『ぼうさいこくたい2022』 へ出展!
「ぼうさいこくたい2022」が開催され、本学のKUISs BOSAIが学生を中心に活動紹介のブースを出展しました。目的は、一人ひとりが防災の意識を高めることで災害の被害を抑えること。阪神・淡路大震災の被災地である兵庫県で開催された今回のイベントには、多くの防災・減災に関わる団体が参加しました。本学からは学生防災士サークルKUISs BOSAIのメンバーを中心にした学生達が地域での活動や防災教育を紹介するブースを出展し、約300名の方が訪れました。また、「兵庫県赤十字救急法競技大会」も開催され、KUISs BOSAIからもメンバーが参加しました。
2022年10月22日(土)~23日(日)、「ぼうさいこくたい2022」(主催:防災推進国民大会2022実行委員会[内閣府・防災推進協議会・防災推進国民会議])が兵庫県神戸市のHAT神戸を中心とするエリアなどを会場に開催され、本学からもKUISs BOSAIの学生を中心に活動紹介のブースを出展しました。
さまざまな災害が発生する日本において、「自助・共助」の取り組みを促進し、一人ひとりが防災の意識を高めることで災害の被害を抑えることを目的に、内閣府などが2016年から主催する日本最大級の防災イベント『防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)』がスタートしました。
第7回目となる今回は、阪神・淡路大震災の被災地である兵庫県で「未来につなぐ災害の経験と教訓~忘れない、伝える、活かす、備える~」をテーマに、産官学、NPO、市民団体など多くの防災・減災に関わっている団体が参加し、大々的に開催されました。
安全・安心教育を教育の柱の一つとしている本学からは、学生防災士サークルKUISs BOSAIのメンバーを中心にした学生達が、防災教育や地域での活動を紹介するパネルや動画を使ったブースを出展しました。出展ブースには防災関係者・地域の家族連れなど2日間で約300名の方が訪れ、本学の活動に大変興味を持ち、学生達の説明に熱心に耳を傾けてくださいました。
「ぼうさいこくたい2022」では日本赤十字社兵庫県支部が「青少年赤十字創設100周年」を記念して、講習会で習得した知識と技術を競うとともに、一層の技術と安全意識の向上を目的とした『兵庫県赤十字救急法競技大会』を開催していました。日頃の活動で培った技術を再確認する意味合いも込め、KUISs BOSAIからもメンバーを選抜して胸骨圧迫と一次救命処置の部門に参加しました。
ぼうさいこくたい参加学生コメント
近畿圏で初めて「ぼうさいこくたい」が開催されると聞き、阪神・淡路大震災の被災地である兵庫県で防災について学んでいる自分達も参加するしかないと思い、サークルの仲間達と相談をしてブース出展の申込みをしました。
「ぼうさいこくたい」本番では今まで知らなかった分野の知識や活動に触れることができたり、防災・減災の活動をしている多くの人達と知り合うこともでき、自分の中での防災・減災についての世界が広がったと感じています。また、ブースに来られた人達と実際に話をする中で、いつのまにか自分達にとって当り前だと思ってしまっていた防災・減災の知識が、実は多くの人達にとっては知らない内容も多いという事に改めて気がつきました。
今回「ぼうさいこくたい2022」に参加して得られた経験や気付きを活かし、これからも「防災・減災をもっと身近なものへ」をキーワードに、地域の防災・減災力の向上に取り組んでいきたいと思います。
KUISs BOSAIサークル長
経営学部 経営学科 3年
戸谷 海斗