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【業界2位】を受け、改めて私たちが、とても大事にしていること ―ワンキャリアの戦略と、コアバリューをご紹介させてくださいー

「ワンキャリアさんの、躍進の秘訣が知りたい」
「すごい勢いですね・・・!」

と幸いにも言っていただくことが少しずつ増えてきました。実際、先日のHR Proの調査結果では、弊社・ワンキャリアが年間を通じて2番目に使われているサービスに選んでいただきました。
出展

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文系で2位、理系で4位。2019年卒では、同アンケートでは圏外でしたので、そこからするとランクを上げてきたな、とは感じます。
(ただし本年度の2位に関しては、マイナビさんの躍進・リクナビさんのシェアが落ちたことの方が大きいと思いますが)

また、NewsPicksさんが2019年末にやられた同様のアンケートでも、利用率・使いやすさの2つで、1位を獲得することができました。
出展

FireShot Capture 052 - (6) 【図解】20サービスを徹底比較。本当に役立つ「就活サイト」一覧 - newspicks.com

一般的に「絶対的王者がいる」と言われる、新卒採用マーケットにおいて、私たちの姿を見て、”ジャイアントキリング”である、と表現してくださる方もいるようです。改めて、普段からご利用頂いている皆様、ありがとうございます。

さて、本日は

【概要】
・なぜ、ワンキャリアが就活マーケットで存在感を増すことができつつあるのか?
・私たちが、何を大事にしているのか?
・どんな人と一緒に働きたいと思っているのか?

を簡単でありますが、ご紹介したいと思います。

(1)エンドユーザーファーストを実現できているのは、「営業メンバー」のおかげである

さて、「ワンキャリアが業界2位を獲得できている、秘訣はなにか?」と言われると、結論からいうと、こうです。

「エンドユーザーファースト」をみんなが信じ、営業がときに盾となってでも「就活の透明化」を守り抜き、そして、多くのパートナー企業・クライアント様の力を借りられてきたから

です。私たちは創業以来、一貫して「エンドユーザーファースト(=学生様)」を大事にしてきた会社です。これはもう憲法のようなもので、「何かに迷ったら、エンドユーザーファーストを貫く」ということを徹底してまいりました。

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なぜか? 2つの理由があります。

一つは、「何のために働くのか」という本質的な部分です。
私たちが目指しているビジョンは、「データによって、仕事選びを透明化すること」です。企業優位になりがちな、採用マーケットにおいて、エンドユーザーファーストを実現することで、少しでも「理不尽な仕事選びの現状」を打破したい、という一貫した想いです。

もう一つは「実利」です。

私自身が就職活動をしていた2008~2009年頃は、ちょうどリーマンショックの影響を受けた時代でもあり、「食べログ」などに代表される、クチコミサービスが台頭してきた頃でした。今でこそ、アマゾンの口コミレビューなどは誰もが参考にしますが、当時はまだ完全には浸透しておらず、特に就活マーケットでは、いわゆる、2チャンネルなど、質が高くないクチコミサイトだけが存在しました。

しかし、この時から、時代の流れは明らかに、「質の高いクチコミサービス」に傾きつつある、ということは決まっていましたまた、食べログに代表されるように、ユーザーに支持されたクチコミサービスはすべからく、「超」高収益でもありました。

つまり、

私たちがエンドユーザーファーストを大事にするのは、すでに先行する競合サービスに「勝つため」であり「利益を出すため」でもあります。

とはいえ、これらは「言うは易し」の世界です。多くの人材会社・HRTechカンパニーが、崇高な理念を掲げて起業しても、それを必ずしも、守りきれないのは、「クライアントの方を優先したほうが、短期的には儲かるから」です。

それでも、ワンキャリアがエンドユーザーファーストを大切にできてきたのは、間違いなく社内の「営業」のおかげです。具体的には、営業がときとして、「理念を守る盾」となり、私たちプロダクトサイドを守ってくれ、苦しいときに、絶対に折れない信念を守り抜き、戦い抜いてきてくれたからです。

それは、仲間のためでもあり、何より私たちが最終的に成し遂げたい「ビジョン達成」のためです。

(参考)下図は、ワンキャリアの実際のwevoxスコア(2020年8月)

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解説:
理念・戦略部分のwevoxスコアが85(2020年8月時点)で、これはwevox導入企業の平均(71)を、大きく上回る。その中でも特に「ミッション・ビジョンへの共感(87)」と、「事業やサービスへの誇り(87)」が突出して強い会社です。


(2)私たちは、「PR」を重視する会社ではなく、「コンテンツとデータ」を重視する会社

さて、今更ですが、私(北野唯我)の役割を紹介させてください。

私は、普段、ワンキャリアの取締役として、「ToCサイド(ユーザーサイド)」の統括をしています。具体的には、戦略領域・人事領域・広報クリエイティブ領域を統括しています。(営業・財務法務・管理・開発以外、ということです)

その中で

「ワンキャリアさんは、PRが上手だよね」

ということをたまに言われることがあります。その理由は、おそらく弊社の社員が、NewsPicksや、新R25、日本経済新聞、ダイヤモンド誌、テレビなどに露出することが多いことからきているかと思います。

ですが、PRを統括する身として、はっきりお伝えしたいのは、我々は「PRが強い会社だとも思っていないし、PRに強い会社でありたいとも全く思っていない」ということです。あくまですべてのPR活動の目的は、①事業を伸ばすこと、であり、そして何より、②社員の個性を輝かせる場所を作り応援してあげること、にあります。
ですので、実は、お断りしているメディア露出も裏では多くあります。

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では、ワンキャリアは何を大事にしているのか?

それは、圧倒的に「コンテンツとデータ」です。ここでいう、コンテンツとは、「学生や求職者にとって価値のある情報」であり、キャリアにとってプラスになる物語、です。対して、データとは「マッチングの最適化に必要な情報、すべて」です。

このように、私たちが創業以来、とても大事にしているのは、「コンテンツとデータ」であり、これこそが我々の競争優位の源泉だと思っています。そして、コンテンツとデータを持っている会社には、自然と、PRのチャンスが向こうから舞い降りてくるー こういう構造だと思っております。

(3)成長は、CGMモデル+強いオリジナルコンテンツに、ブランドキャンペーンを載せるイメージで描いている

さて、改めて「なぜ、ワンキャリアが成長しつつあるのか」というと、これは複合的な理由で、一概には言えない面が大きいのが現状です。

ですが、とてもシンプルにいうならば、この掛け算のイメージです。

※ワンキャリアの成長モデル
(CGMモデル+ 強いオリジナルコンテンツ)×ブランドキャンペーン

順に、説明します。

まず、我々の事業の根幹にあるのは、CGMモデルと呼ばれるビジネスモデルです。これは簡単にいうと、ユーザー投稿型のコンテンツと呼ばれるもので、食べログをイメージするとわかりやすかと思います。この特徴は、一度コンテンツが集まると、等比級数的に伸びていく、というモデルです。つまり、一度サービスが伸びるとどんどん伸びる、という強みがあります。(CGMの詳細はこちらをご覧ください)

二つ目は、「強いオリジナルコンテンツ」と呼ばれるものです。まず、創業以来ずっと内製である編集部と、選び抜かれた編集パートナーと作る、「記事」です。

加えて、直近では、企業様と作るYouTube説明会LIVEにも力を入れており、高いクオリティを常に追求しています。これによって「サービス全体のクオリティ」を上げることを実現しています。

最後は、ブランドキャンペーンです。

ワンキャリアでは、通常のマーケティング施策に加えて、年に何度か、ブランドキャンペーンと呼ばれる、大型のマス施策を行います。たとえば、昨年は、ES公開中 というキャンペーンや、Forbes Japanと実施した「Great Company For Students」などが、多くのメディアに取り上げられるなど、話題になりました。

これら3つの施策に加えて、創業以来ご尽力いただいている、デザインカンパニー・Goodpatchさんと共に作る、「美しく、飽きがこない、シンプルなUI」を載せることで、学生さんに「年間を通じて」支持いただいていると解釈しています。


(4)なぜ、ワンキャリのSUPER LIVEには、2.2万人もの学生が申し込んだのか? 1本の串となる「透明化」


さて、2020年は、コロナの影響を受けて本当に激変の一年になりました。当初予定されていた合同説明会は、要請を受けて、ほとんど中止になりました。
(我々、事業者としても、クラスターが発生するリスクがある合説を実施することは、決して推奨できるものではないと思います。)

その中で、立ち上げたのが、YouTube説明会LIVEでした。この中で、特にSUPER LIVEと呼ばれる、複数番組・同時生放送LIVEは、初回で2.3万人、2回目が1.2万人以上の学生さんに申し込みいただきました。
参考までに、2.3万人という数字は、就活マーケット全体の5%近くが申し込んだ、オバケ的数字です。

これをみて、特に社外の経営者、パートナーの方からは「なぜ、こんなに迅速に対応できたいのか?」という質問を多くもらいました。つまり、コロナ禍の不安定な中で、なぜこれだけ早いスピードで、ワンキャリアは行動できたのか? という質問です。

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確かに、私たちは、コロナで合説中止が発表されてすぐ、「3月毎日生放送!ワンキャリア説明会LIVE」を行うなど、この業界の中では、最速・ファーストペンギンだったと認識しています。では、なぜ、ファーストペンギンとなり、行動できたのか?それはやはり

エンドユーザーファーストを、大事にしてきたから

に尽きる、と思います。私自身、3月の説明会LIVEでは、陣頭指揮をとって立ち上げましたが、その際、社内で誰一人として反対する人はいないことに、驚きと喜びを強く感じました。むしろ、全員が「やるべき。だって学生さんは困っているから」と異口同音に言いました。

その時にやはり、私たちにとって最も大事なのは「エンドユーザーファースト」であり、その先にある、就活の透明化なのだ、と確信を持ちました。
そして同時に、やっぱり仲間っていいな……とも僭越ながら思いました。

(5)私たちは決して、優秀ではないが、それでいいと思っている。苦難からの、「3つのコアバリュー」

さて、最後に、ワンキャリアの組織風土や、コアバリューについてもご紹介させてください。前提として、ワンキャリアの創業メンバーには、外資系企業出身者が多くいます。BCG、Google、P&G、Mars Japanなどのコアメンバーが事業の立ち上げ期を支えました。(その後、P&G出身の吉川は現在は独立し起業)

そのせいなのか、

「ワンキャリアの人って、優秀そうだけど、怖そう」

と言われることがあります。実際に、社内に最近転職してきたメンバーにも「もっと殺伐で、怖いと思っていました」と言われてしまいました。たしかに、ワンキャリアは一度、組織づくりで苦難を経験していますので、その時は、社内の雰囲気がよかった、とは言いづらい状態にあったかもしれません。

ただ、今は人事・労務に優秀なメンバーたちが入ったこと、私も含めた経営陣が幼かった考えを改めたことにより、組織を作り直し、少しずつ、確実に「いいチームになってきた」と感じます。特に、私たちが最も誇りに思い、そして大事にしているのが、

「個の強み、を大事にする」

と呼ばれるコアバリューです。前提としまして、ワンキャリアには3つのコアバリューと呼ばれるものがあります。

1つは、「本質的・長期的思考」。言い換えれば、「短期的な視点ではなく、長い目でものごとをみよう」ということ。

2つは、「挑戦と応援」。挑戦を推奨し、反対に、自分以外の人が挑戦するとき、心から応援しよう、ということです。

最後、三つ目、ここがワンキャリアが最も特徴的で、大事にしているところですが、それが「個の強みを模索し続けよう」というものです。

正直な話、私は、新卒の会社、前職の会社、そして個人活動などを通じて、ワンキャリアのメンバーが「圧倒的に優秀であるか?」と誰かに問われると、全然そんなことはないです、と答えます。
(←おい)

しかし、一方で、「魅力的なメンバーが多いか?」と問われたら、それは自信をもって「YES」と答えられます。では、魅力的なメンバーとはなにか?というと、それを一言で言うならば、自分の個性や強みを模索しつづけ、そして、周りのメンバーの個の強みも応援してあげられる人、だと私は思っています。

したがって、そういうメンバーが多いか?というと、それはもう異常なほどの割合で高い、と私は思っています。
ワンキャリアが組織として、チームとして強みがあるとしたら、この「個の強みをできる限り、大事にしている部分」だと私は確信しています。

そして、この思想の背景にありますのは、やはり、「自分の名前でも仕事ができる人が、それでも敢えてやめない会社こそが、いい会社である」と信じているからです。

結局のところ、事業と組織は両輪であります。

特に、コンテンツやデータというのは究極的に言うと、「人」からしか生まれないものです。その意味で、魅力的な人が集まる場所を作る、というのは、私たちの事業にとっても競争優位性になっている、と感じています。
(ですので、オフィスのコンセプトも「光」になっています。光とは、「人が集まる場所にあり、そして、人の魅力を引き出す存在」の象徴です。)

さて、最後に、そんなワンキャリアですが、まだまだ一緒に働く仲間を募集しています。正直な話をいいますと、弊社が誰にでも合う会社か?というとそんなことはないと思います。

個性の強い会社だと思いますので、特に以下のような特性を持つ方には向いているかと思っております。

・変化を楽しめる方
・自分の個性も仲間の個性も応援できる方
・社会にとって意義のある事業をつくることが好きな方

ここまでの話を読んで少しでも興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひWantedlyか、新卒の学生さんなら、ONECAREERのサイトからエントリーしてみてください。
(ちなみに、北野さんってワンキャリアで本当に働いているんですか?と聞かれることがありますが、ちゃんと働いています。)

▼オープンポジション(★おすすめ:まずは話聞いてみたい方)
https://www.wantedly.com/projects/277256
▼営業職
https://www.wantedly.com/projects/491037
▼事業開発・コンテンツ職
https://www.wantedly.com/projects/407468
▼デザイナー職
https://www.wantedly.com/projects/439729
▼募集一覧
https://www.wantedly.com/companies/onecareer/projects
など。

最後に、ここまで、長々と自慢話のような、過去の歴史のような話を書かせていただきましたが、私たちはまだまだ道半ばでありますし、多くのパートナー、クライアント様の力を借りながら成長していく過程にあります。

引き続きご指導いただきたく思っています。そして、今回のnoteが少しでも、事業作りや組織作りをしている方に少しでも参考になれば幸いです。

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