第一回「末長澄華展」を振り返って(続編その一)
時系列順につらつらと書き記します。
壁割り
第二回目(3月)の主な議題が壁割りの話となりました。壁割りはまず誰をどの場所に配置するかは決めず、一人当たりの展示面積の素案を出しました。その後、あみだ.com(※)のあみだくじによりメンバー割り振りを行いました。壁面ごとに仕様が少しづつ異なることもあり、直前まで壁割りの事は話題になりました。
※入力方法が分かりにくいという意見があり、確かに私もそう感じましたので、今後同様の機会があった場合は、別サービスを検討したいと考えています。
壁割りの話は初期からに決めておく必要がありますが、展示直前にならないと(自身の展示イメージなどのために)詳細が確定できない要素もあり、長期にわたり毎度話題になる議題になる傾向がありました。
反省点としては、ライトのあたりがわるいデッドスペースのため、当初予定の各人1.5mではカツカツの面(D面)があり、展示前に展示幅を1.3m目安まで調整しました。次は気を付けないといけない点です。
ハッシュタグ
複雑なものではなくシンプルに #末長澄華展 に決まりました
サブタイトル
展示会をSNSで宣伝する際のハッシュタグを決める際、メンバーより、サブタイトルを決めたい、という意見が出ました。DM内で活発な意見が出て、数十の案が挙げられましたが、最終的に「7つの花束」に決まりました。これがテーマを表現する言葉として後々の宣伝で役立ちました。
ポスター制作
写真はメンバー協議により1点のみを使用したデザインとしたいという話になり、メンバーより各1点、ポスター用の写真を集約しました。
仕上がりサイズはA3ノビとして、文字入れができるようにシンプルな背景が望ましい、という条件で集めました。
Google Drive により画像集約し、Google Form によるメンバー投票で使用作品を決め、tundoraさんの画像に決定しました。
特に事前掲示などはせず、展示部屋の入口などに貼りました。
ブック制作
ブック制作については最初に本の構成イメージを提示し、各カメラマンから4ページ分の写真を集約する形で行いました。
最後のページに各カメラマンのあとがきを入れることにしましたが、実は写真よりも集約に時間がかかりました。私もそうなのですが、文章を書くのは難しいです。しかし、思い出にもなり、入れて良かったと思っています。
表紙デザインには末長澄華さんのイラストを使わせていただきました。
本の表題はそのまま展示会のサブタイトルと同じ「7つの花束」です。
ブック販売の話は最終編別記事で改めてお話したいと思います。
ブックの業者さんは、PDF入稿の業者「冊子製本キング」を選びました。自分で原稿を制作する必要はありますが、みんなで確認しやすい利点が大きいです。WEBブラウザ上で編集する方式はハードルは低いですが、アカウントがないとプレビューできない点が制約になります。
DM制作
キックオフ当初は、感染症対策で行動規制がかかることが最も発生しそうなリスクと考えていました。行動規制がかかればDMが配布困難となり、宣伝効果も低くなり徒労に終わる可能性があると考えて見送りました。
ただし実際には、幸いにも行動規制はかからず、通常の感染対策のみで済む状況であったため、DMがあれば他の展示会からの流入が期待できたと思います。
物品の調達
物品は調達時期別に以下のように分類できると思います
①初期 ギャラリーから借用として初期から手配必要なもの
②中期 宣伝活動やブック制作のために必要な物品
③終盤 展示用品
画像集約の時期設定も「アリコレZERO」を参考にさせていただいきました。具体的には、展示写真は展示の2か月ほど前には完了し、ブックやポスター宣伝活動用の写真を集約するといったあたりです。
物品の調達も開催までの期間中、繰り返し話題になると思います。
内訳詳細については次回に続きます。
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