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2023年5月5日「四条烏丸とシュークリーム」

四条烏丸と烏丸四条、どっち???

 正解は四条烏丸。住人からしたら当たり前の前後表記なのかもしれないが、正直どっちでも通じそうで分からない。なににせよ今日は四条烏丸に行った。何のためかというと前日の日記でも書いたように「春の古書即売会」に行くためだ。"春の"って書いたっけ、忘れた。春があるなら当然夏もある。らしい。

 即売会というものそのものに初参加だったので、展示してあるものをすぐに買えるから「即売会」という意味を帰ってきてから知った。あまり展示という目で見ずに普通に商品として見ていたが、置いている品を商品と書いている店もあったな。そこの線引きは曖昧なのだろう。

 60年代の香水会社のポスターや倉橋由美子の小説、手塚治虫や石森章太郎やモンキー・パンチの時代にまとめられたSF漫画大全を買った。その他にもBauhausについての仏語の資料や戦中、明治時代の本などが置いてあり非常に楽しかった。古い写真集や歴史的価値のあるものは面白かったが、統合失調症を精神分裂症と呼んでいた時代の資料など、今となっては間違った知識が載っている本については深い知識がないと楽しめないのだろうと思った。いずれにせよ、突発的だが行ってよかった。本は最高。

 でもそろそろ電子書籍に移行しないとマズイ。

世界一大好きなお菓子

 私が世界一好きなお菓子は(タイトルでバレているが)シュークリームだ。3歳の頃から既に誕生日にはケーキではなくシュークリームをもらっていたほどに。

 京都へは突発的に行ったので何の下調べもしなかったが、少しGoogleに聞くと手毬シュークリーム専門店なるものを紹介された。AIが蔓延る世の中になりそうだが、今のところまだGoogleも有用なようだ。ということで家族への土産とともにシュークリームを購入。5種あった(本当はもっとあったが、他は売切れだった)ので一つずつ購入し、帰宅。

 手毬シュークリーム、ほんっっっっとに美味い。皮は砂糖のざらつきがあり面白い舌ざわりだ。しかしこのざらつきはまるでカステラのザラメのように高級感が感じられる。幾つか食べてみたが、どのクリームも素材(ピスタチオやエスプレッソなど)をそのまま泡立てたかのように、深く広がりのある味わいだったが重さは軽い。皮との対比も美味しさの秘訣かもしれない。いやもうほんとに美味しいので、四条烏丸に行った際はぜひ立ち寄ってほしい。裏通りにあるお店なので、見つけにくいがその分隠れ家的要素もあって楽しい。

 ちなみにそのお店の近くの家で黒猫が飼われているようで、時々近くの道まで出てきている。人にも慣れているようで、カメラを向けてもビビらず、撮影までさせてくれた。スペシャルサンクス黒猫さん。

 ということでシュークリームレビューでした。


 無計画でも旅は楽しい。
 でもお金は計画的に使おう。素寒貧になるかと思った。

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