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NHKスペシャル「Z世代と“戦争”」は政府プロパガンダの弱毒ウイルスか

NHKスペシャル Z世代と“戦争”

この番組は以下の説明がされている。

戦後78年となる終戦の日。Z世代の若者たちが“戦争”をテーマに本音で議論。参加するのは高校生・大学生・ドキュメンタリー作家・元自衛官など多彩なメンバー。Z世代3千人へのアンケートでは「10年以内に日本が戦争に巻きこまれる可能性は」という質問に、半数以上が「ある」「どちらかと言えばある」と回答。戦争を起こさないために何ができるのか? Nスペが記録してきた過去の戦争も題材に、専門家やゲストと考える。

戦争の悲惨さや戦時下の国民の選択肢の激減は伝えるが

番組では、ウクライナの現実や、第2次世界大戦下の国民の置かれた状況などをレポートや記録、専門家の意見などを交えながら、
若者たちに「戦争になったらどうするか」の問いかけはあるが、
NHKの番組説明にある
「戦争を起こさないために何ができるのか?」
については踏み込んでいかない。

例えば、
⚫︎何を捨てても、戦争から逃げる、国外に逃げるに対しては、
家族や財産を捨てられるか?外国に出られるか?そこで暮らせるか?
と言う現実を突きつけたり、
⚫︎戦争は反対する、敵も味方も戦争すべきでない、には
近所や家族を敵に回してその意思が貫けるか?
国の方針に従わなければ、仕事はなくなり、場合によっては逮捕され収監される。
とアドバイスする。

戦争になったら、
「一緒に戦うしかない」
と言うことを真綿で包みながら、ぎゅうぎゅう押し付ける感じだ。

肝心の
「戦争を起こさないために何ができるのか?」
については、
元自衛隊員が
「戦争を取り締まる警察機関が国連にあればいい」
というが、
国連の組織内では、それは誰にも作れないことが分かってない。
本人真剣にそう望んでいるだろうが、
番組としては茶化しの無駄な時間だ。

国連はそれができないことを専門家が力説するだけで、

肝心の
「戦争を起こさないために何ができるのか?」
についてはい1ミリも踏み込めない。

この何の方向性も出せない議論をしたことを、

「戦争を起こさないために何ができるのか?」の番組と称する
NHKにはどのような意図が潜んでいるのだろうか?

農業には弱毒ウイルスと言う言葉がある。
植物のウイルス病の防除方法の一つに弱毒ウイルス の利用がある
病徴をほとんど生じさせない弱毒ウイルスを 一種の弱毒生ワクチンとして、ウイルス病の予防に利用する。
あるウイルスに感染した植物には、他の系統や近縁のウイルス種による感染が抑制される現象を利用する。

この番組は、
「日本がいざ戦争になったら
従順に国の言うことに従う方がいいのかな」
と言う弱毒ウイルスが仕込まれていると感じたのは
私だけだろうか?


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