9月金時山
9月に金時山に行った時のものです。
9月11日。年度初めから論文→就活→論文→学会のコンボでそろそろキツくなってきたので山に行くことにした。ということで新宿から小田急バスで乙女峠へ。そこそこ標高が上がったというのにバカ暑い。まだ夏である。
登山開始。予定時間より30分程度遅い出発のため若干急いで登る。人が多いため遭難することはないだろうと、かなり適当に登った。ということで第一の山頂到達。ただ、山頂なんだか良く分からない場所である。休憩を取らずに先を急ぐ。
金時山に近づくと多少足元が狭くなるが、鎖場などは一か所も無かった。ちょっとしたハイキングの感じ。特に何事もなく山頂に到着。ここまで大体1時間半。体感筑波山より楽かもしれない。今回は料理セットを持ってきていないため山小屋でうどんを頼んだ。店員さんの応対にだいぶ味があった。軽く休憩をし次の山頂へ。
金時山から降りる際に、これから歩く登山道がよく見えた。背の高い草が付きまとう、あまり楽しくなさそうな道のようだ。実際にもその通りで、薄暗く不愉快な登山道だった。
ここまで来ると登山客も少なく若干の心細さを感じた。とはいえ、特に危ない目にあうこともなく明神ヶ岳に到着。軽く休もうとベンチに座っていたらヤバイ量のハチが周囲を飛んでいることに気が付いた。怖いので退散。
同じような薄暗い道をひたすら歩き続け強羅の近くの明星ヶ岳に到着した。明神ヶ岳~明星ヶ岳間は足元も笹で覆われていた。また、明星ヶ岳については、山頂がどこだか分からない感じだった。このまま塔ノ岳を経由すれば箱根湯本に行けるが、宿を強羅に取っていたためここから下界に降りることにした。
ただでさえ薄暗い道なのに、「遭難者を探しています!」という顔写真付きのポスターが張られていたりしてだいぶテンションが下がった。その後は、強羅付近で夕食を食べ宿に向かった。総括としては、金時山は楽しかったが、それ以降は尻すぼみな感じがするコースであった。次来るときは金時山だけ登って仙石原に降りたほうが満足度は高いだろう。であれば日帰りでも良かったかもしれない。ちなみにこの乙女峠→強羅までのルートで獲得標高1500メートルの18キロぐらいである。箱根湯本まで行くと20キロ超えるぐらいなのだが、雪村あおい(ヤマノススメ)のそのルートを通ったらしい。
次の日は大涌谷を見てから帰ることにした。石とか木とかが腐ってていい感じだった。昨日上ったコースも良く見える。2日とも晴れてよかった。その後は、箱根湯本で適当に食べ帰宅。