くふうカンパニー財務経理部の実情と働く魅力とは
くふうカンパニーでは現在、経理ポジションを募集中です。
経理としてのキャリアを考えている方に、くふうカンパニーでの具体的な業務環境や文化をお伝えするため、財務経理部の副部長 齋藤と、メンバーの篠島にインタビューを行いました。
入社の経緯や日々の業務に対する思い、職場の雰囲気など求人票だけでは伝えきれない部分をお伝えします。
ー入社時期と入社の決め手は?
ー入社はいつ頃ですか?
篠島:2021年11月入社なので、もう少しで3年になります。
最初は財務や銀行対応が中心でしたが、今は経理の業務を中心に担っています。
くふうカンパニーに入社する前は銀行の営業だったので、キャリアチェンジでくふうカンパニーに入社しています。
齋藤:2023年11月入社です。ようやく本当の意味で会社の雰囲気含めて慣れてきました。といいますのもこれまではリモートワークが多かったので、しばらくは業務をこなすことに集中していました。
最近になって全社的に毎日出社するようになり、オフィスでメンバーと一緒に過ごすことも多くなって会社の雰囲気を肌で体感出来ています。
篠島さんにはいつも助けてもらっていて、財務や銀行まわりの業務を一緒に担当させてもらっています。
くふうカンパニーに入社する前はベンチャー企業にいて、経理を中心にしつつ総務人事、情シスも一部担うような幅広い業務をしていました。
ー今は毎日出社なんですね。
齋藤:経営に近いところで仕事が出来ることが魅力の一つでもあるので、それが出社によってリアルに感じられることは良いことだと思います。
篠島:私みたいに未経験での入社だと、シニアなメンバーがそばにいてくれないと心細い面もありました。
ただほぼ毎日出社をしており、気軽に聞くことができる環境であったためとても心強かったです。
ーくふうカンパニーへの入社の決め手
篠島:当時社外から見ても分かるくらいに組織再編やM&Aがダイナミックに行われていて、興味を引きました。
当時の面接で「どこが最終着点なんですか?」と質問したくらいです(笑)
今後も動きがありそうで、他社では出来ない面白い経験が出来そうだなと感じたのが決め手です。
齋藤:私の決め手として大きかったのは、時代の流れに取り残されたくない、という思いでした。
例えばChatGPTのようなAIの利用についても、IT事業を行うくふうカンパニーなら非エンジニアの私たちでも組織として当たり前に使って、スキルが身につけられるんじゃないかと考えました。
もちろん上場会社であることや、人の魅力もありました。例えばCFOの菅間さんはクックパッドの元CFOですし、得られることが大きいだろうという期待感等も決め手の一つでしたね。
ーそんなお二人が所属するくふうカンパニーの経理チームの役割を教えて頂けますか?
齋藤:まず前提として、くふうカンパニー本体およびグループ会社の経理を担っています。
だいたい各社2名体制で、複数社担当しているメンバーも多い環境です。
その前提の基で、各メンバーはアサインされた事業会社のBS/PLを作って決算報告をする、開示資料の元となる資料を作り上げるという、経理としてのやるべきことをきちんとやることがベースにあり、加えて経営管理に近いような役割も求められています。
これらの業務で大事なのは、事業の売上構造や指標等、数字が持つ意味をきちんと理解するように向き合うことだと思っています。
各事業会社からもらった事業報告を、ただ数字の羅列として淡々とアウトプットするだけでなく、しっかりと踏み込んで、自らも事業会社の一部である感覚を持つよう意識しています。
篠島:例えば月次決算でも、ただ作業にしてしまうとイレギュラーが起きたときに応用が利かなくなるんですよね。
各事業会社から相談が来ても「こういうルールなんで」だとお互い歩み寄れないので、向き合うことは私も意識しています。
ーグループ会社との関わりは?
篠島:どのように請求書を作ってどのように売上計上してもらうかの詳細を話し合うことが多いですね。
他にも経費計上の期日のアナウンスや計上された経費の詳細を確認するようなレベルの関わりは日常的にあります。
齋藤:私は経営層とのやりとりもあります。
具体的には、投資や予算関係、新しい取引が始まる際のリスクの洗い出し、業務フローの整備等ですね。
ーコミュニケーションが多い業務なのですね。
先程「自らも事業会社の一部である感覚を持つよう意識している」とお話頂きましたが、どんな反応ですか?
齋藤:とても協力的だと思います。
中途入社だからこそ感じますが、お互いを尊重しあう文化が根付いているように感じます。
仮に利害が一致しないケースにおいても相互に敬意を払い、譲歩案に向けて建設的な議論ができています。
ー経理チームはどんな雰囲気ですか?
齋藤:柔軟な人が多い印象ですね。
経営層に踏み込んでいく特性もあってかコミュニケーション能力が高くて、融通の利く人が多いなと思います。
「経理」からイメージされる堅い印象みたいなものは全然感じないですね。篠島:ほんとにストレスフリーなんですよね。
仕事におけるストレスがなくて、精神衛生上とても良いといいますか(笑)
ーめっちゃいいじゃないですか!!(一同)
具体的にはどんなところでそう感じるんですか?
篠島:「やりたい」と手を挙げる人にはしっかりチャンスが与えられるし、そうしたチャレンジによって失敗することがあっても、上司は原因と対策をある種淡々と一緒に考えてくれるスタンスなんです。
いわゆる「詰める」というような情熱的な指導ではないので、人によってはドライに感じる方もおられるかもしれませんが、私は性に合っていると感じます。
ーくふうカンパニーの経理として働く魅力は?
篠島:アサインされた会社の経理全体を担当できることは魅力だと思います。
例えば大手企業では経理業務が細分化されているケースも多いと思いますので、いち経理担当の私が全体像を把握出来るのはとても大きなメリットだと思います。
齋藤:実際月次決算手続きについては早々に丸ごとお任せするケースが多いですよね。
もちろんシニアなメンバーがチェックには入っていますが、仕訳も含めて月次決算のBS/PLを固めるまでのプロセスを一通り学べるのは、他社ではなかなかないポイントかもしれません。
篠島:しかも、異なるビジネスモデルの会社に複数社アサインされるので、1社の経理を担うより得られることが数倍あるなと感じています。
齋藤:もう一つ大きな特徴を上げるなら、M&Aや組織再編の多さです。
組織再編といっても部署異動レベルではなく、グループ会社を吸収分割したりA社の事業をB社に譲渡したりと多種多様なことが比較的短いスパンで行われています。
これらに伴うテクニカルなやり取りが多数ありますが、これに関与出来ることは他社ではなかなか出来ないことだと思います。
もちろん上場会社ならではの開示に関する業務や連結決算の経験なども希望すれば関与できますし、こうしたことに興味があって学びたい人にとってはもってこいの環境です。
ー経理ポジションのミッションを教えて下さい!
齋藤:候補者のこれまでの経験によって期待する役割は分かれますね。
ご入社いただく方のご経験が十分であれば、月次決算をお一人で担って頂くことを期待しています。
お一人といっても、例えば仕訳業務等はメンバーに指示を出しながら管理し、リードして欲しいと考えています。
他には、四半期に一度の決算対応や予実管理等が具体的なミッションです。篠島:ご入社いただく方が、これから経験を積み上げていく方でしたら、まずは担当会社における債権管理、債務管理等の作業を一つずつこなしてもらうことになると思います。
経理チームには、私もそうですし他のメンバーも元々未経験の入社者が多いので、組織としてそうした方の受け入れには一定慣れています。
ただし教育はOJTが中心で、受け身の方を想定していないので、学びたい意欲が高い方がフィットすると思います。
ー最後に、求められるスキルやスタンスはありますか?
齋藤:調整力と各事業会社を理解しようとする姿勢でしょうか。
事業会社側と経理側で大切にしたい指標が一致しないこともありますので、どこを折衷案とするかを調整することがしばしばあります。
先程もお話に上がりましたが、互いを尊重しあいながら否定せずに、各ステークホルダーがなるべく気持ちの良い着地点を探すことに時間を掛けています。
各事業会社を知らないと寄り添えないので、理解しようとするスタンスは大切だと思います。
篠島:各事業会社の理解が必要なのには、各社全く違うビジネスモデルを展開しているという背景もあります。ビジネスモデルが違うと、例えばどこで売上が発生してどのタイミングで請求書を発行するのかが異なります。
そうすると経理として考慮するポイントも変わってきますので、一口に経理といっても細かい業務は担当会社によって異なるんですよね。
担当会社が違うだけで、BS/PLを作るという意味では各メンバーのやることは一緒なんですが、そこに至るまでの細かいプロセスには違いがあります。齋藤:他には、各社が導入しているツールが違うケースもあるので、それを統一しましょうという提案もしたりしますね。
各事業会社に入り込む一方で、グループ全体の最適化を考えて提案することも役割の一つです。
そうした提案の際に、自分の考えをロジカルに伝えられることも大切なポイントです。経営層と近いところで業務をするということを考えると必要な要素だと思います。
ー絶賛経理ポジション募集中です!
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