韓国|ソウル:工場や韓屋をリノベしたおしゃれカフェ<onion(オニオン)>
5月4週目の食費
期間
5月22日(月)〜 5月28日(日)
食費
旅行をはさんだのでお休み
廃工場、郵便局、韓屋など…捨てられた空間をよみがえらせる<cafe onion>
cafe onion(カフェ オニオン)
古い建物を生かしたカッコいい空間と、スペシャリティコーヒーとパンの組み合わせで人気のカフェ。1号店は流行の発信地、聖水洞(ソンスドン)に、2号店はソウルの北側のミア(弥阿)という少しマイナーな下町エリアに、3号店はソウルのど真ん中、景福宮のすぐ近くにオープンさせ、どこも超人気店となっている。
実際にお店に行くと、パンを食べるのも楽しいが、とにかく空間がかっこいいので写真を撮るのに夢中になってしまう。
空間を手がけるのは<Fabrikr (ファブリッカー/패브리커)>というアーティストグループで、アートファーニチャーのような単体のオブジェから空間全体を使った設置美術まで幅広く手がける。<onion>の成功以降、ヒットメーカーとして、数多の企業の案件を成功させている。
onion(オニオン)ソンス店
1970年代にスーパーマーケットや食堂として使われていた建物が車の整備工場を経て金属工場に変わった。廃工場となっていたこの建物を、2016年に創業者が空間アーティストの<Fabrikr (ファブリッカー/패브리커)>と組んでオープンさせた。
<onion>ソンス店は、古いコンクリートやレンガ、鉄を残しながら、大きなガラス窓を使った自然光を活かす演出が特徴的な空間だと思う。
onion(オニオン)ミア(弥阿)店
2号店のあるカンブッ(江北)区のミア(弥阿)は、ソウルの北側、やや外れに位置している下町で、二、三十代の若者が密集して暮らしているエリアだと言われている。廃れていたカンブッ(江北)郵便局<onion>側から出店を提案し、2018年、郵便局の半分の空間をカフェに改造してオープンした。コンクリートの天井や壁はソンス店と共通するが、壁一面をスクリーンでおおって照明のように使ったり、壁の高い位置にチェッカーガラスを残して自然光を取り入れたり光が特徴的な空間だと思った。
onion(オニオン)アングク(安国)店
ソウルの中心であるキョンボックン(景福宮)のすぐ隣り、プッチョン(北村)エリアの古い韓屋をリノベしたお店で、韓屋の構造をそのまま残しながら、こちらも大きなガラス窓を壁や仕切りとしても効果的に使用している。
今週もごちそうさまでした。