見出し画像

書く習慣1ヶ月チャレンジ Day15 誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ

こんにちは。くぎと申します。
「書く習慣1ヶ月チャレンジ」、15日目のテーマは「誰かにオススメしたい本・映画・アニメ・ドラマ」です。
よろしくお願いいたします。



なおりはしないが、ましになる

今回私がオススメするのは、カレー沢薫先生の「なおりはしないが、ましになる」です。

本の紹介(公式ホームページより)

発達障害について、笑いながら一緒に学ぼう

あなたのその“つらい”気持ちも、
読めばきっと“ましに”なる。

長年カレー沢氏を苦しめていたある悩み…
それは「発達障害」についての悩みだった。

発達障害への気づき、検査、通院、投薬など、
ありとあらゆる出来事を、
(おそらく)業界一片付けが苦手な漫画家・カレー沢が華麗に描き上げる!

一つのことしかできない、相手の顔を覚えられない、空気が読めないなど、
様々な「発達障害」にまつわるエピソードを、
カレー沢節のシュールな笑いで包んでお届けいたします。

小学館ホームページより https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098608645

異色の発達障害エッセイ

作家のカレー沢薫先生の発達障害エッセイです。
日常の困りごと、診断、通院、リワークプログラムなどの話が詰まっています。
医師の監修がしっかりと入っていますので、信ぴょう性もバッチリ。

病気や障害のエッセイは暗くなりがちです。
しかしこの作品は明るくてシュール。気持ちの落ち込む暇を与えてくれません。
シュールすぎて「こんなこと書いて大丈夫なの!?」と心配になることはありますが。

カレー沢薫先生の作品はシュールすぎる上に絵柄が安定しないので(失礼)、好き嫌いが分かれると思います。
試し読みしてから購入することをお勧めします。

ちなみに私は、カレー沢薫先生の作品が大好きです。

脳が多動だからこそ、名作を量産できるのかも

「なおりはしないが、ましになる」では、カレー沢薫先生の脳内が散らかっている様子を表すシーンが登場します。
これは、ADHDの特徴のひとつ「脳の多動」だそうです。

カレー沢薫先生は執筆がとても速く、たくさんの連載を抱えています。
脳が多動だからこそ、名作を量産できているのかもしれません。
そう考えると、障害もひとつの取り柄になりうるのです。

適材適所が大事ですね。合うところに行きましょう。

終わりに

他の発達障害エッセイを読んでいると
「カレー沢薫先生のエッセイのおかげで、自分の発達障害に気づいた」
と描いていました。
病気や障害のエッセイは、誰かを助ける鍵になることがあります。

ひょっとすると私も、鍵を探しているのかもしれません。
私に合う鍵、身近な誰かに合う鍵。色んな鍵。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!