虫愛その6【生き物の設計には無駄がない】

こんばんは、にゃんぷぅです

今日は、生き物の設計には残酷なほど無駄がないという話をします。ちなみにゃんぷぅの生物に関する最終学歴は高校どまりなので、なんか専門的に間違っていること言っていたら後学のためにご指摘よろしくお願いします


てことで。無駄がないって話です^^

あのですね、カゲロウっているじゃないですか。淡い羽根と棒のような胴体で、いかにも「この世のはかなさ、すべて引き受けます」って感じのトンボみたいなやつです。さすが ザ★はかなしさん だけあって、なんと三日で死んでしまうらしいんです。。。ううう影のようなうらうらと透き通った一生ではないですかぁぁぁ

でね、びっくりしたのはそもそも三日しか生きられない設計になってるので、生殖活動以外、食餌すらする必要ないと遺伝子に判断されたようで。

口がない!(ろがない、て読まないで~クチです)

んですよ。すげえよね。もうお前はカゲロウ、三日しか生きんのだから継続的な栄養補給はいらん、生殖行動だけしてわしら(DNAのこと)を次世代に連れてゆけばいいんじゃ、と運命づけられているんですね

カゲロウ=断食して子作りする仏。です

ひええ。。こわわ

個体の苦しみとか不便さは、連綿と続くDNAの世代交代には関係なく、そこには慈悲の余地すらないんかい!というところ。

ああ、やっぱカゲロウさん、はかないわ~よよよ。

THE END

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ということには、ならなくて。もっとひええ、となる事実がさらにあります。

皆さん、カゲロウが幼虫の頃って見たことありますか?

実はあいつ。

アリジゴク

なんです。


ほら、夏の神社の境内の下、砂地でさらさらしたとこに陣取って、脇を通りかかったアリたちに砂を怒涛のようにかけまくって自分の巣である砂のすり鉢に引きずり込んでいく、地獄の閻魔さまのようなあのアリジゴク。

成虫になったら草の露をのむ口も持ち合わせないはかなさNO.1のカゲロウに昇華して仏のような三日間を過ごすんです。

裏と表ありすぎ。自然界こわわ・・・・・


お後がよろしいようで。ぐっすり寝てくださいw

それでは、また!おやすみなさい







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