韓国|オールド・ソウル散策の休憩に<번트서울(Burnt Seoul)>
7月3週目の食費
期間
7月17日(月)〜 7月23日(日)
食費
Total 3.8万円(380,296ウォン)
外食:10回 33,620円(336,200ウォン)
自炊:10回 4,410円(44,096ウォン)
お菓子作り:0回 0円(0ウォン)
ソウルのレトロを満喫するなら
セウンサンガ(세운상가/世運商店街)
ソウルの中心部を流れるハンガン(漢江)の支流であるチョンゲチョン(청계천/清渓川)沿いにあり、明洞と東大門の中間に位置する<セウンサンガ(세운상가/世運商店街)>。1968年に建てられた韓国初の複合施設(住居と商業施設の複合施設)で、1970年代には韓国の発展のシンボル的なエリアであり、建物だったという。
ソウルでは一般的に、古い建物は一度取り壊して新しい高層ビルを建てる”再開発”が積極的に行われる。しかし、このエリアは”再生”プロジェクトとして、元の建物を壊さずに保存して”再生”させる形で再開発が行われた。そのため、このエリアを訪れると、70〜80年代のソウルっぽい部分を垣間見ることができてちょっとワクワクする。
低層階には若い店(主に飲食店)と昔ながらの店が混在していて、ニュートロの雰囲気を楽しもうと訪れる若者たちでにぎわっている。
こじんまりとしたギャラリーや建物自体を使ったアート作品も点在している。今も建物の上層の住居階は住居として使われているので、一般の人が住居階に入ることはできない。空いている部屋があったら、ちょっとのぞいてみたい。
セウンサンガの道路をはさんだ向かい側にには、ユネスコ世界文化遺産でもあるチョンミョ(종묘/宗廟)がよく見え、空気がきれいな日にはその向こう側のプッカンサン(北漢山)がくっきりと見えてかっこいい。
螺旋階段とテラゾーの床がかっこいい
バーントソウル(번트서울/Burnt Seoul)
セウンサンガからテリムサンガ(大林商店街)につながる歩道橋を歩いていると、コンクリートの外壁のおしゃれなカフェが目に入る。
以前はソウルでは珍しいポップオーバーの食べられるお店だったが、メニューからなくなってしまって残念…。今はプレッツェルやバナナケーキなどを食べることができる。
1階で注文して、2〜3階の客席を利用することができる。客席へは螺旋階段を上って移動する。螺旋階段の上に広がる空間はどんなだろうと、期待に胸がふくらむ。
2階に上がると広々とした空間に低めのテーブルと椅子が置かれているので、視野がひらけるような感じがある。テーブルごとの間隔が広く取られているのがうれしい。窓際には大きな植え込みがあり、窓の向こう側にチョンゲチョン(청계천/清渓川)が見える。3階は2階よりも人が少なく静かで、ソファ席が多くてゆったりしている。
元の建物の構造的になのか、天井が高い。床は年季の入ったテラゾーで、新品のテラゾーとはやっぱり違うなぁと感じた。植木鉢の鉢が、おばあちゃんの家にありそうな陶器製の渋いテイストのものなのに、モダンな家具とも合っている。
肝心のコーヒーは
・酸味のある豆(ソウル)とそうでない豆(バーント)の2種類から選べる
・酸味のある方(ソウル)はしっかりとフルーティーで美味しい
・アフォガートのアイスクリームは韓国に多いシャーベット系ではなく、しっかりとクリーミー
・ミルクのコクのある甘さとエスプレッソの苦味がよく合う
内装だけでなく、味もしっかりと満足できるお店だと思う。
今週もごちそうさまでした。
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