながら
同じ数字の目をそろえる
ノゾクダイスは名前の通りダイスを横から覗き込むゲームです。
ゲームの目的とゲームの流れを紹介します。
(コンポーネントはこんな感じ)
ゲームの目的と世界観
プレイヤーは見習い魔法使いとなり、魔力を生むダイスを手に入れるために魔法の洞窟を訪れます。見習い魔法使いが洞窟に散らばるダイスを獲得したとき、ダイスから溢れ出す魔力によって、持っているダイスの目は変化します。そして、近くで様子を覗いている見習い魔法使いにも溢れ出た魔力は影響を及ぼします。
洞窟から持ち借ることのできるダイスの目は1種類だけ。最も多くの魔力を得ることができる見習い魔法使いは誰でしょうか?
ゲームの準備
プレイヤー人数に応じてダイスを用意し、各プレイヤーは自分の色のダイス2つをふります。次に最初のラウンドのスタートプレイヤーが、残りのダイスを全部ふります。
(上の写真のように出目ごとに分けるとわかりやすいです)
ゲームの流れ
ノゾクダイスは
準備フェイズ → 獲得フェイズ → 確認フェイズからなるラウンドを
確認フェイズで終了条件を満たすまで繰り返します。
以下で各フェイズについて説明します。
準備フェイズ
ラウンドの最初に各プレイヤーは手元のダイス目の合計を確認します。
合計が最も小さいプレイヤーがそのラウンドのスタートプレイヤーになります。
スタートプレイヤーは中央にあるダイスから、最も個数が多い目のダイスをふりなおします。
ラウンドごとに少しダイス目が揺らぎます。
獲得フェイズ
スタートプレイヤーから順番に手番を行います。
手番では手札にあるカードから1枚手元に出し。そのカードに対応した目のダイスを中央から獲得します。ただし自分の色のダイスは獲得できません。
ダイスを獲得したら手元に出したカードに置きます。ダイスの側面を確認して指定された側面の位置に置きます。(上の写真では側面を5にして置いてます)
ダイス獲得後はカードのアクションを2つ実行します。これによって既に持っているダイスの目をコントロールします。
さらに、他プレイヤーも手番プレイヤーのダイスの側面をのぞきこんで、対応するカードがあればノゾクアクションを実行することが出来ます。
手番時以外ではダイスの側面ばかり気になります。
(上の写真では緑プレイヤーが手番の青プレイヤーが獲得した赤色ダイスの側面の1をのぞいて、サブアクションの目が1のカードを出して、そのサブアクションを実行します。)
確認フェイズ
プレイヤー全員の手番が終わったら終了条件を確認します。
終了条件は中央にあるダイスの内、いずれかの色1色のダイスが全て無くなることです。確認フェイズで終了条件を満たした瞬間にゲームは終了し、得点計算となります。
偏ったダイスの獲得になるとゲームは突如終わってしまいます。
得点計算
得点計算の前にプレイヤーはダイスの数字を1つ選択し、その数字以外の目のダイスを脇によけます。
このゲームでは1つの数字(ゾロ目)しか得点になりません。この残ったダイスは「持ち帰ったダイス」といいます。
得点計算では以下の2つから魔力を計算します。
①持ち帰ったダイスの目の合計と同じ数の魔力を得ます。
②持ち帰ったダイスが1番多いプレイヤーは2魔力得ます。
魔力の合計が最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。
出し切りボーナス
獲得フェイズでカードをうまく使い切ることが出来た場合
中央から追加でダイスを獲得することが出来ます。
ダイスの状況を見定め、ノゾクアクションをうまく使ってボーナスを狙いましょう。
サクサクできて繰り返したくなる
ダイスピックに加え獲得時のアクションによって手元のダイスは思った以上に変化します。少し先を見据えながらダイスをコントロールしなければなりません。
しかし、ラウンドの最初には、これまでたくさんあったはずのダイスはふりなおしになります。トレンドを見極めて、カードをうまく出し切りって追加のダイス獲得を目指しましょう。
そろいやすい4を重ねていくのか、ロマンのある6を貫くのか悩ましいです。あと少しのところで思ったゾロ目に届かないと、もう一度繰り返したくなるサクッと終わるプレイ感です。