タイムログ(時間簿)をつけて理想の暮らしを手に入れよう
タイムログをご存じですか。
いつ、何をやっていたのかを時間軸で記録したもので、いわば家計簿の時間版です。
これを使うと自分が何に時間を使っていたかが可視化され、無駄な行動がへり目的を達成出来るようになります。
タイムログとは
タイムログとはこのようなものです。
時間軸でやったことを記録します。
一般的な手帳は予定を書き込みますが、タイムログは結果を書き込みます。
タイムログの前と後
タイムログをつけるようになったのは私が記憶力が悪いからです。
昔のこと、おおむね一週間ぐらい前になると何をやっていたのか分からなくなることが度々あって、それで無為に時間を過ごしたんじゃないかと不安になるのです。
そこでこれは記録を残さなければならないなと思ってつけ始めたのがそもそもの始まりです。
実際に着けてみると、自分の過集中が分かりました。
記憶のない期間はだいたい何かに熱中しているのです。
それがずっと続けば天才なのですが、私の場合は二週間ぐらいで飽きてまた別のものに集中するということを繰り返していることが分かりました。
自分のパターンが分かるとそこから対策を導けます。
集中してしまう時は寝食を忘れてしまうので、それはもうそれでしょうがないものとして後からリカバーして帳尻を合わせることにしました。
手帳なんかもそれまで熱心につけていても、見るのも面倒になって白紙になってしまうのですが、それはもうそういうものとして、タイムログに何をやっていたかが残っていれば良しということにしました。
不思議なもので自分のそういった癖を許すとコントロールが出来るようになりました。
過集中しても食事をしたり家事をしたり出来るようになったのです。
それに記録が残っているので、見返して思い出して、また止めたところから再開できるようになりました。
それはドラクエでいうところの冒険の書を手に入れたような感じでした。
そうするとやっていたことが積みあがっていくのです。
自分の経験として履歴が残るのです。
これは大変大きな変化でした。
またまめに手帳が付けられる平穏な期間は毎週末に振り返りをして一週間を評価することによって、翌週の行動選択をより良くスムーズに行えるようになりました。
それを一ヵ月二ヵ月と繰り返すうちに、次第に自分がどれくらいの時間でどれくらいの行動をこなせるのかデータが取れます。
すると予定を立てるのも現実的に可能なものを上手に立てられるようになりました。
さらに現実的なプランを積み重ねて目標を達成していくことも出来るようになりました。
それまでは机上の夢で有った大きな目標も小さな達成を積み重ねて実現できるようになったのです。
ですから皆さんにもぜひタイムログをつけていただきたい。
この喜びを分かち合いたいと思いnoteにさせていただきました。
実際のつけかた
何を使うか
私はバーチカルのA5サイズのものを使用しています。
一週間が一覧できるところが使い勝手が良いポイントです。
一年ほどアナログで記録して、今はiPadでデジタルで記録しています。
両方試して見て、アナログとデジタルどちらも利点が有りましたが、修正のしやすさからデジタルを選びました。
アナログはデータが溜まっていくのが目に分かるのて達成感が有るのと、始めやすいこと、手軽で続けやすいという利点が有りました。
デジタルはiPadが必要になるので、お持ちでない方はまずはアナログから始めるのが良いと思います。
よければ私が作ったリフィルをお使いください。
プリンターが無い場合にはノートに手描きしても良いです。
私も一年ほどそうしていました。
それも面倒くさいという場合はバーチカルの綴じ手帳を使っても良いと思います。
ちなみに何ですが、一冊の綴じ手帳に予定と記録両方つけるのはあまりお勧めしません。
散々試しましたが、予定と記録が混在すると分析と評価の際に一覧性が損なわれて効果が薄れます。
タイムログには出来れば一週間分くらいのバーチカルの専用ページをご用意ください。
タイムログシート(手帳リフィル)はこちらで無料配布していますので、良かったら使ってください。
書き方
後で分析することも考えて項目を決められると良いですが、最初のうちは試行錯誤で色々試して見るのが良いと思います。
一週間記入するとこんな感じのものが出来上がります。
分析しよう
一週間分のログがたまったらログをマーカーで色分けして分析します。
私はアウトプットを増やすことが近々の課題なので
・アウトプット
・インプット
・仕事(やらなければいけないこと)
・プライベート(生きていくために必要なこと、その他雑事)
の四項目で色分けしています。
評価しよう
色分けしたら出来上がったタイムログを眺めて評価します。
今週はアウトプット出来たなーとか、今週はやらなきゃいけないことが多くて自分の時間が取れなかったなーとか、そんな感じで評価します。
そしてそれを下のGOOD、更に・・・の欄に記入します。
更に・・・は来週の目標とします。
これで一週間の分析と評価が出来ます。
おまけ:まずは理想の一週間を妄想してみよう
今回サンプル用に理想の一週間というのを作ってみたのですが、これがとても良いワークだったので皆様にシェアします。
最初淡々と一週間をこなす現実的なものを作ったのですが、後からあれもこれも入れたいとなって都合3回作り直しました。
おかげで自分の願望が可視化され、目標、行動指針として明確にビジュアル化されてとても良かったです。
理想の一日ワークは有るけれど、一週間単位のものってあまりないですよね。
一週間が出来たら一ヵ月でやってみるのも良いですね。
そうするともうそれは目標管理というより引き寄せワークですね(笑)
みなさんもぜひ理想の一週間作成してみてください。
かなりオススメなワークです。
私も理想の一週間をプリントアウトしてアナログ手帳の方にも挟んでおこうと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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