「これがいいんで」
歌人の荻原裕幸さんがポストで「難題」を募集していた。
荻原さんが私の出した題で短歌を書いてくれる…?夢のようなオファーに飛びついたらめでたく題を採用していただけた。ヤブァイ。ありがたすぎる。
短歌だけに非ずコメントまで付けていただけるなんて贅沢なイベントすぎるだろ。見逃さなくてよかった…
時々、ヒヒヒと気持ち悪い笑いを浮かべつつ見返しているのでここに保管させていただくことにする。
荻原裕幸さん、本当にありがとうございます。
我が家のガジュマル(通称ガジュ)は、もともと「根が張ってないですよこれ」と言われてそれでも「これがいいんで」と買ってきた子である。
1年経ったので植え替えをしたらさらにぐらぐらになってしまった。私は植物を育てるのが天才的に下手くそである。
イメージしていたほど(20メートルにもなったらどこに植え替えてやろうと密かに心配している)ぐんぐん大きくなるわけではないんだけど、新しい葉っぱは出てきているし、緑もきれいだし、つやもあるのでそんなに心配することではないのかなと思っている。私がにふぇーでーびるだよ、ガジュ。
私がキジムナーを知ったのは、幼少の頃繰り返し読んだ水木しげるさんの妖怪図鑑だ。沖縄・ガジュマル・妖怪。岡山のど田舎の子どもにはそれはもう何もかもが別世界で憧れとなった。さて40年の時を経てやっとガジュマルと暮らしているというわけだ。たぶんキジムナーもいるんじゃないかと思うけど、いつか会えたらいいと思う。
昔、家族で沖縄旅行をしたことがある。
空港からタクシーに乗ったら運転手さんが私たち姉妹に「お嬢さんたちはイッペー チュラカーギーですね」と言った。父が「それはどういう意味なんですか?」と聞いたら「とっても美人ですね」という意味らしい。はあん、観光客のつかみはオッケー。
記憶では「イッペエチュダカーギー」だったんだけど、調べたら少し違っていた。あれもこれも食べたいなんて話をしていたら「ガチマヤですね」とも言われた。ガチマヤー、食いしん坊である。これは運転手さんの素直な感想だろう。