鵠矢一臣
短編を読むよりも僕の人となりがわからない雑記などです。つまり、もう世界になにもやることがなくなったレベルの暇人が時間を浪費するためものです。
基本的に短編。基本的に猫背。
noteの世界の人達と切磋琢磨した記録。
なんだか某短文投稿SNSに涌いてでるスパム垢の名前欄みたいなタイトルだが、これが全てである…
いきなりまず、アイデア出しから。 1. 今回の新機能には予想以上の機能性があった。 ってこ…
たかだか小学1年生だったにしては、我ながら常識的な感覚を持っていたものだと思う。少なく…
群れからはぐれたサバが泳いでいる。 はぐれた、というと語弊があるかもしれない。はぐれ…
俺たちがごちゃごちゃと押し合いへし合いしている所に、Lの野郎がやってきて言った。 「君…
ついにワクチンが僕のところにやってきた。 ただ想像していた姿とはだいぶ違っていて、玄…
「こんなんで、本当に大丈夫なんですかね?」 ネズミ色の全身タイツを着た男が、コンクリ床…
僕とカノジョは、まだ大人ではないというだけで制限をされていた。 なんでかって、条例で…
春が去り、春が巡ってくる。 その街の季節は、文字通り春だけしかない。初春から始まって…
駅前の信号機に『青紫』が追加された。進むのを自粛しなくては。 駅舎を出るとすぐ、そこ…
さくらさんは桜ではない。そよ風だ。 彼女が歩むごと、桜の花びらがひらりひらりと舞って…
寿命の切れかかった街灯が明滅をくり返していた。 ジリジリと両端から蛍光を伸ばしていき…
「リモートワーク中、絶対に部屋を覗いてはなりません」 毎朝必ず、夫はわたしにそう告げて…
駅近くの雑居ビルにある水風呂のないサウナに、そいつは入り浸っていた。 否、正確には入…
俺の手首にはバームクーヘンが巻き付けられている。もちろん手首だけじゃない、首にも足首に…
『カン!』と甲高いゴングの音が鳴った。メッセージアプリの着信音だ。 卓袱台の上に置いて…