自分にあったメモツールを探す

物忘れが激しかったり、いろんなインプットをしているものの、インしたものがどこかにたれ流されているわたくしめです。

せっかくいいアイデアが思いついたとしても、三歩あるくと忘れている・・・

これはやばい。どっかにメモっておかねば!!!

tl;dr

Apple WatchのDraftsでメモりつつ、Craftか純正メモでまとめる。

注:わたしはAppleユーザですので、その前提でお願いします。

ユースケースを考える

さて、メモるにあたってなぜメモるかは前段のとおりです。

誰がメモるかは、自分です。個人利用でできれば良いです。

何をメモるかは、読書であったり、Podcastであったり、人に聞いたいい話であったり、都度のインプットをメモりたいわけです。

それは街なかを歩いているときの耳からのインプットであったり、電車で本を読んでいるときであったり、家でネットを見てるときであったり、メモりたいなぁと思うときは様々です。

いつ、どこでメモるか。

それはインプットされたそのタイミングでその場でメモりたい!と強く思っています。(三歩あるくと忘れるのでw)

でも家の中ではいざしらず、街なかだったり、電車だったり、公共の場でもメモりたい、となってくるわけです。

じゃぁ、それはどうすればよいのだろうか・・・要望に応じた実現方法を考えてみます。

アナログかデジタルか

まずは大きいところから手段を考えてみます。

アナログかデジタルか。

これですが、自分の場合はデジタル一択です。

そう、わたしは字が悶絶するほど汚いのです(知らんわw

社会人なりたてのときは、先輩の作業やらなんやらを後ろから眺めつつ、超速の速記でちょっと大きめのポストイットにメモって、あとからポストイットを見つつノートに整理する、って型ができてました。

が、字がキッタナイ!

ぎりぎり読めるので、まぁ問題ないんですが、ぶっちゃけ見返すのが苦痛です。(どんだけ字が汚いのか・・・

(脱線しますが、速記のために記号や簡単な絵(アイコン?)を多用するテクニック的な本を読み漁ったの思い出しました。)

見返すのが苦痛なメモはゴミにしかならないので、ここはデジタルツールに頼ることとします。

▼機能要件

ツールに求める機能ですが、「データへのアクセシビリティがよい」に尽きます。

って、これだと解像度があら過ぎなので、ブレイクしていきます。

1.いつでもメモれる

利用シーンから考えて、外でも気楽にメモれることが必要です。

では、歩いているときにiPhoneを出して文字をポチポチ打つイメージで良いのか?と言われると、Noです。

実際にポチポチ打ってた時もあったんですが、めんどくさくて続かなかったです。(歩きながら端末に集中すると危ないですし)

さらに、今はマスクもしてて、Apple Watchでシームレスにあけてくれるものの、ちょいちょい開かなかったり、なにかとメモりたい気持ちを折りにきますw

ということで、ここは音声入力でメモれるのが必須としましょう。

じゃぁ純正メモでもいけるじゃん、と思って、道端でAirPodsに音声入力したのですが、車の音にはばまれて通りに舞いました・・・

2.アプリがもっさりしていない

自分の場合、サクッとメモにアクセス出来ることは、非常に使い心地がよく、メモを見返すのにも心理的なハードルがなく、非常に重要なことです。

アプリがもっさりしていると、、、

「そもそもアプリを立ち上げるのがめんどくさい → 見ない」

となり、電子ゴミが増えるだけです。

加えて、PCで常時起動させておくとリソースを食ってしまうのも嫌だったりします。

3.複数デバイスで見たい

PC(Win/Mac)、iPhone、iPadの複数デバイスで簡単にアクセスしたいのです。

ただ、Apple製品はWindowsに優しくないんですよね。

Windows向けのiCloudのアプリとか、確信犯的にゴミアプリにしてるとしか思えないですし。。。(リソースは食うわ、スタートアップから外せないわ、UI?なにそれ、みたいなUIだし・・・)

ということで、Windowsの場合は、とりあえずWeb経由で見れればOKでしょう。

4.バックアップ出来る

アクセシビリティから唯一外れる要件としては、バックアップです。

メモったデータの山が、ある日突然サービスとともに消え去りました、ってのは避けたい。

なので、バックアップをとって、他のサービスに移行できることは必須です。

▼ツールを比較する

ここまで長々と前置きを書きましたが、要件にあったツールであることが大事なので、めんどくさくても自分の要件を把握するために書いてみました。

ちなみに、要件に「無料であること」がないのは、やりたいことにビタッとマッチするのであれば有料でも全然OKな考えだからです。(無料で使えるなら無料のほうがいいですが)

と、ここでも長くなりそうなので、早速ツールを比較していきます。

OneNote

仕事で使ってました。

同じ組織の人と使うには抜群です。

共有も簡単だし、絵も書ける。誰が修正したかも簡易的に見れる万能系ツールです。

が、めっちゃもっさりしてる。マジで立ち上げるのが苦痛でした。

[2]の要件が出たのはこのおかげです。

よってノックアウト。

Evernote

無料枠だと同期端末に制限があるんですよね。

別に有料にしてもいいんですが、、、これももっさりしてるんですよ。

よってノックアウト。

Google Keep

アプリの立ち上げも素早く、iPhonだと音声で入力もできます。

Googleドキュメントにコピーすればバックアップもできなくはない。(めんどくさいけど・・・

Webから見れて、どの端末でも気軽に見れる。

いいですね。悪くない。

一点上げるとするならば、Apple Watchから入力ができないところか。あとバックアップ。(一点じゃないw

Dropbox Paper

共同作業用ですね。

最初のドキュメント生成がめっちゃ重いです。

これは気軽にメモれない・・・自分の用途にはマッチしませんでした。

Bear

UIもきれいで、起動も素早い。

Apple Watchにも対応していて、Apple Watchで音声入力も可能。

非常に良いです。

が、複数デバイスの同期は有料プランか。

一旦保留です。

Simplenote

以前これを使ってました。

アプリは軽快に起動し、Webからも見れて複数デバイスでデータにアクセス出来る。

iPhoneを使えば音声入力もいける。

使わなくなったのは、Markdownに癖があってちょっと疎遠になったんですが、要件的にはわりとマッチしてます。

Text形式でExportも可能。

いいですね。

強いて言うなら、Apple Watchから音声入力が出来ないのが気になるくらいでしょうか。

Notion

これをメモツールで比較するのはちょっと違うのかな、と思いましたが、入れてます。

用途的には知のDBを構築する人向けです。

なので、これももっさりしてます。

ただ、メモ用途ではなく、情報をまとめて共有・公開したい人には俄然おすすめです。

Flashcardも作れるようになったとかで機能は凄まじいです。

Craft

最近話題のCraftです。rebuild.fmを聞いてる時にあがっていたので、使い始めてみました。

使用感としては、サクッと起動して、Webでも見れて非常に心地いい使い勝手です。

無料の範囲内だと、Exportの形式は限定されますが、とりあえずTextで出力できれば問題ないでしょう。

気になるとすれば、Apple Watchから入力ができないところですかね。

Drafts

起動が早く、サクッとメモれます。

また、Apple Watchに対応しており、なにかしててもシームレスに音声入力でメモが取れるのが最高ですね。

iPhoneとMacでiCloud同期してくれるので、Apple Watchでとったメモも気軽に編集可能です。

バックアップも共有ボタンから、別アプリに飛ばせるので一定のラインは超えていると見て良いでしょう。

これは、、、採用です。

ただ、Windowsでデータにアクセス出来ないんですよね。

Webで見れればいいんですが、いまのところ提供はしてなさそうです。

純正メモ

Apple製品を使うならば、このアクセシビリティは最強でしょう。

コントロールセンターから一発でアクセス出来るのはこれだけです。(Appleやりたい放題だなw

共有すれば別アプリに飛ばせるので、一定のバックアップ要件はクリア。

複数デバイスの観点だと、一応iCloudからWebで見れなくはない、、、けど、メッチャ使いにくい。

アクセシビリティがダントツなんですが、他のところがちょっと弱い。

まぁApple製品を継続して使うのであればありか。

結果

いろいろ使ってみましたが、使い分けですね。

外やなにかの作業中にメモるならDraftsメモったものをまとめるならCraftといった感じでしょうか。

メモをまとめる他の候補としては、純正メモ、Notion、Simplenoteあたりでしょうか。

ただ、純正のアクセシビリティが抜群すぎるので、メモのまとめは純正になりそうです。

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