境界線の参考書 CASE01
2021/04/26
まず何より先に、このページを開いてくれて、ありがとう。パニック状態で開いた人、冷静に対処が知りたくて開いた人と色々だろうけど、兎に角全員に向けて言いたい。大丈夫、まずは深呼吸しよう。スーハースーハー。
なんとかしなきゃ、と思ったことが小さくも大きな一歩。月面着陸だよ。人類が過去に一度しかやってないことだからね、相当凄いよ。やったぜ。
じゃあ改めて深呼吸、体が少しゆるんだな、と思ったら読み進めてね。
CASE/01
/褒められているのに受け取れない/褒められていたのに忘れてしまう/褒められている事を経験として蓄積出来ない/
■具体例■
撮影の衣装合わせのために、業者から納品された衣装を抱え友達の店に足を運ぶ。
友人らが「あら素敵な衣装ね」と褒めてくれているのに凄まじい劣等感に襲われる。
みんな無理矢理褒めなくていいのに、めちゃ恥ずかしい本当はみんなしょっぺーと思ってんだ最悪、はやく帰りたい、と凄まじい劣等感に襲われ、ひたすらに自分の存在が苦しい。
■原因■
親からまともに褒められたことがない。ある程度の、親が理解出来るような、非常に限定的且つハードルの高い結果を残してやっと評価されるがアプローチ、努力したことは無価値、無意味とされる。もしくは、度重なる暴力や暴言によって脳が自分に向かって他者から発信されるポジティブなマインドを正しく認知出来ない状態<認知の歪み>に陥っている。
■対処■
気の所為だと言い聞かせる。「みんなそんな無理矢理盛り上げなくていいよ」と悲嘆に暮れるよりも体感的に全然まし。そして何より大事なことは、これらは親の洗脳が発信してくる誤った信号であって特に意味がないのでラジオのノイズかなんかだと思っとく。現実で起こっていることはノイズの部分ではなくメインのチャンネル音声なので、極力無視をする。しかし実際完全な無視は出来ない。首が締め付けられるような感覚さえ感じる。足元がぐにゃぐにゃする。が、原因さえハッキリしていれば状況と分けて処理することが可能になるのでストレスが軽減される。
この最大のメリットは、その場から解放された後の疲労の捉え方と処理の仕方が変わること。苦しみの原因がわからないままソレに振り回されているのは足を掴まれていることを理解出来ずにジャイアントスイングをされているのと同じなんだけど、足が掴まれていることに気付けば掴まれて赤くなってしまった箇所を後で冷やすことも出来るし、敵の姿をなんとなく認知出来るので、出来ないまま振り回されているよりも次回はそこにある程度照準を合わせる準備が出来るようになる。
「今日はよく頑張りました」って自分に言ってあげよう、というライフハックがあるけれど何をどう頑張ったのかわかっていないと体感として落とし込めない。
だから原因に振り回されてもいいので、その原因を把握しながら「気の所為、気の所為」と感情を1umでいいのでそこから分離させるというは有効な手段だと思う。
勿論解決出来るのが一番いいけど、実感としては限界がある。よってある程度は墓場まで一緒だと思って割り切って生きるか、早々に自死がベストチョイスだと思う。