政治腐敗をなくすための選挙制度改革
政治家の裏金問題やの問題には
政治腐敗をなくすための選挙制度改革も必要です。
世問う国民党は結成当初から、
選挙制度にも提案を行なってきました。
それは今でも有効な方法だと思うので再掲したいと思います。
その1 は中選挙区比例代表選択制です。
#中選挙区比例代表選択制
骨格は
1 都道府県単位で各3議席の中選挙区を設ける。
47×3=141議席
2 全国を範囲とする比例代表選挙区を設ける。
141議席
これを全体として一つの選挙とし、
有権者は中選挙区に投票するのか、比例代表に投票をするかを選び
どちらか一方に投票する。
有権者の投票は現行小選挙区比例代表併立性の二票から一票になる。
これは極端な1票の格差の問題も大量の死に票の問題も、
現行小選挙区比例代表並立制ではいつまでも解消されないのに対して、
極端な1票の格差問題を抜本的に解決し
定数も大幅に削減して無駄な経費を省き
なおかつ多様な国民の意見を拾い上げる。
1票の格差が限りなく少ないこの仕組みに変えるべきである。
理論的には1/141=0.7%の少数意見まで反映可能だ。
この方法では、
比例代表にするか中選挙区にするかは有権者が決め、
どちらかにしか投票しない。
このことにより、たとえば
中選挙区ではその地域の意見を上位3種類まで吸い上げることができる。
比例区と選挙区を有権者が選択することにより
地域密着型の候補者が良いのか、
地域と切り離して政策や理念中心が良いのかも含めて、
多様な選択枝が生まれる。
中選挙区部分では地方の国会議員が増え、地域バランスが良くなる。
比例代表部分では、多様な意見が反映される。
#国民投票で首相選出
首相を国民が直接投票で選ぶ制度を提案します。
国民が政治が遠いと感じるのも、
3権分立なのに、内閣と国会(=行政と議会)の役割が分かりにくいのも、
議院内閣制で、国民が直接首相を決められないからです。
そこで首相直接選挙制度を提案します。
これは現行憲法を変更しなくてもできるので、
憲法を変える論議をしたくない人にも受け入れやすいのではないかと思います。
方法は、公職選挙法を改正し、以下の趣旨の法律を成立させます。
#首相を国民が直接選挙で選出する公職選挙法改正趣旨
1 首相は国民が直接選挙により選出する。
2 この選挙は定員1の首相枠国会議員選挙全国区を兼ねるものとする。
3 有権者は誰でも、その選挙に立候補できる。
4 その選挙期間は半年間とする。立候補の届け出は投票日の3―6か月前の候補者の望む日とする
5 国民の投票で投票総数の過半数を得た候補を首相指名者とする。
6 国会には5の首相指名者を内閣総理大臣として提案できる。
7 国会はその指名者を内閣総理大臣として承認する。
#被選挙権を18歳まで引き下げ
国政、地方自治の被選挙権は18歳まで引き下げる。
#国民全員に選挙権を
選挙権は妊娠中の胎児からからお年寄りまで、国民全員に広げる。
このことにより子育て中の家族の意見が反映されやすくなります。