"HTML5"から"HTML Living Standard"へ
LinuCエヴァンジェリストの鯨井貴博@opensourcetechです。
はじめに
少し前までHTML5と言われていたものが廃止され、
HTML Living Standardとなったことに関するメモです。
HTML5とは
W3Cにより策定されたHTMLの仕様です。
https://www.w3.org/TR/2017/REC-html52-20171214/
1990年頃に出来、
https://www.w3.org/People/Raggett/book4/ch02.html
もう一つのHTML仕様を決める団体であるWHATWGから、
HTML4を改善してくれと要望があり、
2014年 HTML5、 https://www.w3.org/TR/2014/REC-html5-20141028/
2016年 HTML5.1、
https://www.w3.org/blog/2016/04/working-on-html5-1/
2017年 HTML5.2と更新されてきました。
https://www.w3.org/TR/2017/REC-html52-20171214/
HTML5からHTML Living Standardへ
そして、W3CとWHATWGの話し合いで次は統一したものを作ろうとなり、
W3C and WHATWG to work together to advance the open Web platform
https://www.w3.org/blog/news/archives/8909
2021年1月28日、HTML5が廃止されHTML Living Standardが誕生しました。
https://html.spec.whatwg.org/multipage/
おわりに
かなりざっくりと書いたので、
もっと詳細を知りたい方は検索してもらえればいっぱい出てくると思います。
とりあえずHTMLの変遷と、
今ならHTML Living Standardを調べればいいということが分かったのでOKです♪