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【お知らせ】コミティア142(22/11/27)へのサークル参加と頒布同人誌
参加情報
コミティア142に参加してきます。最新刊は夏コミで制作した『英国メイドの暮らし VOL.2』となります。
参加日:2022/11/27(日)サークル名:「SPQR」
配置場所:西4ホール "の"17a
イベント公式サイト:
頒布同人誌
01.『英国メイドの暮らし VOL.2』A5/256ページ/2000円
16-19世紀の英国の家政マニュアル・家事使用人マニュアルから、家政・家事・料理・礼儀作法・教育・家庭内レシピ、そして使用人の職種についての解説し、家事使用人の雇用がなぜヴィクトリア朝で最大化していくかを考察しています。
翻訳として、19世紀のベストセラー家政本『ミセス・ビートンの家政読本』の1-3章と、1880年代の使用人マニュアル『家事使用人の実践ガイド』全文を掲載しています。
02.『英国メイドの暮らし VOL.1』A5/74ページ/1000円
カントリーハウスに存在する「スティルルーム」(蒸留室)と、その名を冠する「スティルルームメイド」。近世の屋敷になぜ蒸留の仕事が存在し、家事として行われていたのか、そしてなぜその仕事が消えていったのかを、医学・薬学・レシピなどの観点で解説します。
後半は、著名な英国のオカルティストのダイアン・フォーチュンが心理学者として、第一次世界大戦後に社会問題化した使用人不足「使用人問題」を考察した出版物から、翻訳テキストを掲載します。
03.『『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド 上巻』 A5/132ページ/1000円/2017年12月
NHKで放送したドラマ『名探偵ポワロ』の全70話を、「ドラマに登場した家事使用人・ウェイトレス」をリスト化して、服装や職種、そして舞台となる屋敷・家などを考察するテキストです。35話分を扱っています。
04.『『名探偵ポワロ』が出会った「働く人たち」ガイド 下巻』 A5/180ページ/1500円/2018年12月
上記の本の続きで、残り35話分を扱っています。
05.『英国メイドがいた時代』 A5/148ページ/1000円/2011年8月
ヴィクトリア朝を経て20世紀初頭には100万人以上を超える労働人口となっていた家事使用人職が、第一次大戦、そして第二次大戦を経て衰退していく理由を、社会環境・労働環境・雇用主たる貴族の経済力から、豊富な資料で考察しています。『英国メイドの世界』の実質的な続きです。
06.『誰かの始まりは、他の誰かの始まり ヴィクトリア朝の暮らし総集編・短編集』A5/220P/1000円/2008年12月
「ヴィクトリア朝の暮らし」シリーズは、使用人の職種を個々に説明する際、超短編小説を入れてシーンを喚起していました。それらの小説を集め、また追加した短編小説集です。こちらも商業版『英国メイドの世界』では入っていない要素です。
元々、屋敷を舞台にした創作をしたくてメイドの資料を集める研究を始めており、本来的には主だった領域です。
07.『メイド表現の語り手たち 「私」の好きなメイドさん』B5/100P/フルカラー/1000円/2013年12月
「メイドスキーな人をゲストに迎えて同人誌を作りたい」と、その当時に縁がある方々やジャンルの方々にお声がけして、メイド喫茶・メイド同人・メイド研究、そして漫画家・小説家の方達にメイドを語っていただくゲスト本です。現在、ドラマ化している『霊媒探偵・城塚翡翠』の原作を書かれた相沢沙呼さんにも参加いただいております。メイド小説です。
■商業本
08.『日本のメイドカルチャー史』上下巻(2017年、星海社、上巻312P/2500円、下巻496P/3500円)
英国メイドの本を出した後、「日本のメイドブームをどう思うか?」と聞かれることが多かったことや、自分の本をメイド喫茶で働く方たちがお読みくださっていることから、「日本のメイドブームを俯瞰する本を作る」ことを目指し、20年以上にわたって断続したメイドブームを5期に分けて解説する本です。帯絵はなんと、武内崇さん。
同人誌の委託先
以下、とらのあな、メロンブックスに委託しています。
■とらのあな
■メロンブックス
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