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【米国市場】消費者信頼感指数は下落、メタは人工知能に投資する計画!

ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学消費者信頼感指数は、市場予想の73.2よりも下回りました。これは前回の73.2よりも2.1下がった71.1となりました。

ミシガン大学消費者信頼感指数:71.1(結果)・73.2(予想)・73.2(前回)

ミシガン大学消費者信頼感指数

アメリカの消費者心理は、根強く残っているインフレと関税によるインフレ再熱を懸念しています。

消費者はインフレが残っており、今後5年から10年にかけて年率3.2%も物価が上昇すると考えています。さらに、多くに人がトランプ大統領の関税により価格が押し上げられると考えており、今後の警戒心が強くなっています。

実際に、トランプ大統領より各国に関税を課すと発言はないことと、エネルギー価格の低下するように動いているため、インフレ懸念を以前よりも弱くなってきています。

ですが、いつトランプ大統領が関税の話をするかは不透明なので十分に注意していく必要がありそうです。

米国債利回り

・米2年国債利回り:-0.44%(前日比)・4.266(1/25:7時現在)
・米5年国債利回り:-0.45%(前日比)・4.422(1/25:7時現在)
・米10年国債利回り:-0.51%(前日比)・4.625(1/25:7時現在)

米10年国債利回り

トランプ大統領による関税は中国・カナダ・メキシコ・欧州連合(EU)に対しては発言がありましたが、それ以外に国に対しては国名を言って関税を課すと発言はありませんでした。その影響もあり消費者心理は、少し楽観的になってきており、米国債利回りは減少傾向です。

来週以降もトランプ大統領の発言や連邦準備制度理事会(FRB)の結果などによる影響で米国債利回りは動くことになりそうです。

米国株式市場

  • NYダウ :-0.32%(前日比)・44,424(終値)

  • NASDAQ:-0.50%(前日比)・19,954(終値)

  • S&P500 :-0.29%(前日比)・6,101(終値)

S&P500

前日までの4営業日の米国株式市場は盛況でS&P500は最高値を更新しておりましたが、それの反動で昨夜は売りが優勢になりました。

トランプ大統領による関税を各国に課す発言が出てこないこともあり、米国株式市場は安心感がでてきて米国株が買われるようになりました。

メタ・プラットフォームズ

メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグCEOは、2025年に最大650億ドルを人工知能(AI)関連プロジェクトに投資する計画を発表しました。この資金は、マンハッタン規模の新データセンター建設やAIチームの拡大に充てられます。メタは2025年中に1ギガワットの計算能力をオンライン化し、130万台以上のグラフィックス処理装置(GPU)を導入する予定です。

また、ルイジアナ州に100億ドル規模のデータセンターを新設し、AIアシスタントやスマートグラス向けの新しいコンピューターチップを購入するなど、AIへの大規模投資を続けています。この計画は、オープンAI、ソフトバンクグループ、オラクルが1000億ドル規模のAIインフラプロジェクトを発表した直後に明らかにされました。

メタの2025年の設備投資額は、2024年の予想額から約50%増加し、2023年の2倍以上となる見込みです。ザッカーバーグ氏は、AIへの投資にはリスクがあるものの、コンピューティング技術の大きな変革を見逃すことによる損失の方が重大であると語っています。

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