サウナ好きに至るまで
①温泉→昔から好き サウナ→無関心
サウナは温浴施設と一緒に設置されていることが多いですが、ぼくはもともと温泉が好きで、よく行っていたので、そのついでという位置付けでサウナにもたまに入っていました。
ただ、以前は『ととのう』といった表現を知らなかったので、『とにかく我慢して汗をかくための場所』くらいの認識しかありませんでした。だから水風呂も入らなかったし、外気浴をしようと思ったこともなかったです。
②サ道がきっかけでサウナに興味を持ち始めた
サウナに興味を持ち始めたのは――多くの人がそうであるように――ドラマ、『サ道』の影響です。
たまたまアマゾンプライムで番組を片っぱしからザッピングして目についたサ道。そのあまりにもニッチすぎる内容に興味が湧いて、3話くらい続けて見たのを覚えています。
【主演の原田泰造がサウナに行ってととのって気持ちよくなる】という、なんとも意味不明なドラマですが、たしかにとても気持ちよさそうな描写で描かれているのです。
すると、ドラマを見続けるうちに、「ととのう感覚を自分も味わってみたい」と思うようになり、サウナを目的に温浴施設に通うようになっていました。
しかし、一度も『ととのう』を体験することはありませんでした。
サ道を見ては『ととのう』を学び、サウナで実践を繰り返す日々が続いたのですが、経験を重ねるごとに知識も増えていたので『ととのう方法』は理解していたつもりでしたが、いかんせん全くととのわずでした。
ただ、サ道をはじめとしたサウナそのものに興味を持ちはじめ、サウナ系のマンガや雑誌等のコンテンツに触れているうちに、『サウナ=楽しいもの』と感じるようになり、気づけば暇さえあればサウナに通うようになりました。(相変わらず『ととのう』ことはなかったけど…)
③テントサウナに出会い、サウナにハマる
サウナに通うようになり、次第にサウナが楽しくなっていたころ、サウナにどっぷりはまった体験があります。
それがこれ。
※2月撮影(水温2℃)
テントサウナです。
こんな感じのテント式のサウナで
中に薪ストーブがあって*ロウリュで室内温度を一気に高める
*ストーブの上で暖められたサウナストーン(香花石)に水をかけて蒸気を発生させること。 蒸気を発生させることで、サウナ室内の湿度、体感温度が上がり発汗を促す。
120℃くらいにテントサウナ内をアツアツにして(というか痛い)
川にDIVE!!!!
そしてすぐさまととのい椅子で自然と一体化
もうね、ととのうとかそういう次元じゃなく
トびます
(出典:サウナ天竜)
サウナ天竜さん、ぼくにテントサウナの魅力を教えてくれてありがとう。
おかげさまで見事にサウナ沼にはまってしまいました。
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『ととのう』ために重要なのは、ぼくは【導線】と【温度差】だと思っています。
【導線】というのは、
サウナ→水風呂→休憩(外気浴)
この3ステップの位置関係のことです。この【導線】をいかに短くするかというのが、『ととのう』上でとても重要です。
また、【温度差】というのも重要です。
高温のサウナと低温の水風呂の【温度差】をどのように設定するかによっても、『ととのう』上でとても重要です。
んで、これを究極的に高次元で昇華しているのが、テントサウナだと思うのです。
テントサウナはどこにでも設置できるので、写真のように川沿いぎりぎりに設置することができます。
するとどうなるか
①テントサウナで身体を限界までアツアツにする(サウナ)
②テントサウナの目の前の川にDIVE!!(水風呂)
③すぐさま全身の水分を拭き取ってととのい椅子へ(休憩、外気浴)
このように、サウナ→水風呂→休憩(外気浴)の導線を最短距離にできるのが、テントサウナなのです。
そしてこれを、とくに、雪がちらつくような、川の温度が0度前後の日に、限界までテントサウナでアツアツにして極寒の川に飛び込むとどうなるか。
冥王星までぶっとびます
要するに、『ととのう』ためには、【導線】と【温度差】が大事だということです。